経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
人間中心設計フォーラム2011

 11月16日(水)の午前中、大慌てでパシフィコ横浜で行われている「ET2011組込技術展」に行ってきた。

 お目当ては、HCD-Netが開いているカンファレスへの出席だ。

■タイトル:ET2011カンファレンス・スペシャルプログラム
「人間中心設計フォーラム2011 - 組込型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例」
■日時:2011年11月16日(水)10:00-12:00
■場所:パシフィコ横浜
■会場:ET2011組込技術展
■詳細及び申込:http://www.jasa.or.jp/et/
■主催:ET2011事務局、人間中心設計機構
■内容:http://www.hcdnet.org/event/forum/2011_1.php

 会場に入ったら知っている人だらけ。メーカーの取り組みをまとめて聞けるのは毎年行われるこの組込技術展だけだからだ。

1)JVCケンウッドにおけるHCD事例:ユーザーの利用状況記述方法
 講師:和井田 理科、(株)JVCケンウッド
 HCD活動を社内に持ち込もうと奮闘する和井田さんの苦労が見えるようだ。ほとんどの企業がそうなのだろうが、活動を積極的に牽引する人がいるかいないかだな。

2)アドバンスデザインにおけるHCD
 講師:八田 晃、株式会社ソフトディバイス代表取締役
 京都の八田さん、関東メジャーデビューみたいな感じでした。彼の話を初めて聞いた人が多かったのは意外でした。もったいないですね。。

3)携帯電話開発におけるHCDの取り組み
 講師:竹川博之、メディアキュート株式会社事業推進、事業推進担当部長
 体調が悪かったので、ぐっすり眠ってしまった。
 突然、隣の紳士から「浅野さんですね。」と声をかけられる。恥ずかしかった。

4)リコーにおけるHCDの実践ー テレカンファレンスシステム開発の事例
 講師: 島村 隆一、株式会社リコー、総合経営企画室  総合デザインセンター。スペシャリスト
 我らが島村さんの発表。流石は大リコーのプロジェクトだ。
 4年かかって回したHCDプロセスは圧巻。
 1月下旬に第8回新横浜ユーザビリティ研究会で話してもらう予定。

5)これからの人間中心設計のアプローチとは
 講師:山崎 和彦、千葉工業大学、工学部デザイン科学科、教授 
 山崎先生は、最近凝ってる行動観察とユーザーエクスペリエンスの話。
 12月13日に一緒にセミナー講師をやるので、手の内が見れて良かった。ww

 上田カオリちゃんに会ってから、急いで学校に戻った。

◇関連情報
・NHN Japan 佐藤さん
posted by アサノ | 00:28 | HCD関連情報 | comments(2) | trackbacks(0) |
第4回WebUX研究会のお知らせ
 
■日時:6月4日(土)14:00〜17:00
■会場:KDDIウェブコミュニケーションズ:セミナールーム(麹町)
■内容:
第一部「コミュニティーの学び」
・基調講演:千葉工業大学 安藤先生
・社内の部活動:サイバーエージェント鈴木
・他社との交流ShibuyaUX:GMO伊藤
・おとなの学びhcdvalue:ECナビ榎本

第二部「WebとUXデザイン」
パネルディスカッション
パネラー:安藤先生・楽天脇阪さん ネットイヤーグル―プ坂本さん・アクアリンク平野さん・浅野。

■会費:無料
■申し込み:こちらから http://kokucheese.com/event/index/9809/
■申し込み開始:2011年05月06日 00時00分から

■懇親会:あり

■昨年11月の模様:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1704
posted by アサノ | 00:18 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
大地震の翌朝 日本人間工学会アーゴデザイン部会合宿研究会
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 昨夜深夜3時過ぎに最後の学生を磯子まで送り届け、その足で逗子までやってきた。
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 湘南国際村の路上に車を止めて仮眠。
 目が覚めたら、富士山がきれいに輝いていた。朝日って本当に生命の源だと実感!
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 湘南国際村センターで行われている「日本人間工学会アーゴデザイン部会合宿研究会」を覗きにきたのです。
 よれよれの姿で、合宿の朝食に紛れ込みホッと一息。。
 ここは逗子といえども高台なので、津波の心配は無い。
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 湘南国際村センターはきれいな建物です。
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 毎年あるのだが、どうしても調整がつかず参加出来たためしがない。
 参加者の皆さんは、地震が起こる前からここに居たそうなので、反対に下界の情報を知らないという。
 かえって怖かったそうだ。
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 朝食後「世界を変えるデザイン展」の実行委員長である本村拓人さんの講演。
 BOP(ベース・オブ・ザ・ピラミッド)=年間の所得が「3000ドル未満」の層を「マーケット」と捉え、こうした人たちの潜在的なニーズを現場で視察し、収集しながら安価で、なおかつ生活向上に役立つ商品の流通から開発までを提供する事業を開始する。
 今私が凄く関心のある人だ。娘にもそういった研究をさせたくて、この合宿に参加させたぐらい。
 本村さんは、昨日地震で交通機関が止まり鎌倉から逗子まで歩いてこられたそうだ。

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 講演後、昨夜から続く「これからのHCD」というワークショップを見学。
 合宿に参加していた娘とも会えて一安心。
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 8名ぐらいのチームが4つ。
 かなり突っ込んだ話が行われている。
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 10時50分より発表会。
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 このアーゴデザイン部会というのは研究者・教員・企業人・学生(学部2年生もいた)と多岐に渡る人々が参加している。
 これまでは「ビジョン提案型デザイン手法」といったかなり実務的な手法開発をしていたと思ったら、今度は「これからのHCD」といった議論をしているのが面白い。
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 お昼ごはんをご馳走になって昼過ぎに帰途に着く。
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 帰りの横浜横須賀道路→横浜新道→第三京浜はがら空きで瞬時に帰宅。
 32時間ぶりに家に帰り着いた。。お疲れさま
posted by アサノ | 00:04 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
Shibuya UX Meeting
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 1月25日(火)市ヶ谷でミーティングが終わった後に、渋谷でもう1軒Web会社さんと打ち合わせしてから、ECナビさんにやってきました。
 なんでも、Shibuyaに集まっているWeb企業で働くUXに興味のあるディレクターやデザイナー、エンジニアの集まりがあるというので参加して来た。
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 皆30才前後の若者ばかりで、おっさんは私一人。完全なアウェー感の中、佐藤郁哉さんの「暴走族のエスノグラフィー」を思い出した。
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 主催者は渋谷にあるWebサービス企業に勤める3人の人達。
 3人とも面識があるので入れてもらいました。
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 各社3分間自社のUXへの取り組み紹介。最初はサーバーエージェント。
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 続いてECナビ。各社沢山のサービスを運営しているんですね。
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 まずは幹事の3人が発表。3番手GMOメディア。ここもいろいろやってます。
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 mixiさん。今度一緒にワークショップをやる予定。
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 NHN Japanの佐藤さん。最近は発表に風格が出てきました。
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 暮れに「新横浜ユーザビリティ研究会」に出席して下さったマイネット・ジャパンさん。
 このあたりの発表者までは、皆セミナーやワークショップで教えたことのある方々だったので、かなり安心してきました。(笑)
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 ブログサービスのSeesaa さん。
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 Twitterでペルソナを作成する方法を発表してくれた、ジェネシックスさん。
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 livdoorさんもUXに取り組み始めてました。NHN Japanさんとは合併したけど、こういった交流は無いそうです。
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 ペパポ(通称:ロリポップ)さん。
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 楽天さん。サービスが60以上・・・。
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 リクルートさん。
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 リクルートさんもこんなにサービスがあるんだ?
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 最後にはてなさん。
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 しばらく飲み食いしながら名刺交換タイム。
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 後半はミーティング手法の「ワールドカフェ」を使って「自社にどうやったらUXを根付かせるか」というテーマを議論。
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 ちょっとシャッフルディスカッションみたいで面白かった。
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 模造紙だけで出来るのが簡単そうだ。
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 各チームが発表。
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 いろいろな意見が出たが。最終的には楽天の坂田さんが言っていたように「良いサービスを作って」「どうやったの?」と聞かれたら「UXです」と答えるのが一番効果的だと思う。
 基本的には上司もクライアントも手法や理念には評価もお金もくれん・・・。

◇関連情報:
note.sanochka.com
CAUXのブログ
posted by アサノ | 00:09 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第6回HCD-Netサロン インタラクションとHCD in 京都
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 情報デザイン特論の講評会終了後、東部構内から西部構内へ移動。
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 こちらの方が少し新しいめの校舎。
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 次は第6回HCD-Netサロン「インタラクションとHCD in 京都」。
 最初は、京都のオーバルプラン代表田輪恭久さんによる「オーバルにおけるインタラクションデザインの事例」。
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 同社のシーズ/ニーズマトリックス法の紹介。
 京都って凄い会社のあるところだと関心する。後で京セラ渡辺さんに紹介していただき名刺交換させていただきました。
 そのうち「新横浜ユーザビリティ研究会」でも話していただこう。
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 2番手はシャープ・デザインセンター福田江貴さんの「シャープにおけるUI開発の事例とUIへのアプローチについて」。
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 最後はソフトデバイス代表八田晃さん「インタラクションデザインの現場 ー 現在とこれから」。P1160843.JPG
 八田さんの話はいつも面白い。
 最近ではブレッドボードプロトタイピングよりも、ムービーによるシミュレーションが多いという。
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 電子「オズの魔法使い」ですね。
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 今度学生とやってみようと思う。
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 後半はパネルディスカッション。
 山崎先生は千葉工大の院生のポスターを持って来て説明中。
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 今回はポスター発表が多く、カホちゃんも卒業研究に向けて勉強になったでしょう。
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 今回は定員70名で募集したが、応募が殺到してキャンセル待ちも出たとか。
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 GK京都さんからの出品。HCD関連の発表では珍しい実物大モック。クオリティが素晴らしい。
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 櫛研の学部生もモックを持ち込んでプレゼン。
 こういう大勢の方からコメントを貰えるチャンスがあるのは幸せですね。

 私もポスター発表。ポスター制作はゼミ生の鈴木ペー君。ありがとう。
 普段は口頭発表しかしないのだが、京都だけはポスターしかないので恥ずかしいがやる・・・。
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 結構聞いてもらえて、ポスターはNTT関西の娘が持って行った。
 最近私の研究は「新規サービス」の立ち上げに使えるんじゃないかという人が多い。
 自分じゃ自分のやっていることの価値は分からないものだ。だから出来るだけ発表をしようと思う。
posted by アサノ | 00:15 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第6回HCD-Netサロン インタラクションとHCD in 京都 (詳細プログラム掲載)

http://www.hcdnet.org/news/6hcd-netin.php
 
第6回HCD-Netサロンのテーマは「インタラクションとHCD in 京都」。
恒例となっている、京都でのイベントを企画しました。
今回は、デザイン事務所で多様な活動している田輪さんと八田さん、そして、ガラパゴス携帯のデザインなど、シャープの福田さんに話題を提供していただき、参加者でディスカッションを深める予定です。
皆様のお越しをお待ちしております。
好評につき、教室を変更して定員を70名としました。

■日時:2011年 1月21日(金)17:00〜20:00   受付16:30
■会場:京都工芸繊維大学・総合研究棟4F多目的室(地下鉄松ヶ崎駅より徒歩8分)
■参加費: 会員:2,000円、会員学生:1,000円、一般:5,000円、一般学生:1,000円
■定員:70名(好評のため定員を増やしました、申込順)

■プログラム
17:00-17:10 「インタラクションとHCD」、山崎和彦氏(千葉工大・教授)
17:10-17:40 「オーバルにおけるインタラクションデザインの事例」、田輪恭久氏(オーバルプラン・代表)
17:40-18:10 「シャープにおけるUI開発の事例とUIへのアプローチについて」、福田江貴氏(シャープ・デザインセンター)
18:10-18:40 「インタラクションデザインの現場 ー 現在とこれから」、八田晃氏(ソフトデバイス・代表)
18:50-20:00 パネル発表及びディスカッション
・「NECにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、河野泉氏(NEC・UDブランド室)
・「京セラにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、長谷川純一氏(京セラ・ユーザビリティ課)
・「シスメックスにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、三島義博氏(シスメックス・デザインセンター)
・「自社開発のiPadアプリ、RecFinger」、中内淑文氏(ユニックスデザイン)
・「ユーザビリティ評価手法SUMとそのソフトウェアの紹介」、上原 信哉氏(和歌山大学)
・「情報操作機器におけるフローデザインパターンの構築および提案」、和田 智紀氏(和歌山大学)
・「コンセプト・リファイン方法の研究 ーストーリーボーディングの提案ー」 、浅野智氏(横浜アーツ専門学校)
・「経営•組織デザインに生かすHCD ーペルソナ手法の活用」、吉井誠氏(アイ•エス•テイ)
・「サイト固有のカテゴリ構造を考慮したサジェストインタフェースの提案」、木村久美子氏,堀 雅洋氏(関西大学)
・「利用者参加型のスポーツ遊具開発 ユニビークル」、梶川伸二氏(GK京都)
・「シスメックスにおけるペルソナによる開発プロセスへのアプローチ」、水本徹氏(シスメックス)
・「弁当様式のインタフェース:PHOTO Bento、アレックス・コバチ氏、ポール・ワラントン氏、岡澤佳恵氏、中内菜都花氏(京都工芸繊維大学)
・「HCDとインタラクションに関連する活動」、山崎和彦氏(千葉工大)

■参加申込
メールタイトルを「第6回HCD-Netサロン参加希望」として
氏名、会員種別(正会員、賛助会員、学生、一般)、所属先名、
連絡先(TEL, e-mail)を記載の上、お申し込みください。

申込:応募多数のため締め切りました

 昨年のパネルセッションの様子。
posted by アサノ | 00:10 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第2回HCD研究発表会 直前情報
■イベント概要:
 人間中心設計(HCD)やユーザビリティに関する専門の研究発表会として、昨年度より開催している「HCD研究発表会」を本年度も開催いたします。 人間中心設計、ユーザビリティに関わる研究や事例、提案などを幅広く募集しました。日頃の成果・取組みを紹介していただきます。

■日程:2010年12月15日(水)  午前10時30分〜
■会場:産業技術大学院大学 秋葉原キャンパス(秋葉原ダイビル12階)
■参加費:会員:1,000円、 非会員:2,000円、学生: 無料
■主催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
■協賛:特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会

研究会プログラム
■資格認定セッション
10:30 - 12:00    「認定人間中心設計専門家」2010年度資格認定に関する説明会
■研究発表セッション
13:15 - 13:40 ユーザビリティ評価
1. 行動観察プログラムOBSERVANT EYEのユーザビリティ評価
     易 強 (静岡県工業技術研究所)
13:40 - 14:20 ユーザ行動・ユーザモデル
2. スマートモバイルデバイス利用による近傍コミュニケーションの様相
     飯塚 重善 (神奈川大学)
3. HDDレコーダユーザのUX評価の継時的変化と評価構造
     安藤 昌也 (産業技術大学院大学)
14:20 - 14:30    休憩 10分
14:30 - 15:10 ユーザビリティ評価方法論
4. webユーザビリティ評価の時間評価研究
     鈴木 啓示 (東海大学大学院)
5. ユーザビリティ評価用コンテンツ領域対応視線分析方法の開発
     松延 拓生 (和歌山大学)
15:10 - 16:00 HCD方法論
6. コンセプト・リファイン方法の研究(ストーリーボーディングの提案)
      浅野 智 (横浜デジタルアーツ専門学校)
7. 研究開発へのHCDの活用
     山崎 和彦 (千葉工業大学)
16:00 - 16:30 ポスターセッション
※この時間は、発表者がポスター前に常駐し質疑に対応します。なお、ポスターは研究会中は常時掲示します。
・ リモートウェブユーザービリティ評価ツール: eMonitor(PCサイト及びモバイルサイト(β)版)の説明
      黒崎 武昭 (インターメント)
・ イノベーションのためにユーザー調査結果の分析手法の提案
      稲葉 貴志 (千葉工業大学大学院)
・ 高齢ユーザーを対象とした製品調査手法の研究
      上田 香織 (千葉工業大学大学院)
・ WARAIPRODUCTSの研究 −世界へ向けた笑いを誘発するプロダクトの研究
      亀井 隆昭, 山崎 和彦 (千葉工業大学)
・ ミネラルウォーターの商品企画とそのブランディングと広告展開の提案
      黒坂 晋 (千葉工業大学)
・ ユーザリサーチに基づくコンセプトデザイン発想の研究:KA法で得た結果の活用法について
      廣瀬 優平, 安藤 昌也 (産業技術大学院大学)
・ ユーザビリティテストにおける操作プロセスの可視化手法がもたらす有効性の研究
      篠倉 美紀 (エクスカル)
・ HCD-net手法SIGについて
      伊藤潤(HCD-net理事:開発委員会 手法SIG準備WG担当)
■ 事例発表セッション
16:30〜17:30
「WEBサービス企業におけるHCD導入の現状と展望」
 2010年は、WEBサービスなどこれまで人間中心設計が十分には取り入れられていなかった国内のWEB関連企業が、組織的にHCDやUXの考え方や手法に取り組む事例が増えてきました。
 そこで、国内の主要なWEBサービス企業におけるHCDの取り組みを紹介していただくとともに、HCD導入のポイントや課題、今後の展望についてパネルディスカッションを行います。

・事例1: 「Ameba におけるUX 向上の取り組み」 サイバーエージェント 鈴木千絵 氏
・事例2: 「インターネット事業に適したHCD 活用方法とは?-NHN Japan における取り組み事例より」 NHN Japan UXチーム 佐藤純 氏
・パネルディスカッション
コーディネーター:浅野 智氏(横浜デジタルアーツ専門学校、HCD-net評議委員)

■表彰式
17:30〜17:35
優秀発表の表彰式
posted by アサノ | 02:24 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第5回HCD-Netサロン デザイン思考とHCD 行ってきました
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 11月25日(木)夜、恵比寿のクリエイティブスペースamuにやってきました。初めて来たけど、おしゃれな建物です。
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 今回のHCD-Netサロンは、「デザイン思考とHCD」。
 東京大学i.schoolディレクターの田村大氏の基調講演とパネルディスカッション。
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 ビジネス・エスノグラフィーについての講演だったが、知っているつもりで知らないことだらけだったことを思い知る。ありがとうございました。
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 田村大さんにHCD-Net理事の山崎先生、長谷川敦士さんとインフィールドデザイン代表佐々木千穂さんが参加されてパネルディスカッション。
 ちなみに当日は参加出来なかった人たちのためにUst中継したら722人が視聴していたそうだ。
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 終了後はお洒落なバースペースで懇親会。
 本当にHCD-Netサロンは面白い。
 次回は2011年1月21日(金)17:30より恒例の京都です。
posted by アサノ | 00:15 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第2回HCD研究発表会 プログラム発表
人間中心設計(HCD)やユーザビリティに関する専門の研究発表会として、
昨年度より開催している「HCD研究発表会」を本年度も開催いたします。
人間中心設計、ユーザビリティに関わる研究や事例、提案などを
ご紹介します。皆様のご参加をお待ちしています。

■日時:2010年12月15日(水) 午前10時30分〜
■会場:産業技術大学院大学 秋葉原キャンパス(秋葉原ダイビル12階)
■参加費:HCD-Net会員:1,000円、 一般:2,000円、 学生:無料
■主催:特定非営利活動法人人間中心設計推進機構
■協賛:特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会 (予定)

■プログラム
【資格認定セッション】
10:30 - 12:00         
「認定人間中心設計専門家」2010年度資格認定に関する説明会
HCD-netでは、人間中心設計専門家の資格認定を行っております。2010年度の資
格認定に関する概要と申請書類の書き方などについて、説明会を開催します。受
験を予定されている方は、ぜひご参加ください。

【研究発表セッション】
13:00 - 13:40 〜ユーザビリティ評価〜
1. ユーザエクスペリエンスの要素を用いた電子書籍アプリの
ユーザビリティ評価     堀江 祐介氏(千葉工業大学大学院)

2. 行動観察プログラムOBSERVANT EYEのユーザビリティ評価
   易 強氏 (静岡県工業技術研究所)

13:40 - 14:20 〜ユーザ行動・ユーザモデル〜
3. スマートモバイルデバイス利用による近傍コミュニケーションの様相
   飯塚 重善氏 (神奈川大学)

4. HDDレコーダユーザのUX評価の継時的変化と評価構造
   安藤 昌也氏 (産業技術大学院大学)

14:20 - 14:30    休憩 10分

14:30 - 15:10 〜ユーザビリティ評価方法論〜
5. webユーザビリティ評価の時間評価研究
   鈴木 啓示氏 (東海大学大学院)

6. ユーザビリティ評価用コンテンツ領域対応視線分析方法の開発
   松延 拓生氏 (和歌山大学)

15:10 - 16:00 〜HCD方法論〜
7. コンセプト・リファイン方法の研究(ストーリーボーディングの提案)
   浅野 智氏 (横浜デジタルアーツ専門学校)

8. 研究開発へのHCDの活用
   山崎 和彦氏 (千葉工業大学)

16:00 - 16:30 ポスターセッション
※この時間は、発表者がポスター前に常駐し質疑に対応します。
なお、ポスターは研究会中は常時掲示します。

・ リモートウェブユーザービリティ評価ツール: eMonitor(PCサイト及び
 モバイルサイト(β)版)の説明  黒崎 武昭氏(インターメント)

・ イノベーションのためにユーザー調査結果の分析手法の提案
   稲葉 貴志氏(千葉工業大学大学院)

・ 高齢ユーザーを対象とした製品調査手法の研究
   上田 香織氏(千葉工業大学大学院)

・ WARAIPRODUCTSの研究 −世界へ向けた笑いを誘発するプロダクトの研究
   亀井 隆昭氏, 山崎 和彦氏(千葉工業大学)

・ ミネラルウォーターの商品企画とそのブランディングと広告展開の提案
   黒坂 晋氏 (千葉工業大学)

・ ユーザリサーチに基づくコンセプトデザイン発想の研究:KA法で得た結果
  の活用法について
   廣瀬 優平氏, 安藤 昌也氏(産業技術大学院大学)

・ ユーザビリティテストにおける操作プロセスの可視化手法がもたらす
  有効性の研究  篠倉 美紀氏 (エクスカル)

・ HCD-net手法SIGについて
   伊藤 潤氏(HCD-net理事:開発委員会 手法SIG準備WG担当)

【事例発表セッション】
16:30 - 17:30
「ネット系企業におけるHCD活動事例」(現在交渉中です)

17:30 - 17:35    表彰式
優秀発表の表彰式

■参加申込方法:
メールタイトルを【2010年度第2回HCD研究発表会】として、
お名前、所属先名、メールアドレス、
正会員/賛助会員/一般/学生を記入して
hcdnet_registration@hcdnet.orgまでご連絡ください。

 
posted by アサノ | 00:17 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
第2回HCD研究発表会
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 今年もHCD-Netの研究発表会の案内が来た。
 12月15日(水)は終日授業があるので、今年はパスかと悩んだのだが・・・・。
 自分に言い訳をしてはいけないと思い、とりあえずは申し込みをしました。
 まずは何を発表するか考えよう。予稿集の原稿は21日までだし。
 
◇HCD-Net:2010年度 第2回HCD研究発表会(第2報) [予告]
posted by アサノ | 00:36 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
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