経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
66th 日本デザイン学会「デザインとヒト:未来に向けて」

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 6月28日(土)、久しぶりに日本デザイン学会にスポット参加。

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 ちょうど着いた時がポスターセッションの真っただ中。

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 最近は巨匠もTシャツ姿なので、何も知らない学部生は恐れを知らないプレゼンテーション。w

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 デザイン学会もそろそろ世代交代の時期に来ている。

 これからは30代40代の先生方の時代だ。

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 旧世代が集まっちゃった。w

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 口頭発表は三澤さんの発表を聴く。

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 続いてこの会場で、オーガナイズドセッション。

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 Xデザイン学校がオーガナイズドした「これからの社会人のデザインの学び」。

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 一人ずつ話題提供の後にディスカッション。

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 WEデザインスクールの稲葉さんの話が心に響いた。

 私もこれに近いことは言うのだが、非常に上手くまとまっていて脱帽。

 テクニカルスキルよりもポータブルスキルが大切だが、意味のイノベーションの為にはスタンスや価値観・姿勢や態度が必要だ。

 その部分を涵養しないとテクニカルスキルは活きない。

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 学会終了後に懇親会があり、二次会に矢場の味仙に来た。

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 味仙は年に1度は来ないと禁断症状が出る。w

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 なんでも辛い。w

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 ここで、高価なエビチリを食べたのは初めてだ。w

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 なぜか親子感。。w

 

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 そしてしめは定番「台湾ラーメン」。辛いw

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 もう1軒伏見のワインバーで沈没。。

 明日は浜松に移動。

posted by アサノ | 07:32 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
HIS2015 学生UXDワークショップ
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 9月1日(火)、早朝に羽田を出て函館に昼前に到着。
 空港でレンタカーを借りて、ホテルに寄り事前に送った機材を受け取って、公立はこだて未来大学に来た。
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 今回の未来大は、ヒューマンインタフェースシンポジウム2015の会場校である。
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 レジストレーションを済ませて会場へ。
 まずは学食でランチ!
 北海道に来たので「辛味噌ラーメン」と「豚丼」。ww
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 今回は学会企画ワークショップ「学生UXDワークショップ」のオーガナイザー(座長)として来ました。
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 東京から講師として楽天脇阪さんにも来て頂きました。
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 今回は、チーム内でのインタビューから、「最悪の旅」をカスタマージャーニーマップで記述し。快適な旅体験を提案するというものであった。 
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 調査では「何か困ったことはありませんでしたか。」といった回顧的なインタビューでは、インタビューイからのピュアな発話は得られず。
 むしろインタビューイは「最悪の旅は如何でしたか。」という問いに、自ら内省し「何が出来なかったから最悪だった」との気づきを持って話をしてくれるものだ。
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 芝浦工大の院生達は、流石に場慣れしている。w
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 ワークの途中で抜け出して、他の部屋も覗いてみたら。
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 「takram」さんがワークショップを開いていた。
 流石に人気らしく、他の部屋とは段違いの参加者数。w
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 ここはなにか?と覗いたら。
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 「Gaji-Labo山岸さんがワークショップを開いてました。
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 5年ぶりぐらいの未来大だ。
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 相変わらず、この研究室のレイアウトはいいね。
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 指導教官の皆さんも見学中。
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 カスタマージャーニーマップは、ユーザーとサービスの出会い(タッチポイント)をコンテクストに沿って多数発見する記述する技術である。
 インタビューから、この記述により「満足」と「不満」のタッチポイントを発見し、その手当を考え修正や変更を加えることにより良い体験を創り出す(UXD)ツールになる。 
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 奇しくもインドネシアからの留学生がおり、海外からの旅行者の日本での「最悪の旅」体験を知ることができ、非常に有意義な議論が出来たのが興味深かった。
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 約4時間のワークショップ終了。
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 レンタカーに相乗りして函館市内へ戻る。
 未来大は交通が不便なのが学会では辛い。w
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 夜は山岸さんを連れて、私が函館に来たら必ず訪れる谷地頭の「江戸松」へGo!
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 まずはお刺身を切って貰って、生ビール!
 ふぅ〜、このために函館まで来たのです。
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 お寿司!
 この店はいつ来ても、職人さんの真っ当な仕事の感服させられます。
 毎晩でも来たいが、明日水曜日は定休日とか。がっくし
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 途中の市電の中で、函館山から降りてきた和井田さんにばったり会う。
 函館狭すぎる。ww
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 イトジュン氏が席を取っていてくれた函館駅前の「汐活」で、更にもう1軒はしご。
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 ここも、未来大の先生方御用達のお店とか。
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 函館に来ると、毎日イカを食べることになりそうだ。ww

◇HIS2015アーカイブ
9月1日(火):学生UXDワークショップ
9月2日(水):恵山ドライブ
9月2日(水):函館山の夜景
9月3日(木):情報デザインファーラムin函館(前編)
9月3日(木):情報デザインファーラムin函館(後編)
posted by アサノ | 06:18 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本デザイン学会第62回春季研究発表大会 参加してきました
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 6月14日(日)、早起きして8時過ぎに西千葉駅に降り立つ。
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 金曜日から、ここ千葉大学で「日本デザイン学会第62回春季研究発表大会」が開かれており。
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 金・土と野暮用で来れず、最終日だけの参加です。
 昨年の福井工大はサボってしまったので、1日でも出ておこうかと。
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 一昨年の筑波大から、発表していないので。
 若干モチベーションが落ち気味だ。w
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 ちゃんと午前のセッションを聴いて。
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 ポスターセッションの会場へ。
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 珍しくデザイン学会の会場で安藤先生発見!w
 研究室の学生さんがポスター発表していました。
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 学生は自分が誰に説明しているか分からないで話すのが面白い。w
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 東京都市大は、ポスターを持ってくる学生が遅刻して発表出来ず。
 小池先生の秘密兵器も空振りで笑うしかない。ww
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 常葉女子が千葉工大生に説明中。
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 お昼は学食に。
 国立大学でも、こういう朝食を出さないと朝から学生が来ないのか?
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 日曜なので、厨房で調理が出来ないため「鮭いくら丼」とか「カレー」のみ。
 各大学の「鶏のから揚げ定食」をベンチマークテストしている身としては残念であった。
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 食後、午後のセッションまでしばし校内を散策。
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 すごくきれいな2CVを発見!
 新車みたいだった。w
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 午後のセッションの後は。
 オーガナイザーは、情報デザインフォーラムでもおなじみの公立はこだて未来大学原田泰先生。
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 情報デザイン部会が誕生して早や15年。
 その当時の大学生たちが、大きくなって帰って来た話を聞いてみる。
 わしらも年をとったものじゃ。
posted by アサノ | 06:14 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
HIS2014 学生UXDワークショップ
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 9月9日(火)、京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス。
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 今年のHIS2014の会場である。
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 今年は発表をせずに、HCD-Netで企画した「学生UXDワークショップ」のオーガナイザーである。
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 私が企画して、楽天の脇阪さん。
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 岡山県立大学の尾崎先生に講師としてご参加いただいた。
 時間が3時間しか無い。。
 私が超特急で講義をして、早速ワークショップに取り掛かる。
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 テーマは「最悪の旅」をカスタマージャーニーマップにする。
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 学会に参加して、尚且つこういうWSに参加する学生さんは意識が高く。
 もう、全然危うげなく進んで行く。w
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 昨年、東京で開かれたHCD-Netの連続WSに毎月北海道小樽から参加してくれていた小樽商科大の大村くんも参加してくれました。
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 参加者は、少なく7名。
 1チームに1名講師がつくという豪華さだ。w
 タイムキーパーで学会から派遣されて来た工繊大の学生も「君、専攻はなに?」とか言ってメンバーに入れちゃった。ww
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 学会初日だと、発表のある院生とかはいっぱいいっぱいだろうからね。
 今後も続けて行きたいので、社会人との混合WSも良いかもしれない。
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 プレゼン開始。
 発表学生よりも、見学の大人たちの方が多い。ww
 安藤先生も登場。
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 芝浦工大・京都工繊大・大阪芸大・関西大学の混合チーム。
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 プレゼンもしっかりしている。
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 大阪芸大・小樽商科大・京都工繊大のチーム。
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 大村くんは安定のプレゼン。
 明後日のポスター発表は頑張ってね。
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 この子、インフォーマントとして凄く面白かった。
 大学で「インターフェース研究会」という研究会活動をしているそうだ。
 女子学生は活発でいいね。
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 学会の良い所は、普段接点の無い他校の人や社会人からコメントが貰えることだ。
 学びって「多様な視点」が大切だからね。
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 最後に講師全員から総評を頂いて終了。
 次年度は公立はこだて未来大学での開催だそうなので、社会人・学生混合のWSを開きたいと思います。

◇HIS2014イベントアーカイブ
9月09日(火):学生UXDワークショップ
9月11日(木):HCD-Netナイト



posted by アサノ | 06:17 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
エンジニアとの協業におけるデザイナーの役割と自負
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 3月14日(金)、東京ミッドタウン。
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 ミッドタウンタワーにあるYahoo!さんに来た。
 Webサービス系の企業さんはいろいろ行ったことがあるが、ここはまだ初めてでした。w
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 今日は私が2000年からメンバーの、日本デザイン学会情報デザイン部会の研究会。
 最近あまりセミナーや研究会に参加出来ていなかったのだが、うまい具合にスケジュールの合間に上手くフィットしたのだ。
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 最初に主査の山崎真湖人さんの話があり、続いて東北工業大学の堀江先生の話。
 今回のセッションの要点を言えば。
 1)背景:最近はデザイナーとエンジニアの協業プロジェクトが増えて来ている。
 2)問題:デザイナーとエンジニアには共通言語が無く、コミュニケーションが上手く取れていない。w
 3)議論:そういった環境の中でのデザイナーの立ち位置と生み出せる価値は?
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 今回はゲストとしてコンセントの坂田さんが参加とのことなので来ました。
 坂田さんの話は、非常に論理的かつ実務的で、相変わらず「この人は優秀だな〜。」と感動した次第。

 自分としてのまとめ:
 1)今回の議論はUIとUXが混在していたが、若干話がUI寄りだった印象。
 2)形や色のデザイナーを卑下する話が出てきたが、昔から優秀なデザイナーはユーザーのコンテキストから形や色を考えていた。デザイナーのタイプでは無く優劣で論じた方が良かったか。
 3)根本的な部分で、堀江先生の経験デザインと坂田さんの経験デザインの対象が違っていたので、これも議論が拡散した原因か。堀江先生は「デザイナーの体験」、坂田さんは「ユーザーの体験」の印象。
 4)参加者によってデザインの定義がまちまち。

 5)参加者のバックボーンが多様だったため、議論が生煮えの印象。もう少し条件を整理して、時間をかけて議論したかった。
 6)情報デザイン部会は、坂田さんのような新しい血を入れたのは正解だった。2000年に結成された時代の人間から、私を含めてそろそろ世代交代の時期の気がします。
 
◇カイデザイン小川さんのブログ:http://d-pb.tumblr.com/post/79610890540
posted by アサノ | 00:14 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヒューマンインタフェースにおけるデザイン教育のススメ
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 今月出たヒューマンインタフェース学会誌の企画記事「ヒューマンインタフェースにおけるデザイン教育のススメ」に一文を書いた。
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 学会理事であるソニーの伊藤潤さんの企画で、京都工芸繊維大学の櫛先生、千葉工業大学の山崎先生、専修大学の上平先生と4名の共同執筆である。
 読んでみたい方は、こちらで学会誌が取り寄せられます。

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 因みに今年のヒューマンインタフェースシンポジウムは、京都工芸繊維大学だ。
 
posted by アサノ | 00:12 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本デザイン学会第61回春季研究発表大会のお知らせ
 http://www.fukui-ut.ac.jp/ut/des/jssd2014/
 今年の日本デザイン学会の案内が公示された。
 昨年は筑波だったが、今年は遠く福井工業大学だ。
 福井は、一昨年の夏に初めて訪れたところ。
 内陸の越前大野は昔バイクツーリングで行ったな。
 福井の駅前。
 北陸新幹線は26年度末開通の予定だから、米原経由の特急で行くか、小松へ飛行機で行くかだな。
 福井城(柴田勝家の北ノ庄城)。
 この町には静かな城下町の風情がある。
 予約したホテルは、お城近くのホテルフジタ福井
 福井といえば「ヨーロッパ軒」。
 「ソースかつ丼」発祥の地らしい。
 盛り場は片町というエリア
 その辺りがご所望の向きはアパホテルがアクセスが良い。
 福井には飲みに連れて行ってくれる素敵な友達たちがいるので、行くのが楽しみです。

◇日本デザイン学会第61回春季研究発表大会 概要
 開催期日:2014年7月4日(金)〜6日(日)
 開催会場:福井工業大学
 概要集論文投稿期間:2014年3月1日(土)12:00〜2014年3月31日(月)23:59 まで
 事前申し込み期間:2014年5月1日(木)〜5月31日(土)

posted by アサノ | 00:16 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
HIS2013早稲田 研究発表
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 9月11日(水)午前中前期末の課題試験を終えて、大慌てで西早稲田までやって来た。
 副都心線のおかげで、菊名から1本で来られるのがありがたい。
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 HIS2013での研究発表をするために、早稲田大学理工学部に到着。
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 西早稲田キャンパスというのは初めて来たが、早稲田大学は最近凄い勢いで増殖中。w
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 会場の63号館。ロクジュウサン・・・。
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 あったあった、ここだ!
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 入ったところで対話発表をやっていた。
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 UX京都でお付き合いのあるシナジーマーケティングの徳見さんも発表中。
 大挙して大阪から発表に来ているなんて素晴らしい会社だ。
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 ヒューマンインタフェース学会の対話発表はエキサイティングで大好きだ。
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 様々な分野の参加者がいるので、重箱の隅をつつくような質問は少なく。
 「へ〜、凄いねぇ。」とか「こんなこと出来るんだ?」みたいなコメントが飛び交うので、とてもポジティブな雰囲気になる。
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 大会場でドカーン!とやるのが良いのだが、今回は会場が狭いため2日に分けて実施されているので見易いといえばそうなのだが、若干エキサイトしない。ww
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 少し時間があったので、学食に食事に行く。
 途中、理工学部の建物を覗くと教室の中はガラクタ(失礼)が散乱しモノづくりの空気に満ち溢れている。
 学校ってこのくらい雑然としている方がいいよね。
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 学食ってどこの学校に行っても楽しい。
 カフェテリア形式で安いので、ついつい沢山取ってしまう。
 発表直前にがっつり食べて良いものなのだろうか?寝なければいいが。w
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 私の発表は「UX」のセッションで、いつものメンバーだ。
 院生くんの後が私で、その後山崎先生、安藤先生と続く。
 聴き飽きたのか、別のセッションに行ったHCD関係者多数。ww
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 山崎先生と安藤先生は、共同研究でダブル発表。
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 千葉工大でのブートキャンプのアイディア発想トレーニングの話。
 これは良いな〜。
 学校って一人良い先生がいるだけじゃ教育は難しくて、優れた教員が複数いることによって効果が増幅する好例だと思う。
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 発表後、基調講演を少し聴いて終了。
 東京で学会開催は便利でありがたいのだが、地方開催のようにエイヤッと数日べったりと泊まり込みで通えないので、不完全燃焼感は残る。w

◇リフレクション1:
 発表でワークショップでの「足場かけ」の話をした。 
 その後に「足場かけした後のフェーディングはどうするのか?」という質問を頂いたが。 ワークショップは学校の授業や社員教育のように長いスパンでは無いので、なかなか全員に目が届くということは難しいのだが。 
 UX京都の徳見さんのように、褒め倒して学会発表までやってもらうあたりは「フェーディング」になってるっぽい。

 コリンズ認知的徒弟制度:  
 ・徒弟がメンターを見て仕事の概念モデルを作る(モデリング)  
 ・メンターが手取り足取り褒めながら教える(コーチング)  
 ・足場かけをして成功体験をさせる(スキャフォルディング)  
 ・メンターが徐々に手を退いていく自立させる(フェーディング)

◇リフレクション2:
 質疑応答で、未だに答えられないのを分かっていながら院生いじめをする輩がいる。
 あなたが本を読んでいる間に彼はデザインをしているのです。
 観察の不完全さやサンプル数の少なさを責める研究者は多いが。
 デザインワークショップでの観察やサンプル数の少なさは、その参加者が以降更に深く観察する態度を育て、組織の知見を増やすきっかけを目指しているので、そもそもゴールが違うのだ。
 いやいや、あなたの話を聞いて企業や日本の産業が変わりますか?若い彼らは、それに挑戦しているのです。
 流石に呆れたので、ネガティブポストをしてしまった。
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 西早稲田キャンパスは、ほとんど新大久保なのでサムギョプサル食べて、新宿ゴールデン街で軽い打ち上げ。
 お疲れさまでした。


posted by アサノ | 00:09 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
査読の仕組み
 以前「論文執筆者の分類」というエントリーを書いたことがある。
 デザイン系の研究者は、意外とこういうことに無頓着な人が多い。
 今後は情報工学や文化人類学などの研究者に伍して論文を書いて行かなければならないので、基本的なことは押さえておこう。
 今回は「査読の仕組み」について書こうと思ったら、お茶ノ水女子大学の伊藤貴之先生が素晴らしいSlide Shareされていたので、リンクを張らせて頂く。

査読の仕組みと論文投稿上の対策:お茶ノ水女子大学 伊藤貴之
 査読の結果って、めげるというか「やっぱりそうなのか。」と思うこと多し。w
 人生の中でそんなに査読付きの論文をあまり書いていないのもあるのだが、やはり落ちるとダメージ大きいよ。

 
posted by アサノ | 00:28 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本デザイン学会第60回春季研究発表大会 3日目 座長
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 6月23日(日)の朝。ホテルの窓から筑波山(だと思う)が見える。
 夜中に雨が降ったらしく、路面が濡れているな。
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 ホテルの朝食会場で知り合いの先生に会ったら「朝から食べますね?」とビックリされた。
 ダメなんだよね〜。目が卑しくて、ついつい取ってしまう。。w
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 駅前よりシャトルバスで到着。
 のんびり来た割には、9時からのセッションに間に合った。
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 今日も頑張ろう!
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 情報デザイン研究部会のセッション。
 八戸工業大学の横溝先生の発表。
 「デザイン・レビュー(DR)」と言っているが、リアルタイム・ドキュメンテーションだね。
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 原田泰先生の発表。
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 「デザイン、街に出る」函館の街をデザインの街にしようというプロジェクト。
 ソーシャルデザインの実装の話だ。
 10:50より情報デザインのセッションで座長。(写真は京セラ渡辺さん)
 座長をやっていると、事前には論文を読んでいるのだが、まったく専門とかけ離れた発表がたまにある。
 そういう時に限ってオーディエンスからも質問が無かったりして。。
 それを「では、私からひとつ訊いていいですか?」と上手くさばけるとホッとする。ww
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 セッション終了後、軽く買って来たサンドイッチでお昼ごはんを食べて。
 ポスター会場に移動。
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 グラグリッドの尾形・三澤ペアが吉橋先生との共同研究でカスタマージャーニーマップの発表をしていた。
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 常葉の西村も頑張って発表中。
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 カメラ女子。ww
 常葉の子達は、全然雰囲気に飲まれてなくて、学会を楽しんでいるのが面白い。
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 千葉工大のエーちゃん。
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 はこだて未来大の南部先生はリアルタイムドキュメンテーションの発表。
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 常葉のダブル西村が突撃!
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 未来大の姜先生、この人は本当によくしゃべる。ww
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 今年の学会でのキーワードは、ワークショップ・カスタマージャーニーマップ・リアルタイムドキュメンテーションだな。
 ポスター会場で須永先生とその話をしたら「デザイナーのどこか琴線に触れるんじゃないか。」とのことでした。
 秋の学生プロポジションで各校並べて展示すると面白いかも。
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 さ〜て、そろそろ帰ろうか。
 来年は福井工業大学で開催とか。
 
◇日本デザイン学会第60回春季研究発表大会アーカイブ
 6月21日(金):1日目移動
 6月22日(土):2日目発表
 6月22日(土):2日目打ち上げ
 6月23日(日):3日目座長
posted by アサノ | 00:12 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
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