経験デザインと食のエスノグラフィーを語る私的なブログ
南満州鉄道の旅 6日目 大連空港より帰国

 最終日、大連空港より中国南方航空で帰る。時間にすれば3時間半のフライト。中国人は日本に観光旅行するためには10万元(150万円)のデポジットがいるので、航空券は買えても遊びにはなかなか来れないそうです。仕事や留学では必要なし。

 おお、この写真は「ペルソナ」の講義をする時にキャリーバックの話で使おう。分かる人だけ分かる話。(笑)

 いろいろな会社の携帯電話に対応した充電器。「加油」は給油とか充電とか、がんばれ!という意味。

 お疲れさまでした。今回の印象としては、もう中国の拝金主義の進み具合にうんざりしたっていう感じ。少し前までは「頑張れば金持ちになれる!」みたいな熱気があったけど。今は「俺達金持ち♪」みたいな成金趣味がプンプン。それが一部の金持ちじゃなくて、普通の人にも広がってますね。
 以前赤ん坊を抱いた乞食が座っていた人民路には「大連時代広場」というロデオドライブみたいなブランドショップが並んじゃった・・・。
 ポルシェのカイエンなんかごろごろ走ってるし、こんなとこでどうするんだというアウディR8も何度か見た。頑張って働いたり勉強されている中国の方も多いのだと思いますが、短期間の断片的な見方で恐縮です。ただ街の雰囲気というか、機運みたいなものは明らかに感じる。あい変らず、世界中のコンクリートが無くなってしまうぐらいのもの凄い建築ラッシュだしね。よくあれだけ建築技師がいるものだ。

体重推移:
8月  9日 73.1kg
8月14日  73.2kg
あれだけ食べた割には太らなかったね。

持って行った中国東北地方関係の本:
・ハルピン 大地の子 山崎豊子
・牡丹江  赤い月 なかにし礼
・長春    チャーズ中国革命戦をくぐり抜けた日本人少女 遠藤誉
・瀋陽    虎口からの脱出 景山民夫

こういう昭和の話は遠くなり、日本と中国の関係は変わって行くのでしょう。
中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす 遠藤誉
posted by アサノ | 00:13 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
南満州鉄道の旅 5日目 終点大連にて

 大連では大連日航飯店に2泊する予定なので、午前中はのんびりする。今までのホテルと比べれば、全然快適だしネット環境もちゃんとしてる。
 昼より高尓基路のi-55珈琲に行く。中国はコーヒーが不味いのが辛いが、ここはアメリカ人経営の店なので、まあまあ飲める。でも一杯40元。夕食と同じぐらいしますね。

 店内もなかなかおしゃれ。隣では、ジャガーで乗りつけた、いかにもお金持ち風マダムがお茶してた。

 中山路の万達国際電影城(シネコン)に行くが、やってるアメリカや日本の映画が全部中国語吹き替えだったので断念。

 人民体育館向かいのオリンピック広場の地下に電子城(パソコン街)があります。

 秋葉原みたいです。

 i Phoneのカバー買って帰ろうか?

 夜は大連で一番美味しいといわれる港湾広場の高級火鍋店「皇城老媽」で夕食。

 ここは四川風だから、紅湯の方はめちゃめちゃ辛いが旨みがある。はーはー言いながら完食。一人あたり150元ぐらいかな。

 大連は海鮮も有名。なんとか貝のお刺身。火鍋の四川麻辣味と刺身のごってり海鮮醤油に入れられた山葵の辛さで、翌日お尻も辛かったす・・・。
posted by アサノ | 00:11 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
南満州鉄道の旅 4日目 瀋陽から大連へ

 瀋陽北駅より大連行きの汽車に乗る。瀋陽北駅は戦前は瀋陽駅。すぐ近くにある瀋陽駅は戦前の奉天駅です。なので市内に大きな駅が二つあることになってます。
 奉天駅は、東京駅を模した作りで、駅前の広場は関東軍が全部入るぐらいの大広場だったという軍事目的の駅だったらしい。

 瀋陽駅。この写真は2005年に撮ったものです。かなりレトロ。

 瀋陽北駅の周りは再開発でどんどん大きなビルが立ち並んでいます。奥に見える丸い金色のビルは「瀋陽金融中心」お金がモチーフだそうです。それに引き換え、瀋陽駅前は、昭和っぽい雰囲気でした。

 駅の売店には夏の果物がいっぱい。

 ちょっとヨーロッパの駅みたい。

 瀋陽北駅から大連駅まで4時間半の汽車旅。

 車窓は相変わらず延々と続くともろこし畑。バイオ・エタノールでも作るんかい?

 満州には山が無い。遼東半島に入ると段々景色が変わる。
 旅行中に会った里帰り中の「中国残留孤児」のおばあさん。3歳の時に中国に渡り49年間過ごして、中国人の夫や息子夫婦と日本に帰り、25年苦労したそうです。そういう人を身近に見たのは始めて。

 汽車は上下2段の軟座(1等車)。だけど全然関係ない中国人でいっぱい。

 座席はコンパートメント式。

 大連駅に到着。

 大連駅は上野駅と同じ設計者の作。戦前日本は満州、朝鮮、台湾という植民地のインフラ整備にお金がかかり過ぎ。戦後不幸中の幸いというか、それらのお荷物が無くなったため、たった10年間で経済復興できたというが、これらの施設を見ているとその話もまんざら嘘じゃないなと思える。

 大連の街は、今まで見てきた街よりは小さいので観光はし易い。ビル建設ラッシュは同じで、数ヶ月前にはインターコンチネンタルホテルの高層ビルが出来ていた。

 我らは安上がりに「自助火鍋(セルフ火鍋食べ放題)」49元。

 美味しくいただきました。
posted by アサノ | 00:01 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
南満州鉄道の旅 4日目 瀋陽世界文化遺産


 瀋陽では清朝の太宗ホンタイジの陵墓である「北陵」に行く。

 私はあまり名所旧跡には興味が無いのであるが、ここは見応えがある。

 皇帝のシンボル「竜(ロン)」。

 なにせめちゃくちゃ広い。世界中を周っても、こんな広いお墓を見たのは初めて。

 ここは「お墓?」それとも「お城?」っていう感じ。

 行けども行けども行き止まりまでたどり着かず。

 ふ〜ん。

 日本では水が出るところを「蛇口」と言うが、中国では「龍口」というらしい。


 そろそろ最深部に到着。

 この桃の実と葉の組み合わせを当てると陵墓の扉が開くそうです。まだ開けることが出来た人はおらず。言い伝えでは、中には地下宮殿があって空も海もあるらしい。インディジョーンズの世界みたいですね。もしくは、ジャッキー・チェンの「THE MYTH/神話」みたい。

 塀の上が古墳のような墳墓になっています。

 城壁の上を歩いて、出口に向かう。

 次は市の中心部にある「故宮」へ。

 こちらは清朝を作ったヌルハチとホンタイジの王宮。以前にも来たことがありますが、北京の故宮と比べると小ぶり。

 どこに行ってもいる「はだかんぼう」。

 何気ないけど、中国的な景色。日本の色使いではないね。

 お昼ごはんは、東北の農民料理。野菜ばかりで、胃がもたれずありがたい。トマトやキュウリを炒めるものが多いです。

 数少ない蛋白源「蚕のサナギ」。海老の頭の部分を食べているような感じ。他に何だか分からない肉の甘酢がけのようなののもあった。たぶんぶつ切りの蛙だと思う。鶏みたいだが、鶏肉と骨はあんな形にはならない・・・はず。
 中国人は「空を飛ぶものは飛行機以外」「4本足は机以外」「2本足は両親以外」は食べちゃうそうです。

 おお!食った。

posted by アサノ | 10:22 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
南満州鉄道の旅 3日目 長春から瀋陽へ

 長春は新しい街で、特に見るものは無い。あるとすれば満州国時代に日本が建てた建築群。

 偽満皇宮博物院(満州国溥儀の宮殿)」を見学。

 人形がきもい(笑)

 溥儀の皇后がアヘンを吸っているところだそうです。

 またも長春で花嫁さん発見!中国では結婚ビジネスが大盛況らしい。尚、長春は日本の満映以来、中国映画産業の中心地のひとつとなっています。

 ちょっと怪しい避難経路ピクトグラム発見。

 こちらはオリジナルに忠実臭いが、黒バージョン。

 茶館で休憩。中国茶でサンザシや西瓜の種を齧る。

 長春駅は近代的で巨大です。長春は中国自動車産業の中心地のひとつ。民族系資本の中国第一汽車集団公司やトヨタやVWなど外資系との合弁会社も集まっています。警察の車両はトヨタのランドクルーザーだった。

 おおエスカレーターまである。

 待合室は満員。隣のロシア人の若者は、汽車を乗り継いで北京まで行くそうです。お金が無いらしく、無心に落花生の塩茹でを食べてました。

 ビールのおつまみは鶏の足?

 車窓からの景色。思ったより荒野ではなく、とうもろこし畑が続く。人口密度は北海道より多そう。

 今回は少し良い席に座りました。それでも3時間半の汽車旅で1000円ぐらい。

 国家プロジェクトか、ものすごい数の風力発電機が並ぶ。

 やっと瀋陽北駅に到着。ここまで来ればビジターからホームだ。

 隣に停まっていた寝台車。

 夕暮れの瀋陽北駅。

 老辺餃子で夕食。

 中国では珍しく焼餃子があり。私は大好き!
 明日は、娘に故宮を見せます。
posted by アサノ | 06:23 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(1) |
南満州鉄道の旅 2日目 ハルピンから長春

 黒龍江省の首都ハルピン市に、昨夜遅くに着きました。

 ハルピンのシンボルロシア正教の「ソフイアスカヤ寺院」。総レンガ作りです。

 内部は、現在は礼拝に使われておらず、観光用の展示施設になっており、敬虔な気持ちになれないので、ちょっと興ざめ。

 前庭で花嫁さん発見。ハルピンは白系ロシアの人が多かったのでハーフが多く、美人が多いので有名だそうです。

 街を流れる松花江の岸辺。インドのガンガーみたい。

 バチモンのぬいぐるみ屋群発見。笑える偽者多し。

 ロシア料理の店に行く。確かに街中にはロシア人が多い。

 結構本格的で美味しかったです。ハルピンビールも美味い!

 ハルピンの繁華街「中央大街」を散歩。左のビルは日本の旧松浦洋行の建物。

 道端でアイスクリームを捨てて掃除のおばさんに怒られる若者達。こういうのは、いずこも同じ。

 ハルピン駅より長春行きの列車に乗る。

 チチハルから吉林行きの快速列車。いわゆるローカル列車の旅です。

 ハルピン名物ソーセージとハルピンビールを買い込むのがお薦め。

 約3時間半の汽車旅、見える景色は日本の北海道みたい。
 もうすぐ終戦記念日ですが、この大地でも1945年の8月9日にソ連が突如侵攻してきて、32万人の日本人開拓団のうち帰国できたのは11万人だそうです。そういう思いを胸に、車窓の景色を眺めています。

 長春に着いたら、田舎料理の店で夕食。

 味付けがさっぱりしているのと、野菜中心なので胃にもたれず、正解。ホテルに入り、LAN環境が無いので速攻で寝た。

 明日は瀋陽だ。
posted by アサノ | 22:45 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国はTwitterをブロック

 おはようございます。やっぱり中国ではTwitterはブロックされているようです。昨日何度も空港でログインしようとしたけど駄目でした。

「Twitter は、中国では新しい。検閲官らはその実態を把握するのに手間取っているので、Youtube のような運命が訪れる日までのあと数日の「つぶやき」を楽しんで欲しい 。
ところで、中国語のつぶやきは中国語の情報密度の高さから量的に英語のつぶやきの3倍に達する場合もあるため、中国語の Twitter の世界のほうが英語のそれより内容が面白いことを指摘しておきたい。漢字なら140文字あれば「5 W」(Who、What、Where、When、そして How)を含むニュース記事のすべての要素が入る。しかし、中国語版 Twitter の楽しみはもろい状況にあり、これがこの国でもっと長く存続することを願っている。」

Datamationより引用

 mixiは 大丈夫なんですが、「つぶやき」は量が多くて検察官が読み切れないというのが面白い。中東でもTwitter やYoutubeが一般市民の政治参加の手段になっているという。日本ではあまり考えなかったことが、すぐ隣の国では当たり前のようにあるのですね。

 それにしても、慣れてしまうと「つぶやけない」のはフラストレーションが溜まる。大したことないくだらないつぶやきなんだけど・・・。

posted by アサノ | 07:02 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
南満州鉄道の旅 1日目 ハルピン着

 先ほどハルピンのホテルに着きました。成田からはハルピン行きの直行便が無いため、大連で国内便に乗り換えて来なくてはならない。それで時間がかかった。

 大連の空港内の食堂は高い!牛肉麺35元。街中なら6元だよ〜。外国に行ったら、お金は日本円に換算して高い安いを決めてはいけない。その土地の価値観で、直感的に判断するのが大切。
posted by アサノ | 01:02 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
本日より中国

 約1週間中国東北三省に行ってきます。今回は、先日中国語検定4級を取った娘を通訳?として連れて行きます。時間があればブログも更新する予定。

 昨夜は、いつもの「らかん茶屋」で、しばらく食べれない和食を堪能してきました。米食民族で酢飯を食うのは日本だけだろうか。韓国の太巻きキンパにはお酢は入ってないものね。
posted by アサノ | 00:20 | 2009年夏 南満州鉄道の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
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