経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
オンラインゲームプロジェクト 訪韓編 3日目 韓国側フィードバック

 最終日は、前日の我々のプレゼンに対して、韓国側からのフィードバックが行われます。

 まずゲーム全体のコンセプトを話して、個別に講評。実に丁寧に指摘をくれました。

 話をタブレットを使ってどんどん構造化してゆくプロジェクトマネージャー氏。流石です。

 ガラスの壁に直接マーカーで描いて説明してくれるプログラマー氏。グラフィックの緻密さとデータの重さの関連を図解。

 浅野のメモ。まとめ
プランナー
・ゲームは自分ためではなく、ユーザを楽しませるため。
・多くのユーザを楽しませるのではなく、あるセグメントに絞ることが必要。
アートディレクター
・グラフィックはそのゲームに合ったものが出来るまで何千枚でも描く。
・意味の無い絵は描かない。すべて説明出来ることが大切。
・自分の世界だけでものを見ない。多くのもの見てください。
副社長
・アイディアが良くとも、ユーザが認知できない場合がある。バグだと思われたりするものはダメ。これはゲームを作る者全ての課題だ。

 最後に韓国側メンバーと記念撮影。ありがとうございました。
 次年度に向けて、プロジェクトを継続することで合意する。

 終了後、近所にあるネットゲームカフェ(PC房)に行く。何十時間もやり続けて死人が出たことでも有名な韓国のオンラインゲーム事情を視察だ。

 学生達もオンラインゲームを体験する。日本のネットカフェに比べて年齢層が高い感じ。日本でいえば、パチンコ店や雀荘みたいな位置づけか。


 お昼ごはんに、韓国式ジャージャー麺を食べる。真っ黒でビックリ。

 「酢豚」はたけのこではなくパイナップルが入ってました。からっと揚がっていて美味しかった。

 羽田に帰着。同行した4Gamer.netのライターさんからインタビューを受ける。お疲れさまでした。
posted by アサノ | 12:11 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
韓国で朝ごはん フィールドワーク

 3日目の朝は、ホテルのバイキング朝食(約1000円)ではつまらないので、一人街に出てみた。

 出勤途中の人が、屋台でものを買って食べている光景が目につく。

 歩いていたら、昔ながらの天井の低い古い韓国民家の路地を発見。ソウルはどんどん近代化されているが、こういう路地を見つけるとホッとする。一人で歩くとこういう楽しみがある。

 そろそろ時間も無くなってきたので、ホテル近くの食堂に入ってみることに。

 「カルビタン(牛肉スープ)」と「キンパ(のり巻)」を注文。しめて6000ウォン(500円)こんなに出てくると思わなかった。これ以外にカルビタン用のご飯も出て、まるで沖縄みたいだった。

 最後にカフェでコーヒー(約300円)を買って帰る。約1時間のショートトリップは楽しかったな。
posted by アサノ | 07:51 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンラインゲームプロジェクト 訪韓編 2日目夕食探検隊


 市内見学から帰ってホテルで休憩した後に、夕食に繰り出す。テーマは「ディープな韓国」だ!


 まずは屋台探検。

 この「アメリカンドッグ?」凄い美味い。砂糖が振ってあります。

 ここは「トッポギ」と「てんぷら」「おでん」の屋台。

 おお、おあつらえ向きの路地を発見。女の子が経験することは、今後まず無いでしょう。

 なまずを焼くおじさん。

 豚肉屋の店先。

 グツグツ煮える「チゲ鍋」美味そう〜。

 どこの店もこんな感じ。間口一間みたいな。中は広くても10席ぐらいかな。

 めずらしく若い娘が。焼肉に焼酎をかけてフランベしてました。パフォーマンスですかね。

 路地を抜けたら、そこにも飲食店がずらり。

 今は柿の季節ですね。辛い韓国料理に合います。

 「先生はこんな店入っちゃだめですよ。」と釘を刺される。行かないよ。

 韓国のおかあさん(オモニ)達が奮闘中。大阪のおばちゃんみたい。

 結局路地裏の「チジミ」の店に入りました。チジミといっても色々あるのね。

 恐る恐る食べてみます。美味い!

 後は「鶏チゲ」と「ビビンパブ」

 美味い美味い。

 しめて4万7000ウォン(4000円)。こらや安い!これでホテルに帰って寝ます。明日は最終日の、ゲーム会社サイドからのフィードバックがあります。ちょっとビビルね。

posted by アサノ | 07:24 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンラインゲームプロジェクト 訪韓編 2日目の午後


 プレゼン終了後、参加者全員で遅い昼食をとりに行く。


 「河東館」という「コムタン」専門のお店だそうです。

 これがコムタン。牛肉のスープです。淡いけどがこくがあり、自分で粗塩とネギで味付けを微調節します。付け合せのカクテキが美味い!

 美味しいね〜。

 食後地下鉄で移動。

 密閉式ホーム。安全策よりも、寒さ避け?

 「指つめ注意」にあらず「カバンはさみ注意」

 大きな、パソコン・ゲーム・家庭電化製品のデパートを見学。

 韓国製のゲーム発見。

 おお、秋葉原のようだ。

 これが全部携帯電話。

 デパートのトイレ。トイレからカメラぶら下げて出てくるのは、かなり怪しい・・・。

 デパート見学後解散。我らはタクシーで南大門を目指す。

 南大門は現在囲いの中。修復するのだろうか。

 「南大門市場」日本のアメ横みたい。

 安さにロシア人もビックリ!

 放出品の山に、フランス人もビックリ!

 最後は盛り場「明洞(ミョンドン)」を歩いてホテルに戻る。晩ご飯は改めて。長い一日でした、お疲れさま。

posted by アサノ | 05:32 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンラインゲームプロジェクト 訪韓編 プレゼン速報

 朝よりゲーム会社に向かう。

 通訳の朴本部長と最終打ち合わせ。だんだん緊張してきたぞ〜。

 まずは、日本側から今回の企画を説明します。マスコミの取材付き。

 今回の手元資料。ハングルに訳す時間も必要だったので、超タイトなスケジュールでした。

 始まってしまえば、笑顔が。

 アートディレクターから、結構厳しい指摘。

 本当にまじめにコメントしてくださいました。一人当たり15分ぐらいの予定が、たっぷり1時間づつやりました。どちらも真剣!

 梶本のこんなに不安そうな顔見たのは初めて。それだけでも来た甲斐があったね。と師は思う。

 プレゼンが始まれば、ちゃんと笑いもとります。

 韓国のゲーム業界で初めてペルソナ法が紹介される・・・。

 韓国側のコメントを私が書いたメモ。考えることは皆同じなんだなと思う。コンテキストで考えなきゃ。

 プレゼン終了。大成功で、先方のプランナーが「是非君と続けてやりたい!」と言ってくれました。

 我々のプランを、韓国側がディスカッション。こういう広がりのあるプランはいいよね。

 お疲れさまでした。達成感と充実感に包まれるひとときです。
posted by アサノ | 19:12 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンラインゲームプロジェクト 訪韓編 第1日目

 羽田空港国際線ロビーに集合。流石に遅刻者なし。よろしい

 早速ゲーム会社のメンバーとブリーフィング。

 約3時間弱のフライトで、韓国ソウル金浦空港に到着。

 一同9名は、バスに乗って市内へ向かう。

 ホテルは、旧市街に当たる明洞(ミョンドン)。チェックインして荷物を置いたら、また出かけます。

 タクシーで40分ぐらいの、新市街江南(カンナム)にあるヌーベルコリア料理のお店に行く。

 まずは懇親会ということで、乾杯!

 刺身とりんごドレッシングのサラダ。

 干し柿と朝鮮人参とりんごやパイナップルの和え物。甘さがさわやか。

 名前は知らないが、中国の春餅の品の良いやつ。

 チジミとあんこの入ったお菓子。
 
 「サムギョプサル」豚のバラ肉を白菜の漬物で巻き、キムチを挟んで食べる。辛いけど美味しい!

 これも辛かった。海鮮のキムチ煮だね。

牛肉のうま煮らしきもの、甘くて辛さ攻撃の中のつかの間の休息。

 途中、ライターさんのインタビューを受ける。「明日のプレゼンの準備は?」などとプレッシャーをかけられる。

 そろそろご飯が出るので、簡単な箸休め。これだけでご飯が食べれる。うう、貧乏性だ。

 これは美味しかったな〜。タコと豆腐のキムチ鍋。一緒にいる韓国人の朴さんまで「辛すぎ」というぐらい辛い。だけど「辛い」「美味しい」を繰り返して汗をかきかき完食。

 あまりの辛さに、全員食後もしばし言葉が出ず。さあ、早くホテルに帰って明日の準備をしよう。
posted by アサノ | 23:20 | 2008年秋 韓国ゲーム会社 | comments(0) | trackbacks(0) |
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