経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
専修大学神田キャンパス
2015.02.08 Sunday
12月10日(水)の夕方、水道橋から専修大学神田キャンパスにやってきた。 上平先生からのお誘いで、情報デザインフォーラムの忘年会の前に、学生さんのプロジェクトを拝見する。 たまには、若い人の制作物を見て話をするのは良いものだ。 自分のしたい事を、簡素に伝えることがまだ若いと難しいが。 「自分がしたい、作りたい」ではなく「誰が、どんな役にたつか」というベネフィットを語ろう。 若いというのは、なんでも糧にして成長出来るのでいいな〜。w 情報デザインコース後期末展覧会/サービスデザイン2014展示発表
2015.01.11 Sunday
1月9日(金)、久しぶりに多摩美に来た。 今は試験中だそうだ。 もうすぐ入試が始まる。 情報デザイン棟に来たのも2年ぶりぐらいか。 今日は、情報デザインコース後期末展覧会を見に来たのです。 特に吉橋先生のゼミでやっている「サービスデザイン2014 Tourism」を見に来た。 「旅することのデザイン」は多摩美情デの十八番だね。w 情報デザインコースの学生70名中、男の子は10名いるかいないかだそうだ。w 今後の美大が思いやられるな〜。 今回のは一種のPBLで、博報堂と出版社とのコラボで「東京の観光案内」らしい。 美大生ならでは高クオリティなアウトプット。 そこに自信があるから、若干問題点の定義が甘いかも。 とはいえ、3年生後期で生まれて初めてのサービスデザインということなら、この完成度は凄いよね。 かなりマジになって質問したり、コメントしたので女の子を1名泣かしてしまった。すいません。。 説明してくださった学生さん。 3年生だそうだが、ハキハキしていて素晴らしい。 但し、他の学年の学生さん達がお客さんがいても立ってものを食っているのを見ると、そういうところは未来大のように訓練されていないなと感じる。 美大っぽいといえばそうなんだけど。w by 美大卒 今回面白かったのは、どこの展示を見ても「調査」「インタビュー」「フィールドワーク」の文字が躍っていること。 多摩美も変わったな〜。 吉橋先生、経験デザインゼミの学生さん達、今日はとても良いものを見せて頂きました。 来週からの産技大での講義にも、少し参考になりました。だってテーマが「旅のサービスデザイン」なんだもん。偶然 w 久しぶりにイイオ食堂でランチ。 ここで10数年少年から大人になる時期の食生活を送って来たので、完全にソウルフードだ。ww 利用シーンの転換を知る(時代はちょいかけ)
2014.04.12 Saturday
若干品が無くて申しわけないのですが、朝ごはんでベーコンエッグが出た時に、ご飯の時はもとよりトーストでもちょっとだけ醤油をたらしたくなりませんか。w 特に塩分が足りないとかでは無く、かすかな香りづけという感じ。 タイの食べ物にはそこはかとなくニョクマムの香りがするように、日本人にも醤油の香りが食欲を誘うのでしょうか。 これなんか、明らかに「顆粒状の醤油シーズニング」の方が利用シーンに合っている気がする。 先日、金沢の大野醤油組合さんに行ってから、醤油の利用シーンの転換について考えています。 今夜も経堂コルティの「大戸屋」で夕食を食べていたら。 テーブルにある、醤油とソースの容器が目にとまった。 どちらも「沢山使わない」というサービスを提供しているように見える。 有機素材の無添加醤油を鮮度を保ちながらと、塩分控えめのためというボトルが、私が思っていたより業界では普通に使われているらしい。 大野醤油の事務局長が「昔は煮物などに使い、煮た後の煮汁は捨てていた。醤油というのは七割を捨てるビジネスだった。」とおっしゃっていたが。 今は反対に「出来るだけ使わない」という価値のビジネスに変わってきていることを感じる。 その分一滴あたりの単価は高くなるんだろうけど。 製造に関わるリソースの統廃合も緩やかに進めなくては、体質改善が出来ない。 旭酒造株式会社「獺祭」の杜氏廃止なんかは、伝統的な産業の中で当たり前だと思われていたやり方に対してイノベーティブだよね。 ◇ミツカン:ちょいかけボトル ブルーオーシャン戦略という言葉がある。同業他社と同じビジネスモデルで戦い、際限のない価格競争に陥ることを「血みどろの海(レッドオーシャン)」というが、「青い海(ブルーオーシャン)」は独創的なサービスを持って競合のいない場で戦えという戦略である。 競合他社が気がついていない未知のブルーオーシャンを見つけるためには、利用シーンの転換を如何に早く見つけるかである。 このエントリーでの話は3つあって。 1)ブルーオーシャンで戦うためにはユーザーの利用シーンの転換を見つけろ。 2)利用シーンの転換を見つけるためには、業務時間内の調査だけではなく、日常的な事象においても柔かい心と問いを持って接する習慣を身につけよう。 3)調査には「ヒトの調査」と「モノの調査」があり、ユーザーの調査に固執せず特に競合の同業他社よりも他業種の製品やサービスはよくウオッチした方が良い。 ということでした。 ◇関連情報: ・競合という概念の消失(企業も個人も)by Chikirin ・スタバやリンガーハットが実践する「コスパよりバリュー」戦略 by 内藤忍 えほんやく - 絵本のような翻訳
2012.06.13 Wednesday
新横浜ユーザビリティ研究会で夏ぐらいに東京都市大学の小池研特集をやろうと考えていたら、なんと小池先生がアメリカのインディアナ大学に行かれてしまったので企画がボツになり。。 どうしようかと考えていたら、第9回新横浜ユーザビリティ研究会に来ていた小池研OGの「美しすぎるUXデザイナー」でおなじみの山田花澄が樽本さんの講演をビジュアルノートテイキングしていたので確保。w 恩師の代わりに、セミナーをやってもらうことにした。 9月の予定です。 ◇えほんやく - 絵本のような翻訳:http://oumlaut.net/ehonyaku/ 多摩美術大学「サービスデザイン2011」プレゼンテーション
2012.03.30 Friday
多摩美術大学 情報デザインコース卒業制作展2012
2012.03.28 Wednesday
「多摩美術大学 情報デザインコース卒業制作展2012」を見に来た。
作品の前に学生が立ち、きちんと説明してくれる。
昨年まではあまり無かった光景。
事前のブログによる進捗状況の報告など、今までの情デの卒展よりユーザーフレンドリーである。
おお、情報デザインコースといってもメディアアートみたいのもあるのね。
電子鹿おどし。。
やはりスマホの作品はあるね。
学生さんが5分間づつ自分の作品をプレゼン中。
コマダくんが自腹で買った汽車の椅子。
本来は汽車に乗った人が体験するサービスなのだが。。
PCの画面を見ないで、休憩したり携帯いじってたりと、ひどい人が多い。ww 入口近くにカホちゃんの作品発見!
本人がいたので記念撮影しました。パチリ
こういう制作ノートを展示するのはいいね。
アクアリングの平野さんと出会う。
カホちゃんの展示台の上が「浅野家っぽい。」ってどんな意味だ? お気楽な同級生達。須永研だね。 本日は須永先生がYahoo!の女の子とトークショー。
最後に恩師とツーショット。 高校生の時に「自動販売機のインタフェースをやりたい。」と言って訪ねて「い〜ね〜。」と言われてこの道に入った。 今になって、その「い〜ね〜。」は「どうでも、い〜ね〜。」だったことを知ったという。。w 情デの学生さん達お疲れさまでした。楽しい4年間を過ごしましたか。 できごとのかたち展2012
2012.03.19 Monday
3月4日(日)展覧会巡りの最初は、六本木AXISでやっている多摩美術大学の「できごとのかたち展2012 」。 卒展ではなくて、情報デザインコースの1年生から3年生までの演習やゼミの課題を総覧できる展覧会です。 会場の展示台も学生達の労作。 こんな感じで展示されています。 日本ウェブ協会理事長森川さんの「インフォメーション・アーキテクチャー」の授業。 非常にきちんと、真っ当なサイトの構造を作る授業。 学生時代はFLASHばりばりのサイトを作るのも良いが、一度はきちんとしたIAのサイトを作っておくのは良い。 私も同じ考えです。 伝統の動物の動きをFLASHで表現する授業。 これは色あせることなく、コンテキストのスケッチの定番だと思う。 会場で学生さん達が次々と発表をしていた。 うちは、一度にポスターセッション形式で発表するが、こういうのも良いかもしれない。 この「できごとのかたち展」は1年生から3年生までの展覧会だ。(4年の卒展は来週) ちょうどうちの選抜展も同じように1年生から3年生までの展覧会で、学生数は多摩美情報デザインコースの数倍いる訳だから相当良いものが出なくてはいけなのだと思う。 どうだろうかと胸に手を当てて考えてみる。 位置につい展よーい展 千葉工大山崎研究室オープンラボ
2012.03.15 Thursday
3月3日(土)夕方、八丁堀の内田洋行ビルにやってきた。 千葉工業大学の山崎研のオープンラボ「位置につい展よーい展」を見に来たのだ。 昨年の千葉工大全体の卒展よりも充実している感じ。 今これだけのクオリティーで作品展を出来る研究室(学科やコースじゃないよ)は、他にあるだろうか。 プロダクトや情報デザインの研究室だが、グラフィックもしっかりしてる。 特別講演:これからのモノづくりー廃棄物からはじめる・中台澄之((株)ナカダイ、支店長) 知っている子の多いM2の修論が置いてあった。 パラパラとめくって見たが、とてもよくまとまっている。 もっと、じっくり座って読みたかった。 また、たまに聞く山崎先生の講演でも、学生が研究していることを共に学んで自分のものとして深めているのが凄い。 NHN Japanのコノちゃんにも久しぶりに会う。 かなり上の人間が抜けて大変だと思います。がんばってね。 八丁堀と言えばワインバー「マル」だが。。 土曜日は1階のスタンドバーはお休みで、2階と3階のバーが週替わりで営業らしい。 一人で入るのもなんなので、今夜はパス。 京都工芸繊維大学大学院
2012.02.12 Sunday
午後より松ヶ崎にある京都工芸繊維大学にやってきた。
相変わらず周りには何も無く、北山から吹き下ろす風が冷たい。 正門。
ここが東1号館(デザイン棟)だ。
毎年恒例の山崎和彦先生の院1「情報デザイン特論」の講評会。
発表する学生よりオーディエンスの方が全然多い。(笑) 「情報デザイン特論」は、修論ではなく、各研究室から集まったM1生が自分のデザイン手法を作るという講座。
3年続けて見に来ていますが、少ない時間の中で考えた作品や手法が非常に面白い。 昨年、今年と「京セラさんへの提案」という課題だったので、節電ムードの中か液晶パネルの提案が目立った。
タイからの留学生の改造インクジェットプリンターから発想したプリンターは、京セラミタさんの心に刺さった模様。。 京セラの渡辺さんの総評。 今回も京セラ、シスメックス、NECさんと大挙して見学に来ていた。 山崎先生のこういうマネジメント能力は凄い!学生は幸せだね。 ◇2012年冬京都アーカイブ 1月19日(木):京都の夜 はしご酒 1月20日(金):京都の朝 古川商店街と祇園 1月20日(金):京都工芸繊維大学大学院 1月20日(金):HCD-Netサロンin京都 1月21日(土):錦小路市場 1月21日(土):HCDワークショップin京都 1月21日(土):大衆すし酒場丸福 1月21日(土):ナインアワーズに泊る 1月22日(日):名古屋→静岡 電子工作室
2011.10.24 Monday
次年度出来る新校舎に電子工作室を作ろうと思っている。 やっとわが校でもパーソナルファブリケーションの授業が出来るかと思うとうれしい。 そこで悩んでいるのが、その工作机。 多摩美風に木製のものにすれば、グループ演習にも使えるので汎用性は高い。 写真は、情デ卒業研究制作公式ブログより借りました。 また未来大みたいにすると、ガンガン工作出来そうな雰囲気だし。 現在什器選定中なので、アドバイスあるかたはお願い致します。
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