経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
Kun-Pyo Lee氏と懇談会

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 某日、来日中のKAIST教授Kun-Pyo Lee氏のお話をプライベートに聞く機会があった。

 

■Kun-pyo Lee、iD KAIST 教授
 専門は、人間の身体・認識・感情・社会文化的な側面を中心にインタラクションデザイン研究。

 直近ではデザインツールやウェアラブル端末のソフトウェア開発などにも取り組む。

 id KAISTで教鞭をとるかたわら、LG電子デザインセンターの副社長を兼任。

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 私的な懇談会ではあったが、2012年に聞いた「融合するデザイン」よりもLG電子のデザインセンター副社長時代から取り組まれたIoT/AI時代に関する「デザイン3.0」の話がとても参考になった。

 

■デザイン3.0について
 「絵を描く」作業中心の伝統的なデザイン観を「デザイン1.0」

 ユーザーエクスペリエンスや人間中心のデザインを「デザイン2.0」と定義

 デザイン3.0を考えるためのキーワードとして、OPEN、BIG、DEEPの三つを置いている。

 http://www.worksight.jp/issues/612.html

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 いい加減酔っぱらってお開き。w

 来年のXデザイン学校ツアーは韓国かな。

 

posted by アサノ | 07:24 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
SXSW2017(サウス・バイ・サウスウエスト)

 3月10日よりアメリカ合衆国テキサス州オースティンで開催された、SXSW2017(サウス・バイ・サウスウエト)に、今年は日本からソニーとパナソニックが出展している。

 今までは家電メーカーがあまり興味を示さなかったイベントだが、今年は2強ががっぷりと組みあっての参加だ。

 ちなみにSXSWのインタラクティブ部門は、大企業やスタートアップが数多く出展する世界最大級のビジネスフェスティバルで、もうミラノサローネとかじゃないんだよね〜。

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 今回はかほちゃんも参加しており、昨年1年間かけてニューヨークのパーソンズとのプロジェクトの発表。

 ◇部署の垣根を超えたドリームチーム「TAKT」がウェルネスガジェットで創り出す、新たなサービス事業とは

 You Tube:Andru Edwards talked to Kaho from Social Appearance Coaching Device team member.

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 また私がUXリサーチからプロトタイピングまで関わらせて頂いたプロジェクトも何件か発表されており。

 頑張っていたメンバーの顔が晴れやかのがうれしかった。(写真は大野さんのFacebookから拝借)

 You Tube:Andru Edwards talked to Mariko from MonStyle team member about the future of clothing care system.

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◇パナソニックの取り組み:http://gccatapult.panasonic.com/

 

◇SXSWインタラクティブ・イノベーション・アワード」STUDENT部門を東大の学生が受賞

 https://www.houdoukyoku.jp/posts/8262

 かつてTwitter、Airbnbが受賞した登竜門 

 

posted by アサノ | 07:21 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
クックパッドでキッチンのIoTディスカッション

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 3月14日(火)、夕方からクックパッドさんで、インフォバーンの「KITchen」のメンバーとキッチンのIoTに関するディスカッションに行って来た。

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 セッティングしてくれた倉光さんは、大阪時代からの仲良しで。

 最近もよく一緒にイベントに登壇している。

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 こちらはインフォバーンのメンバー。

 最近いろいろな所でご一緒させて頂いている人たちでもある。

 おしゃれ過ぎる。w

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 今回のディスカッションで分かったこと。

 キッチンのIoT化は、キッチン=デバイスと捉えると、今までの作業を効率化したり楽にするのではなくて、今まで出来なかったことを実現することが大事。

 キッチンはテレビやオーディオと同じコンテンツビジネスになる可能性を秘めている。
 早く手を付けて、コンテンツ(レシピ)を持っているところと組まないといけない。

 誰でもがデバイス化したキッチンに立てば体に良い食事、作ったことの無い料理、リバウンドしないダイエット食を作ることが出来るようになる。

 それが嫌なら、スイッチを切れば母親から受け継いだ家庭の味の伝承も出来る訳だ。

 更にその母の味もクラウドに蓄積されて、孫がその時代の食材と器具を使って再現できる。

 テレビ=高性能はグッズドミナントロジック、顧客は面白い番組を観たいだけなのでサービスドミナントロジック。

 Macがデザインを効率化したのではなく、新しい表現を生み出したように、技術は時代(サービス)を変える。

 

 しかし、いくらIoT化したキッチンを作る企業が増えても、基幹のプラットフォームを持ったところが強い。
 まだ料理という身体性の高い行為に最適化されたタンジブルインタフェースは作り上げられていない。
 なぜなら自動車の自動運転の何十倍もユーザー側にエラーが多いからだ。
 如何にレシピを教えてくれても、炒飯の中華鍋は誰にでも振れないもんね。w
posted by アサノ | 07:16 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
経営学部の合同ゼミで講演

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 2月27日(月)、秋葉原富士ソフトビル。

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 我が研究室のあるDMM.make AKIBAにて、福岡大・拓殖大・中央大の経営学系合同ゼミが行われます。

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 各校のプロジェクト研究発表が続き。

 なんと!9:00〜19:30 も。。w

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 IoT/AIとサービスデザインに関して話したが、通じたのだろうか。

 それとも、自分たちの発表で疲労困憊か。w
 感想としては、経営学系の先生方は教育工学の知見がちょっと乏しくて、学生さんたちに認知負荷がかかって学習が効率的じゃない印象。
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 人の発達のポイントはそれぞれ違うので。
 全員に同じ体験をさせるのは効率的では無い。
 その時期・場を見極めて、上手く個別に導くのが教員の腕である。
 修学旅行で均等に成長する高校生はいない。
posted by アサノ | 07:27 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
大阪の企業で講演ダブルヘッダー

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 2月22日(水)南門真と23日(木)草津で、2日連続企業の講演をしてきた。

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 この2年間関わって、モノからサービスへの転換を図ってきた努力が少しは実ったのか。

 経営層やデザイン、R&D以外の方々にも聞いていただけるようになってきた。

 講演内容は秘密であるが、先日HCD-Netの理事コラムに書いた内容がほぼ要約版なので、ここに転記します。

 これだけじゃ無いけどね。w

 

■「IoTとHCD」(浅野 智)
 昨年の12月から秋葉原にオフィスを借りた。日本のI0Tやロボットのスタートアップが集まるある意味聖地のような場所だ。

 どこの大学の工房にも負けないような3Dプリンタやレーザーカッターなどの設備が揃い、日夜スタートアップの若者達が制作に励んでいる。

 またスーツを着た企業からの見学者や海外からのお客様も引きも切らない。オフィスはそんな場所の一角にある。
 人間は年をとると過去の成功体験から逃げられなくなるものだ。それを避けるためには、新しい人に会い、新しい場所に行くことが自分をアップデートするためには重要だと思っている。
 そのオフィスにいるようになって、徐々に分かってきたことがある。今までのPCとスマホによるインターネットビジネスの終焉である。

 

 これからは、リアルとデジタルがシームレスに操作という行為を挟まず繋がって行く時代が来る、いや来ているのだ。
 例えばIoT化した洗濯機で洗濯をすれば、シャツに付着した汗や皮脂から健康状態を収集して、ヘルスケアプラットフォームに送り、他の機器から収集されたデータと統合して、人工知能がその人の体調管理をすることも可能になってきた。
 これからは、その操作感無くデータを集める機器(プロダクト)が大量に創られて行くことになる。

 利用者は、そのプロダクトがデータを集めていることすら分からない場合もある。

 今まではジョギングに出る時にはスマホのアプリを起動していた人も、IoT化されたシューズを履けばなんの操作もせずにありとあらゆるデータを得ることが出来る。

 そのデータを確認するためにPCやスマホはいらず、リビングルームのテレビに声をかければ大画面に映し出してくれるのだ。


 インタフェースの進化は人間の成長の逆と言われている。

 人間の大人は文章が書ける、だが命令文入力はUIとしては一番下等だ。

 次に子どもは文章が書けないが絵が描ける、UIでいえばGUIである。

 そして最も進んだUIは形の無い情報に触ったり音や振動などで操作するタンジブルインタフェースである、ばたばたしたり泣き叫ぶ赤ん坊と同じだ。
 IoTの時代は正に最もユーザーに優しいインタフェースの時代が来たということになる。

 その時にHCDの専門家は何を目指すのであろうか。

 その答えの一つは、人はプロダクトを操作するのではなく、一人一人のコンテキストに沿った行動をするということである。

 HCD専門家の役割は操作の評価から質的調査に比重が移っていくに違いないのだろう。
 

 

posted by アサノ | 07:26 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
ロボットとインテリジェンスとUXデザイン

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 2月13日(月)、京都からの帰りに秋葉原に寄る。w

 HCD-NetとXデザイン学校のコラボで「ロボットとインテリジェンスとUXデザイン」というセミナーがあるのです。

 講演者、右がシャープの佐藤さん、左が東京都市大学の小池先生。

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 シャープ佐藤さんは「人と家電の関係性をデザインする」。

 関西ではよく一緒に飲んでいる仲なのだが、ちゃんと話を聞いたことが無かった。w

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 ■主催:HCD-Net
 ■協力:Xデザイン学校

 ■プログラム:
 18:30〜 受付開始
 18:45-19:15 ツアー(DMM.makeとXデザイン学校)
 19:15-21:30 話題提供とディスカッション
 ・講演者1「AI/IoT/ロボットとUXデザイン(仮)」 佐藤 啓一郎氏(シャープ)
 ・講演者2「ロボットとUXデザイン(仮)」 小池 星多氏(東京都市大学)
 ・講演者3「インテリジェントプロダクトデザイン」 山 和彦氏(千葉工業大学)
 ・ディスカッション

 ■定員:40名(先着順)もっと来てしまった。。

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 小池先生は「ソーシャルロボットのUXデザイン」。

 サバティカルでスタンフォードに行った時に作った「マグボット」が広がって行く話面白い。そういう時代なんだね。

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 最後の山崎先生は「インテリジェンスとUXデザイン」。

 IoTの学問的なとらえ方の話。

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 この部屋が次年度からXデザイン学校の教室になる。

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 最後にHCD-Netから長谷川さんがしめて終了。

 

posted by アサノ | 07:15 | IoT/AI・サービス | comments(0) | trackbacks(0) |
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