そのホテルは台南のランドマークの一つ赤崁楼のすぐ近くにある。
ほぼ台南市の中心部にあり、大好きな「包成羊肉湯」や「再發號」「臺中鵝肉」「集品蝦仁飯」「裕成水果行」が全部近い。w
「來了」という小さなホテルは、ちょっと気が付かないような路地の奥だ。
この辺りは、ガイドブックにも出てこない素敵なアンティークショップやカフェ、レストランなどがずらりと並ぶ。
初めて訪れた時はびっくりした。
朝散歩をしてみると、魅力的な路地が入り組んで迷路のようだ。
この一角は台南の良い所を集約したような場所だと思う。
ホテルは、たぶん昔の金持ちの私邸をリノベーションしたものだと思う。
台南には他にも何件かそういう宿があるが、私はここが一番好きだ。
今回は一番良い部屋を紹介するが、お金が無い時はもう少し狭いリーズナブルな部屋もある。
ベランダから眺めると、京都の町家のように間口は狭く奥行きが深い構造が分かると思う。
なんと!バスルームも大きくてガラス張り。w
しかも、なんと!このような娘たち(と言うしかないw)だけで運営しているのだ。
フロントも、掃除も、朝食を作って運ぶのも全て娘たちだけだ。
最初は、誰か大人の男性のマネージャーとかコックがいるのかと思ったが、その影すら見たことが無い。w
この天国のようなプチホテルと台南の路地裏のことを思うと、今すぐ飛んで行きたい気持ちで胸が痛くなる。
◇台湾の大好きなホテルシリーズ
3.玩味旅舍(台北大稻埕)
4.小時光(台東)