12月04日(水)福岡にて、ふくおかフィナンシャルグループ本社で講演をした。
会場までゆっくり歩いて行ったが、警固交差点から国体通りと別府橋通りの三差路までの「けやき通り」という素晴らしいヨーロッパの街並みのような地区があった。
福岡は、日本では京都とここだけヨーロッパの古い街のように、歩いたり自転車で回れてしまう稀有なヒューマンスケールの都市だ。私はそういう街が好きだ。
福岡に住むならこの辺りのマンションがいいと思うが、地下鉄からは不便な場所だ。
写真は「珈琲美美」という素敵なネルドリップコーヒー専門店。
夜になり、昼間の講演会場すぐ近くの福岡城大手門に戻って来た。
今夜のお目当ては、クロマニヨンというワインバーだ。
11月に福岡に来た時に、よく行く大名の「FUKUOKA - nanamica」という洋服屋さんで「ワインが飲みたいけどいい店ある?」みたいな話をしていたら店長さんが教えてくれた店だ。
文学的な表現をすると、初めて来た時に、きっとこの店に「噛まれた」のかもしれない。
自然派のワインと、生産者と密接に結びついた有機野菜の店だ。
しかし、原理主義的な自然派志向では無く、なにしろ美味いのだ。
11月に京都に戻り、行きつけの「クマノワインハウス」のタクちゃんにここの話をしたら。
「聖地ですよ!」と言われた、私の舌もまんざらじゃないかも。w
私はこの店に来たら、我慢をしないことにしている。w
せっかく福岡のこんなに不便な場所にまで来ているのだから、何でも飲みたいワイン、食べたい料理を好きなだけ食べるんだ。w
自家製加工肉の盛り合わせ。
豚スネのハムが美味い、次はこれの一品盛りにしよう。
店内は6人ぐらいのカウンターと、後ろにテーブル席が3つ。
シンプルな内装だが清潔感があり、かえって気が置けない雰囲気で嬉しい。
秋吉さんの富有柿オーブン焼き(発酵バターとヴァンジョーヌ)
BRESSAN、Pinot Nero 2006
そろそろ、しっかり目の赤。
ワインは、ここの奥様が選んで下さるのだが、外れが無くて全部美味しい。
なので、瓶を並べて教えて貰うと、最初がこれで次がこれと1本に絞り切れず頼んじゃう。w
今日は鹿肉が無かったので、吉田牧場のD・A・B。
赤肉よりは少し脂がのっているが、高菜と合わせて食べる。
デザートは焼きりんごのパリブレスト。
コーヒーはわざわざ奥から豆を持って来て挽いてから淹れてくれました。
「これ浅煎りで美味しいですね。」と言ったら、なんと!私が昨日買ったCOFFEE COUNTYのエチオピアだった。
マスターの市村さんが「センスが似てるんですね。」と言ってくれたのが嬉しかった。
◇福岡めしアーカイブ
2019年12月:クロマニヨン(大手門)
2019年06月:株式会社経験デザイン研究所研修旅行(福岡めし)
2018年03月:今月の福岡めし
2017年10月:株式会社フィールドノーツ設立記念セミナー
2017年07月:今月の福岡めし
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2015年03月:今月の福岡めし
2015年02月:今月の福岡めし(うどん紀行)
2014年12月:今月の福岡めし
2014年11月:福岡うどん巡り
2014年10月:赤坂うどん大学
2014年10月:久しぶりの中洲でクラブ
2014年07月:九州麺食いの旅 後編ちゃんぽん編
2014年07月:九州麺食いの旅 前編うどん編
2014年06月:独りで打ち上げ(中州)
2014年06月:折尾東筑軒うどん
2014年06月:モツ鍋専門店 楽天地(博多駅裏)
2014年06月:牧のうどん空港店(福岡)
2013年12月:12月の北九州・福岡めし
2013年12月:怪しい路地好き(博多の下町)
2013年12月:ワークショップの打ち上げ
2013年12月:怪しい路地好き(北九州折尾堀川沿い)
2013年05月:5月の福岡めし
2013年05月:懇親会(博多駅裏)
2013年05月:怪しい路地好き(福岡ぎんなん通り)
2012年12月:12月の福岡めし
2012年12月:怪しい路地好き(福岡大名)
2012年12月:うどん発祥の地(福岡・博多)
2012年09月:中州・長浜・大名
2012年09月:福岡大名
2012年09月:福岡柳橋連合市場
2008年10月:屋台めぐり