経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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中国のデザイン系大学

 中国の話題をもう一つ。向こうの大学に行くようになって、5年経ちます。
 深センや上海は早いうちからデザイン系(特にCG)の教育が盛んでしたが、徐々に北の都市にもそのニーズが増えてきました。

 特に東北地方の沿岸部大連や瀋陽は、韓国や日本に近いため以前は工業製品の工業地帯でしたが、最近ではソフトウェアの産業に重点を置くようになってきています。
 この写真は、国立大連軽工業学院芸術設計学院のイラストレーションの講評会の風景。

 この写真は国立遼寧師範大学が作ったデジタルコンテンツ系学部の授業。20倍近い競争率で、全寮制です。
 寮の照明は24時以降は消してしまうそうで、そうしないと皆徹夜で勉強してバタバタ倒れてしまうそうです。恐ろしいまでの学習意欲!

 デッサンなどの基本的な技術はこんな感じ。一度美術大学を出てきた人もいるし、高校からすぐ来た人もいる。

 私がやられたのは、この彼の眼。うちの学校にこんなに熱心に私の講義を聞いてくれる学生はおらん!(笑)

 大連理工大学には、プログラミングやCGと並行して日本語も勉強するコースがありました。教育のコンセプトが明快と言うか・・・。
 最近では日本のデザイン系大学でも、博士修士の課程には日本人学生より中国、台湾、韓国からの留学生の方が多いぐらいだと思います。あと10年すれば、日本企業のデザインセンターの中間管理職も日本人ではなくなる可能性大!
 学生諸君、君達頑張らんといかんよ。

□中国デザインの話題はチューブ木村さんのブログにも詳しい:ワークショップリポート

□追記:ちょっとびっくりな数字
・2008年度専門学校の卒業生は約25万人
・2008年度日本に入ってきた外国人労働者は約48万人
posted by アサノ | 00:15 | 旅好き | comments(0) | trackbacks(0) |
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