市場好き 08年沖縄那覇
2009.08.02 Sunday
「市場好き」の続き。沖縄は日本の中でも、かなりアジア諸国に近い雰囲気がある。
真冬の金曜日の夜から日曜日にかけて、なにするでも無くふらっと行くのが好きです。
市場に行く前に浦添の「ひかり食堂」に行ってみよう。この店は、私が沖縄に行くと必ず食べに行く「てびち」屋さん。
お世辞にもきれいな店とは言いがたいが、清潔である。以前は、深夜タクシーの運転手さんたちのための店だったらしい。
15年ぐらい前に来た時はそうだったのだろうが、最近ではガイドブックを持った女の子が場違いのようにいたりすることがある。
この店の雰囲気ではかなり浮いているので笑える。「なんで私こんな所に来ちゃったんだろう。」みたいな顔をして・・・。
私は別に「てびち」好きではないが、この店のてびちは美味い。肉がほろほろ取れて、特別な豚足を使っているのじゃないかと思う。まったく脂っぽくなく、薄味で品がよい。
この店「てびち」だけではなく、何を頼んでも美味い。「ゴーヤチャンプルー」も私の中ではデフォルトである。
東京の不味い沖縄料理しか食べたことの無い人は、是非行くことを薦めます。不便な場所だけど。
那覇に戻って牧志公設市場に向かう。裏側にある農連市場は完全にアジアの市場。
その入り口付近に24時間営業の「丸安そば」がある。完全にアウトドアな店構えで、蒸し暑い夜に沖縄そばとオリオンビールを飲むには良い。私はすぐ近くの「平和食堂」のカウンター席?が好きだ。
金曜の夜に沖縄に行くと、まずこの辺り壷屋とか浮島通りの安ホテルに深夜チェックインして、フラフラと飲みに出る。そういう旅をするには、うってつけの地域です。
牧志公設市場は那覇のど真ん中にある。国際市場からすぐなので、下手な観光をするぐらいならここに来るべし。
市場自体は大きいが、入り口は狭い。
市場の外側にも店が沢山あり、沖縄の三味線「三線(さんしん)」屋さんは、いつも音色を流している。
市場の外側には、野菜を売るオバー達がいる。
ゴーヤやナーベラー(へちま)フーチバ(よもぎ)が並ぶ。緑が濃くて生気が溢れている。
こういう葉っぱ類は「島野菜」というのかな。体に良さそう。
市場の中に入るとこんな感じ。
入り口付近には乾物屋さんが多く、「シークワーサー」「さんぴん茶」「スパム」「スクカラス」「島とうがらし」などがカラフルに並ぶ。
豚の顔の「チラガー」や耳の「ミミガー」肉の塩漬け「スーチカー」などの加工品。
「てびち」の豚足や内臓「中身」、ラフテー用の三枚肉。
冷蔵庫に入れてないのですね。
それでも、どんどん売れるのか新鮮そう。沖縄は日本で一番豚肉の消費量が多いらしい。
魚は熱帯魚みたい。魚は北国の方が美味しいと思うのですが・・・。
沖縄には意外と「刺身屋」さんが多いのですよ。
買った食材を2階に持って行くと料理して食べさせてくれる店が並んでいます。観光客向けなので、お味はいまいち。お薦めはしません。
お腹が空いたら、市場の外に出て「花笠食堂」に行くと良いでしょう。沖縄はいいよね〜。
□関連情報:www.さとなお.com【沖縄の行った店リスト(169店)】
◇市場好きアーカイブ
10年名古屋柳橋中央市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1647
10年台東市中央市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1593
09年ソウル南大門市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1269
08年沖縄那覇:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1180
07年台湾高雄:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1179