サイバーエージェントでHCDワークショップ(オブザベーション)
2010.08.25 Wednesday
金曜日は渋谷にあるサイバーエージェントでHCDのワークショップ。
まずは簡単な講義。
簡単とはいえ普段耳慣れない言葉満載なので、初心者にはあまり長い時間はやらないようにしている。
3時間のオブザベーション(観察法)ワークショップスタート。
今回はカップ焼きそばのオブザベーション。
給湯室でお湯を入れて。
特設のポリバケツで湯切りをする。
じょぼじょぼじょぼ。それをビデオ撮影。被験者は自分の頭に浮かんだ事柄を発話する。
夢中になるとついつい黙ってしまうので、付き添ったモデレーターが発話を促すことが重要。
行動をステップ毎に切り分け、発話と一緒に記述する。
かき混ぜて、食べて、ごみをまとめて終了。
一通りの作業ステップを40数段階に切り分けたチームあり。
作業を細かく切り分けると、問題が発見し易くなる。
ほら大雑把な人って、反省とか学習とか無いでしょ。
次に行動の中から問題点を探してポストイットに書き出す。
壁を使ってカードソート。
立って壁に向かって、カードを使うとブレストは活性化する。
未来大岡研OBの古村くん発見。岡本先生、元気でやってましたよ。
問題点と改善案が出来たら、プレゼン準備。
ここからは社会人は早い!
オブザベーションからの分析と、問題点の解決案を発表。
ポイントはHCDプロセスのにめり込むとユーザビリティは改善されるが、UXに気が回らなくなること。魅力創造に気をつけよう。
終了後渋谷百軒店の博多串焼「ジョウモン」で懇親会。飲む飲むこの人達。
短い講義でしたが、お疲れさまでした。
◇関連情報:UXを高めるHCDのワークショップを開催。