酷暑小休止の京都にて
2010.09.12 Sunday
9月9日(木)翌日ヒューマンインタフェースシンポジウム2010で発表するため、夕方新横浜を出て京都に到着。
昨日の台風の影響か秋風が吹くような過ごしやすい中を、ホテルに荷物を置いて近所の京都芸術センターに向かう。
文化庁メディア芸術祭京都展を見るためである。
展示作品は、東京の国立新美術館と比べるとかなり小規模であるが、場とのマッチングが良く楽しめる。
夜に真っ暗な部屋で一人「大駱駝艦」のビデオ作品に見入っている女性が居るなんて、京都ってやはり東京と違う・・・。
烏丸にある「京都芸術センター」は、明治2年に開校した小学校を改造したもの。
廊下や水飲み場も往時のままを残している。
改装されてポストモダンなイタリアぽい外観。
二宮金次郎の像。知ってますか?
日本で度量衡が尺貫法からメートル法に変わった時に、身長1mの金次郎像を日本中の小学校の校庭に置いたってこと。
更に人体彫刻って、原寸よりひと回り小さく作るとどんなに上手く作っても気持ち悪くなるものである。なので、夜の校庭に二宮金次郎像があると、なんだか薄気味が悪いのです。
◇素浪人旅日記:二宮金次郎像とメートル法
夜になって、私と同じくHISに発表に来ていたはこだて未来大の名塚さんと、ソフトディバイスの野々山くんと合流して四条河原町で食事。
お店は、京都で大人気の野菜中心の料理を出す飲み屋「五十家グループ」の煮野菜専門店「おにかい」。
京都の人でも好きな人が多く、予約しないとまずは入れない繁盛店である。
「京赤地鶏の蒸し鶏と温泉玉子のサラダ」
「冷静 ハニートマト」
「レンコン」
この人達、料理じゃなくて本当に素の野菜しか頼まないな。
そろそろ秋の野菜が出てきたようで「きのこ」は香りが強く美味かった。
「アボカド豆腐」
「チンゲンサイ」肉味噌が辛くてこれ美味い!
辛いものを食べたら「ごはん」が食べたくなり。「漬物」でかき込む。
本当に美味しいです、ここのご飯。
「おにかい」を出て、祇園花見小路をぶらぶら。
知り合いのワインバーで一杯。
流石京都のお店は、表札もよく分らない・・・。
こりゃ知らない人は怖くては入れないよな〜。
瞳さん、ご馳走さま。
二人と別れて、祇園をブラブラ。
この酷暑の夏に、この日だけは秋風が吹き気持ちの良い夜です。
京都っていいよね〜。
プラプラと柳馬場蛸薬師上ルのホテルに戻る。
ホテルの近くに立ち飲み屋があったので、更に一杯飲もうかと。
おじさんが「火を落としちゃたから、何も出来ないよ。」と言うので「ジャコ葱」だけでビール。
ホテルに帰ったら1時半だったので、それから明日(違う今日だ!)の発表の準備をしたので3時間ぐらいしか眠れませんでした。
そのくらい力が抜けたほうが、良い発表が出来るかも・・・。