以前からお知らせしていた第3回情報デザイン教育研究会「WebサービスとUX」を開催いたしました。会場は麹町のKDDIウェッブコミュニケーション・セミナールーム。
私が主催者として、ちょっとだけ前説。
基調講演は産業技術大学院大学の安藤先生。WebのUXとは?
短期と長期の利用体験でUXを考えなくてはいけない。
発表スライド:http://www.slideshare.net/masaya0730/ando-101122
続いてぐるなびの吉田さん。「社内勉強会報告 HCD(人間中心設計)のプロセス理解」
6月に行ったワークショップを中心に話してくれました。
18時開始だったので、徐々に参加者が増え始める。
3番手は面白法人カヤック林さんの「面白法人カヤックのUX ーつくるひとを増やすUXとはー」
利用者にUXを与える仕掛けがいっぱい。林さんはnetの世界では有名人。本物はキュートな女性。
4番手はサイバーエージェントの鈴木さん。最近よく一緒にワークショップをやっているおねえさんです。「Ameba におけるUX 向上の取り組み」
サイバーエージェントのメンバーがハラハラする中プレゼンスタート。
この会社は社員さん達が「放課後X」という部活でUXの勉強会を行っている。
メンバーが複数いるのは企業に導入する際の強みだ。
ちょっと時間があったので、質疑応答を受ける。
話す前は「頭が真っ白」とか言っていたが、どうしてなかなか堂々としていましたよ。
4名の発表が終わったところで、約15分の休憩。
顔見知った人や、Twitterでしか交流の無かった人など、あちこちで話に花が咲く。
今回は学生を2名連れて行った。村山くんは受付と懇親会の会計係。池田くんはビデオ、土屋くんは写真班。皆緊張バクバクでした。
後半スタートはKDDIウェブコミュニケーションズ宮西 洋充さんの「WEBアプリケーション開発におけるUX」
こちらも同社のメンバーがハラハラ。全然心配ありませんよ。
ラピッドプロトタイプを1週間で作るとか。
発表スライド:http://www.slideshare.net/hiromitz/w-5859265
直前まで準備にぬかりの無い、ドコモ野秋さんとNHN佐藤さん。
こちらは発表が無事終わってニコニコの人。
ドコモ野秋さんは「UX を考慮したトライアルサービス開発事例」
面白かったのは「HCDによる成果物は意思決定をする社内にも通りやすいドキュメントになる」。
これも同感「重たいペルソナよりのストーリーボードでUXを表現」
野秋さんとも長い付き合いだが、日々成長を実感。頑張れ〜!
NHN Japanの佐藤さんは、このブログにやたら出てくるので割愛。(笑)
何度も発表を繰り返しているので、抜群の完成度でした。
「インターネット事業に適したHCD 活用方法とは?-NHN Japan における取り組み事例より-」
最後の8番手は楽天編成部の竹部さん「楽天ネットスーパーのUXアプローチ」
分かりやすくて面白い!
やはりここでも重たいペルソナは使わず、こんなユーザーモデルを作る。
ペーパープロトタイプをかなりしっかり作ってから、ワイヤーフレームへ。
おお、UCDプロセスに3カ月・・・。
これいいね!
ECナビの榎本さんが質問。今回は産業技術大学の履修証明プログラム「HCDデザイン」の履修生が多数参加。ベースがしっかりしているから他社の事例理解も進む。
最後は千葉工大の山崎先生に締めをお願いして終了。
後は懇親会会場で大盛り上がりとなる。みなさまお疲れさまでした。
◇関連情報
・ツッチーのブログ:前半・後半
・「第3回情報デザイン教育研究会」をトゥギャりました
・stj064 UX_Memo:情報デザイン教育研究会
・WarlockReport:第 3 回 情報デザイン教育研究会に行ってきました
・ボスザルブログ:情報デザイン教育研究会に参加
・IN THE 夕景: 第3回情報デザイン教育研究会