サイバーエージェントHCDワークショップ ペルソナ/シナリオ法(構造化シナリオ法)
2011.01.23 Sunday
サイバーエージェントにてペルソナ/シナリオ法ワークショップの2回目。
お馴染みECナビのメンバーと新しい参加者も10名近く増えた。
前回の半構造化インタビューは11月だったのだが、いろいろあって間が2ヶ月空いてしまった。
前回行ったインタビューから起こしたデータからペルソナとシナリオを作成する。
今回勉強するシナリオは日本人間工学会アゴーデザイン部会が開発した「ビジョン提案型デザイン手法」の構造化シナリオ法。
今のところは日本型ペルソナ/シナリオ法としては、とても使い勝手が良いと思っている。
産業技術大学院の履修証明プログラムの受講者も混じっているので、一度体験している人もいた。
「え〜!4時間でこんなにやるんですか?」との声もあり。
講義は短く、ひたすら演習課題に挑む。
私のワークショップでは、アクティビティシナリオからインタラクションシナリオを起こすときに、簡単なストーリーボードを描くのがコツ。
今回は皆のストーリーボードを見るのが面白かった。
CAの鈴木さんが講習会後に「インタラクションシナリオを飛ばしてワイヤーフレームでも良いのでは?」はみたいなことを言ってました。
Webサービスならそれも正解だと思います。
なので次回は「ペーパープロトタイプ」と「ストーリーボーディング」をやる予定。
デザイナーのノートを覗くのは面白い。
最後に時間が足りなかったので2チームだけプレゼン。
ペルソナ・サービスシナリオ・アクティビティシナリオ・インタラクションシナリオの4部作で話す。
今回はあまり手を動かさずに、ひたすら文章書きだったから評判悪いかと思いきや・・・・。
フィードバックシートには「今までで一番面白かった。」「ちょ〜面白かった。」とのコメントがあり、ホッと胸をなで下ろす。
一連のHCDワークショップで、アクティビティとインタラクションの違いが分れば、後はしめたもの。
これを「面白かった。」と言うのだから、この会社はレベル高いと感服。。。
終了後は、モツ鍋で新年会。あ〜楽しかった。
◇サイバーエージェントHCDワークショップ:アーカイブ
08月20日:オブザベーション
10月05日:ユーザ評価(観察法)
10月07日:ユーザ評価(NE比)
11月11日:ペルソナ/シナリオ法(半構造化インタビュー)
01月14日:ペルソナ/シナリオ法(構造化シナリオ法)
◇関連情報:
・ECナビUIO戦略室ブログ:http://is.gd/gHejC
・CA-UX(放課後X)ブログ: http://ameblo.jp/caux/entry-10771188369.html