大地震の翌朝 日本人間工学会アーゴデザイン部会合宿研究会
2011.03.15 Tuesday
昨夜深夜3時過ぎに最後の学生を磯子まで送り届け、その足で逗子までやってきた。
湘南国際村の路上に車を止めて仮眠。
目が覚めたら、富士山がきれいに輝いていた。朝日って本当に生命の源だと実感!
湘南国際村センターで行われている「日本人間工学会アーゴデザイン部会合宿研究会」を覗きにきたのです。
よれよれの姿で、合宿の朝食に紛れ込みホッと一息。。
ここは逗子といえども高台なので、津波の心配は無い。
湘南国際村センターはきれいな建物です。
毎年あるのだが、どうしても調整がつかず参加出来たためしがない。
参加者の皆さんは、地震が起こる前からここに居たそうなので、反対に下界の情報を知らないという。
かえって怖かったそうだ。
朝食後「世界を変えるデザイン展」の実行委員長である本村拓人さんの講演。
BOP(ベース・オブ・ザ・ピラミッド)=年間の所得が「3000ドル未満」の層を「マーケット」と捉え、こうした人たちの潜在的なニーズを現場で視察し、収集しながら安価で、なおかつ生活向上に役立つ商品の流通から開発までを提供する事業を開始する。
今私が凄く関心のある人だ。娘にもそういった研究をさせたくて、この合宿に参加させたぐらい。
本村さんは、昨日地震で交通機関が止まり鎌倉から逗子まで歩いてこられたそうだ。
講演後、昨夜から続く「これからのHCD」というワークショップを見学。
合宿に参加していた娘とも会えて一安心。
8名ぐらいのチームが4つ。
かなり突っ込んだ話が行われている。
10時50分より発表会。
このアーゴデザイン部会というのは研究者・教員・企業人・学生(学部2年生もいた)と多岐に渡る人々が参加している。
これまでは「ビジョン提案型デザイン手法」といったかなり実務的な手法開発をしていたと思ったら、今度は「これからのHCD」といった議論をしているのが面白い。
お昼ごはんをご馳走になって昼過ぎに帰途に着く。
帰りの横浜横須賀道路→横浜新道→第三京浜はがら空きで瞬時に帰宅。
32時間ぶりに家に帰り着いた。。お疲れさま