横須賀 三笠ビル商店街シャッターアート制作中
2012.02.06 Monday

この寒い日が続く中、総合デザイン科の1年生達が横須賀の商店街のシャッターをペイントしている。
指導している先生には「体験で終わるのでは無く、何を学んだかはっきり分かるようにしてください。」とお願いしてある。

こういう仕事で勘違いし易いのは、クライアントである商店街協会の理事長さんやペイントした店舗の店長さんが「いいね!」と言ったから良いと思ってしまう事。
この店の前を毎日通る一般市民が「楽しい」とか「明るくなった」とか長い間を通して喜んでくれると、初めて理事長さんや店長さんが「描いてもらって良かった。」と思えるのだ。
そのちょっと複雑なUXがソーシャルなデザインの難しいところ。

累積的UXの問題でもあり、特にユーザーの継続的な長期観察が大切なのだ。