経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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2012年 こども行動観察ラボ 第13回 粘土で自由制作
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 11月5日(月)5才児は20日ぶりぐらいだ。
 今日は久しぶりに粘土をやろう。
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 もうすぐ小学生だから、文字を覚えたのね。
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 前回のスパッタリングで起こった「自分が何を描いてよいか分からない」という状態を無くしたくて、今回は無理やり自由制作にしてみた。
 立体物の制作の方が現実世界から脳内で2Dへの翻訳作業が無い分、思ったものが作り易いかと思う。
 結果としては半数ぐらいは「描きたいものはあるが、どうやって描けば良いのか分からない。」という状態から「粘土でなら作れる」となってくれたようである。
 「ハチと蜂の巣」刺された経験があるのか?
 私のことも何度も「ブスブス」と言って刺してくれていた。ww
 こういう経験を作るのは良い!
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 記憶している自然物や自分の経験を造形するのはダメだが、デフォルメされているキャラクタなどをモチーフにするなら出来る派は多い。
 最近の小中学生世代の大多数はこれだ。
 それは美術教育の貧困さを表しており、我々がなんとか変えて行かなければならない事の一つだと思う。
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 前の写真が「アンパンマン」、こちらが「バイキンマン」。
 如何に記憶しているかを競う「うろおぼ絵」というゲームをすると面白い。
 例えば「ドラえもん!」と言ったら、それを記憶を頼りに3分間ぐらいで描いて似ているかを競うゲームだ。
 大抵は、こんな感じになって楽しいが教育としては邪道であることに変わりは無い。
 似ている似ていないという価値観は、美術教育とはまったく関係の無い概念なのであることを忘れてはいけないのだ。
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 こちらはガイコツを作っていたら、いつのまにかいい感じに「メキシコの死者の日」みたいになった例。
 意図していなくとも、一生懸命作っているといい感じになるのは「イタリアの修復画騒動」でも証明されている。w
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 こちらは、ひたすら線路を伸ばし続ける少年。
 こうなると哲学的な風格さえ感じる。w
 やっぱり粘土は面白いね。

◇2012年度こども行動観察ラボ・アーカイブ
第00回05月01日:アトリエ準備
第01回05月07日:粘土に慣れる
第03回05月21日:欲しいモノを作る
第04回06月04日:クシャクシャ動物
第05回06月11日:みんなの街
第06回07月02日:粘土で街を作る
第07回07月09日:粘土をタコ糸で切る
第08回07月11日:コンテストに出品
第12回10月15日:スパッタリング(後編)
第13回11月05日:粘土で自由制作
第14回11月19日:クリスマス・オーナメント
posted by アサノ | 00:13 | 保育の授業 | comments(0) | trackbacks(0) |
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