経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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2012年 こども行動観察ラボ 第2保育園14回目 わたしは ぼくはなにでできている? 1)
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 1月10日(木)第2保育園の4才児達が福笑いのお面を持って来てくれた。
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 出来あい(保育士さん製)のパーツを組み合わせて作品を作ることは反対なのだが。。
 あまりの出来の悪さに許す。w
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 今回は、ちょっと冒険して「成城ナーサリィスクール」の「わたしは ぼくはなにでできている?」のオマージュを制作。
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 私がいつも刮目している「成城ナーサリィ・スクール」は東京世田谷の成城にある小さな幼稚園。
 ちょっと他では見た事が無いぐらい素晴らしい美術教育をされているところである。
 何が凄いって、モノを描かせないでコトを描かせる教育だからだ。私の目指すのもそれ。
 何歩も前を歩いておられて、背中も見えない。ww
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 3週連続の課題であるが、本日は子ども達の型をとって中を着色する工程。
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 この課題の本質は、もっと後になると分かってくるのですが。
 この段階でも、素晴らしい気づきがあった。
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 1)美術作品は出来るだけ大きく描く、作るのが鉄則。
 ・本物と同じ大きさだと、見た目には小さく感じる。
 ・大体1.2倍〜1.3倍ぐらいにすると丁度本物のように見える。
 ・子どもをマジックでふたまわりぐらい大きめにトレースするのが良い。
 ・昔小学校の校庭に必ずあった「二宮尊徳像」に怪談話が多いのも、あれが皆1mだったから。実物よりもひとまわり小さいとどんなに上手く作っても気持ち悪く見えるのだ。
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 ・芸術は身体性が重要。
 ・狭い部屋で小さな紙に向かって「そっくりに描く」というのは美術教育でもなんでもない。
 ・思いっきり体を使って作業するところに神は降りてくる。
 ・古代エジプト。メソポタミア・ギリシア・ローマ・フィレンッエの作品群を見なさい。
 ・演劇やバンド活動といった身体性の高い表現活動と美術も同じである。

 身体性:物理的な身体と環境との相互作用ができることにより、学習や知能の構築にもたらす効果が高まること。
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 さあ、クレヨンの次は絵具を塗るか。
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 おお、情熱的!
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 大きく描いて、小さなはみ出しなんか気にしない。
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 来週もじっくり描こう。
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 全体を同じ完成度で進める子と、端から順番に仕上げて行く子がいる。
 モデリングとカービングのセンスの違いだ。
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 本日の成果!
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 来週が楽しみだ。

◇2012年度こども行動観察ラボ・第2保育園アーカイブ
第01回07月19日:粘土に慣れる
第02回07月26日:粘土で遊ぶ
第03回07月31日:クシャクシャおばけ
第04回08月09日:粘土で遊ぶ
第05回08月22日:粘土で遊ぶ
第06回09月13日:デカルコマニー
第07回10月10日:スパッタリング
第08回10月18日:粘土自由制作
第09回10月31日:粘土自由制作
第15回01月17日:わたしは ぼくはなにでできている?2)
第16回01月31日:わたしは ぼくはなにでできている?3)
第17回02月07日:最終回
posted by アサノ | 00:05 | 保育の授業 | comments(0) | trackbacks(0) |
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