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ディープな大阪探訪記 新世界編
 
 あいりん地区の宿を出て、新世界に向かう。途中ジャンジャン横丁を通るが、午前の10時頃だというのに立ち飲み屋は労働者風おじさんでいっぱい。いや、おばさんもいっぱいだ。

 私も立ち飲み屋で串あげと生ビールで朝食、しめて650円。隣で飲んでるというか酔っ払っている、どう考えてもヤクザにしか見えないおっちゃんに「休みはいいなぁ〜。」と声をかけられる。ヤクザに休みがあるのか・・・。

 この街には、ブレードランナーやブラックレインの近未来都市に通じる怪しげな匂いがあり、それが魅力だ。

 散髪700円、たしか5〜6年前に来た時は500円だった。ここに居ると段々金銭感覚がおかしくなり「高くなったなぁ。」と思ったりする。

 労働者や職の無い人達の娯楽は将棋だ。当然お金を賭けるし、見物人も賭ける。じっと人の勝負を見続けている人はきっと賭けてるでぇ。大阪から強い棋士が出てくる土壌がここにある。

 地下鉄に乗り2駅でなんばに出る。道頓堀近辺を歩くが、もうここは女子供の「食のテーマパーク」化しており面白くない。

 大多数の人に受け入れられるものには「通俗性」が必要だ。この「あいりん地区」と「なんば」のギャップを見ることがフィールドワークの目的である。単なる「怖いもの見たさ」の観光では無いが、自分の嗜好というものにも向き合わされる気がしないでもない。

 千日前はつまらないので、鶴橋に向かって歩き出す、途中「黒門市場」で、変な八百屋を見つけた。このキッチュさはなんだ!何の脈絡も無い、だけど大きさといい迫力が凄い。絶対東京には無いセンスだ。

 大阪に来て思うのは、人間に10欲望があるとすれば、東京人は1ぐらいしか表に出さない訓練をする。大阪の人は、明らかにどうやったら10出せるかと考えている節がある。そのあたりも半島系の人とのメンタリティの親和性が高いのかもしれない。さあ、昼は鶴橋でホルモンでも食べよう。
posted by アサノ | 07:10 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
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