経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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利用シーンの転換を知る(時代はちょいかけ)
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 若干品が無くて申しわけないのですが、朝ごはんでベーコンエッグが出た時に、ご飯の時はもとよりトーストでもちょっとだけ醤油をたらしたくなりませんか。w
 特に塩分が足りないとかでは無く、かすかな香りづけという感じ。
 タイの食べ物にはそこはかとなくニョクマムの香りがするように、日本人にも醤油の香りが食欲を誘うのでしょうか。
 これなんか、明らかに「顆粒状の醤油シーズニング」の方が利用シーンに合っている気がする。
 先日、金沢の大野醤油組合さんに行ってから、醤油の利用シーンの転換について考えています。
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 今夜も経堂コルティの「大戸屋」で夕食を食べていたら。
 テーブルにある、醤油とソースの容器が目にとまった。
 どちらも「沢山使わない」というサービスを提供しているように見える。
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 有機素材の無添加醤油を鮮度を保ちながらと、塩分控えめのためというボトルが、私が思っていたより業界では普通に使われているらしい。
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 大野醤油の事務局長が「昔は煮物などに使い、煮た後の煮汁は捨てていた。醤油というのは七割を捨てるビジネスだった。」とおっしゃっていたが。
 今は反対に「出来るだけ使わない」という価値のビジネスに変わってきていることを感じる。
 その分一滴あたりの単価は高くなるんだろうけど。
 製造に関わるリソースの統廃合も緩やかに進めなくては、体質改善が出来ない。
 旭酒造株式会社「獺祭」の杜氏廃止なんかは、伝統的な産業の中で当たり前だと思われていたやり方に対してイノベーティブだよね。

◇ミツカン:ちょいかけボトル
 ミツカンさんは「におわなっとう」等ユニークな商品を出しているが、是非マーケ室の方の話を聞いてみたい。

 ブルーオーシャン戦略という言葉がある。同業他社と同じビジネスモデルで戦い、際限のない価格競争に陥ることを「血みどろの海(レッドオーシャン)」というが、「青い海(ブルーオーシャン)」は独創的なサービスを持って競合のいない場で戦えという戦略である。
 競合他社が気がついていない未知のブルーオーシャンを見つけるためには、利用シーンの転換を如何に早く見つけるかである。

 このエントリーでの話は3つあって。
1)ブルーオーシャンで戦うためにはユーザーの利用シーンの転換を見つけろ。
2)利用シーンの転換を見つけるためには、業務時間内の調査だけではなく、日常的な事象においても柔かい心と問いを持って接する習慣を身につけよう。
3)調査には「ヒトの調査」と「モノの調査」があり、ユーザーの調査に固執せず特に競合の同業他社よりも他業種の製品やサービスはよくウオッチした方が良い。
 ということでした。
 
◇関連情報:
posted by アサノ | 00:17 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
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