経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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2014年GW インドシナ半島の旅 6日目天空の城ラピュタのモデルかベンメリア
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 約束の10時を過ぎてもチャーターした全然タクシーは現れず。。
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 1時間半ぐらい遅れて到着。 
 「悪い悪い、電話受けたのは兄貴なので、俺は悪くない。」。。
 とりあえず出発!行先は兄貴に聞いているんだろうな?
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 ぶっとばして1時間かからず、ベン・メリアらしき場所に到着。w
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 藻で覆われた環濠を渡り。
 ちなみにベン。メリアは「花束の池」という意味らしい。
 フィレンツエの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母)大聖堂」みたいな美しい名前だ。
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 寺院に向かって歩いて行くと。
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 寺院の遺跡というよりは瓦礫の山が現れる。
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 「さて、どかこら見れば良いのか?」と思案していると。
 森の妖精のような少年が出て来て「こっちこっちだよ〜。」と道案内に立って歩き出す。
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 いくら行っても入口も無く。
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 そのうち少年の姿も消えてしまい。。
 壁に埋め込まれた巨神兵の目が突然赤く点灯しそうで怖い。w
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 おお、なんだかやばいぞ。
 地雷撤去も最近やっとすんだばかりというので、轍を外さず歩く。
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 外周を一回りして、中に入る梯子を発見。
 あのガキに騙されたみたいだ、やっぱり妖精だったのか。ww
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 中に入ると、建造物らしきものの廃墟が。
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 カンボジア内戦、ベトナム軍のカンボジア侵攻で、ポルポト軍はタイ国境地帯(要するにこの辺り)に立てこもり30年近くの間戦争状態が続いた。
 地雷も大量に埋設されたのだ。
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 その為に、アンコールワットよりも発掘が遅れ。
 現在も、殆ど発見当時の状態を留めている貴重な遺跡だ。
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 もう崩壊が進んでジャングルに取り込まれてしまっているみたいだ。
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 整備された観光地のアンコールワットより、こういう遺跡に来たかったんだよね〜。
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 多分ここには水が張られていたのだと思う。
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 奥に入って来ると、段々凄いことになってきた。
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 宮崎駿の「天空の城ラピュタ」のモデルと言われているらしいが、むしろ「インディージョーンズ」の世界だ。
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 そして、全然観光客がいない。。
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 静かな中を、なんの標識も無く一人で彷徨う。
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 ほとんど発見当時のまま、というのだからワクワクというか心が躍る。
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 あまりに圧倒的な光景に、キャプションが付けられない。ww
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 こうやって樹木が石造建築を壊して行くのだそうだ。
 何百年もかけてじわじわとだ。
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 街履きにはダサいと思っていたが、今日はこのクツを履いてきて良かったと思う。
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 全然順路とかが無いので、ジャングルジムやオリエンテーリングをやっているようだ。w
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 やばい所に迷い込んだら、中国人のグループの先客がいた。
 一本橋みたいで、かなり怖い。
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 観光客の事故とか無いのだろうか。
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 ここで石に挟まれたら、絶対救助は来ないか翌々日ぐらいになりそうだ。
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 ここを初めて発見した人は、どんな気持ちだったのだろう。
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 多分、宝石などの財宝を見つけたよりもうれしかったのではないだろうか。
 ジャングルの中に、突如こんなに大きな遺跡が眠っていたのだもの。
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 1990年代に発見されたベンメリア遺跡は、地雷がたくさん埋っていた為、やっと2001年から外国人に公開されるようになったそうだ。
 その為に、未だに発見時そのままの状態が保たれている。
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 しばし、写真だけ見てちょ。
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 回廊の外側に出てきた。
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 おお、これは見たことがある風景だ。
 うう、これか?
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 オスカーワイルドの「自然は芸術を模倣する」だな。
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 今日見たものは一生忘れないだろう。
 忘れないというよりは、ここに来る前から私の心の中にあったものに出会ってしまった気がする。
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 最後に有名な「ナーガ(蛇神)」を見に来た。
 これだ!
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 どの寺院にもある「ナーガ」は、石造彫刻にしては、かなり無理な形態なのでほとんどのものが欠損」しているのだが。
 保存状態の良いはずのアンコールワットのナーガ。
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 この荒れ果てた寺のナーガだけは、なぜかつい昨日作られたように完全な状態で残っているのだ。
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 私には分かる。
 夜になると、動きだしこの朽ち果てた遺跡の中を巨大な蛇となって這いずり回っているのだと思う。そうとしか思えない場所だ。
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 そろそろ、この場から去ることにしよう。
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 ラピュタの木にもお別れを。
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 今日は人生の中でも、指で数えられるぐらいの中に入る、凄い体験をしてしまった。
 そして、一度も背筋がひやりとするような霊を感じなかったのは、場の霊格が高いからなのか。。

2014年GWインドシナ半島旅行アーカイブ
タイ編
4月30日:1日目バンコク到着
4月30日:1日目スクンビット界隈
カンボジア編
5月05日:6日目シェムリアップの朝
5月06日:7日目夜明けのアンコールワット
5月06日:7日目樹木に飲み込まれたタ・プローム
5月06日:7日目さらばカンボジア

posted by アサノ | 06:09 | 2014年GW インドシナ半島横断 | comments(0) | trackbacks(0) |
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