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DMM.com 社内研修#06 上位下位関係分析法
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 7月22日(火)、もう6回目の研修である。
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 本日は「ペルソナ/シナリオ法」の講義と「上位下位関係分析法」のWS。
 前回行った「最悪の旅」のインタビューから、インフォーマントの本質的な欲求を探る。
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 上位下位関系分析法は梅澤伸嘉氏によって開発された「潜在している未充足の強いニーズを発掘出来る」グループインタビューの分析法である。
 簡単に説明すると、インタビューや観察で見つけた様々な外的な事象を切片化し、それを行為目標(何の ためか)の似ているもの同士でグルーピングし、そのグループを上位化して最終的にユーザーの本質的な要求価値まで昇華させる手法である。
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進め方
1) フィールドメモから、観察者が意図していなかったような気になる行動、発話、被験者本人が意図していない動きなどなど様々な事象をカードに書き出す。
2) ホワイトボードや模造紙を上下三段或いは四段に分け、一番下の段(事象)よりカードを貼り始める。
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3) 最下段に外的な事象を貼り終わったら、行為目標が似ている同士をグループ化して行く。
 ここでのポイントは、似ているという意味の解釈の問題である。
 私たちは日常的に同じカテゴリーのものをグループと思い込む習慣がある。  
 カードの記述が抽象化されていると間違ったカテゴライズをしてしまう可能性が大きい。
 むしろカードを動詞で書いて、行動の奥に潜むユーザーの意図を汲む分析を心がけたい。
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4) グループ化したものを中段(行為目標)に集め、更にまとめて最上段(ユーザーの本質的要求価値)へ上位化統合する。
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5)最終的にラダーアップが完了して、ユーザーの本質的要求価値が抽出されれば分析終了である。
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 これに合わせてペルソナ像を作成して行けば、コンセプトをもう一歩踏み込んだシナリオとして記述が可能になる。
 最近、やっとWS形式の学びに慣れて来たのか、調子がいいぞ。ww

◇DMM.com 2014年度東京社内研修アーカイブ
08月26日#07:構造化シナリオ法1
09月08日#08:構造化シナリオ法2

◇DMM.com 金沢社内研修アーカイブ
2013年09月22日:ユーザー評価
2014年08月02日:フィールドワークとカスタマージャーニーマップ
posted by アサノ | 06:18 | 企業研修(守秘義務アリ) | comments(0) | trackbacks(0) |
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