UX福岡#07 サービスデザイン設計(ペーパープロトタイピング)
2015.04.21 Tuesday

3月14日(土)、UX福岡の最終回。
前回書いた構造化シナリオを使って、ペーパープロトタイピングをやりましょう。

まずは、アクティビティシナリオをベースに簡易なストーリーボードを描く。

折角ユーザーの物語を書いたのに。
ストーリーボードで分解したら、ただの作業手順になってる。w
もっとリアルな体験を書こう。

ストーリーボードは、アクティビティシナリオよりも更にユーザーの活動を精緻化されなくてはいけない。

ストーリーボード:ユーザーの活動あるあるなので、リアルにイメージが湧き。「それは無いだろう。」というのが分かる。
作業手順:リアルなイメージが湧かずに良いか悪いか分からなくなり、そこそこで妥協してしまう。

しっかりストーリーボードが出来たら。
それを元に操作であるワイヤーフレームを描く。

この段階では、ユーザーの活動を実現するための構造を作るつもりで。
画面設計は凝らなくて良い。

ワイヤーフレームを切り抜いて、遷移図を作ってみる。

ほぼ、この辺りで自分たちのサービスがどのようなものなのか見えて来るはず。

足りないものも。多いものも分かるよね。w

続いて、更に精緻なストーリーボードを書いて、ユーザーの活動を書き起こして行く。

ストーリーボードに同期したワイヤーフレームで画面設計。

今日のワークはこんな感じ。
仕様書の段階でここまで出来てしまうのがペルソナ/シナリオ法の凄みだ。

最後に、それを使って思考発話しながらウォークスルー評価。

ここで分かるのはユーザービリティではなく、ユーザーの体験UXだ。

今回はDesign Sprintの知見を応用して、スピーディーに沢山のことをやって貰った。
■多数の意見を基にリーダーが決める
■時間を守る :5分と言われたら5分で必ず収める。例外は認められない。
■スケッチを恐れない :「絵心がない」は禁句。
WS経験7回目ともなると、皆さん出来るものだね。感心しました。w

全7回のシリーズお疲れさまでした。
これから、自分たちで如何に継続して行くかですね。

お疲れさま〜。w

今日は私の誕生日でもあったので、お祝いして頂きました。
福岡の皆さん、またお会いしましょう!
◇UX Fukuoka 2014 アーカイブ
06月28日(土):オブザベーションワークショップ
07月26日(土):フィールドワークとカスタマージャーニーマップ
10月25日(土):ユーザービリティ評価(タスク設計)
11月29日(土):ユーザービリティ評価(NE比分析)
12月27日(土):サービスデザイン設計(ペルソナ/シナリオ法)
02月21日(土):サービスデザイン設計(構造化シナリオ法)
03月14日(土):サービスデザイン設計(ペーパープロトタイピング)
◇最近のペーパープロトタイピングアーカイブ
2014年11月:DMM.com金沢社内研修#05 ペーパープロトタイピング
2014年11月:HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論」#06 ペーパープロトタイピング
2014年11月:DMM.com金沢社内研修#05 ペーパープロトタイピング
2014年11月:HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論」#06 ペーパープロトタイピング
2014年11月:DMM.com 社内研修#11 ストーリーボーディング
2014年11月:DMM.com 社内研修#12 ウォークスルー評価
2014年12月:UX神戸#09ペーパープロトタイピング
2015年03月:UX福岡#07 サービスデザイン設計(ペーパープロトタイピング)