経験デザインと食のエスノグラフィーを語る私的なブログ
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情報デザインフォーラムin函館 2015(後編)
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 9月3日(木)の10時より、函館西部地区にある未来大の弥生町デザインベース01に集合した面々は、フィールドワークに繰り出す。
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 今回のテーマは2つあって。
1)旧ロシア領事館の再利用計画
2)5年後の函館ライフ(自分の) 
 テーマ:「2020年 はこだて未来生活 ver.2」 
  歴史的建造物が多く残る函館西部地区を生活空間/ビジネス環境ととらえ このエリアを資源とした生活者の体験を妄想してみましょう。
  西部地区を散策しながら、歴史的建造物の利活用の可能性をテーマに ビジネスモデル、支援ツール、新たなサービスを含んだ 未来の生活空間としての函館ライフを描いてみます。
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 弥生町デザインベース01から幸坂を少し登ったところに旧ロシア領事館がある。
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 じゃ〜ん!
◇関根要太郎研究室@はこだて:旧ロシア領事館(非常に詳しい)
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 ここまでは、観光客はなかなか来ないし、見せるようにもなっていない。
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 市の職員の方にレクチャーを受ける。
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 入り口近辺は若干きれいになっているが。
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 奥に入って行くと、徐々に廃屋に向かって進行状態だということが分かる。
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 ヴォリーズの建築は好きで、旅先でもよく見ることがあるが。
 ここまで保存状態が悪いものを見たことが無い。
 日本人のヴォリーズ好きのせいか、それとも北海道という過酷な自然の所為なのか。
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 どうも荒廃の一因は、領事館として使わなくなった後に、市の宿泊施設として使っていた時期が長かったようだ。
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 道路に面したオリジナルな部分を残して、後ろの朽ち果てた宿泊棟部分を早めに解体することを勧めたいが。
 まだ調査の段階なので、仮説はご法度だ。w
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 オリジナル部分の建坪はそれほど大きくは無いので、再生可だと思うのだが。
 うう、いかんいかん、もっと冷徹に見よう。
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 一旦外に出て、坂の上から港やドックを眺める。
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 坂のある風景というのは、なぜか心に沁みるね。
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 弥生町デザインベース01に戻ってきた。
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 こういう場を作る先生たちがいるのが未来大の面白いところだ。
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 ここから坂を下って。
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 未来大のもうひとつのワークスペース「大黒湯デザインベース」にやってきた。
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 もともとは103年続いたお風呂屋さんだそうです。
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 本当に浴槽があって。
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 長い歴史が刻まれている。
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 大勢の人が汗を流した浴槽。
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 昔のヘアドライヤー。
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 函館の街は、古い建物が多い。
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 こういう建物も、人が使っていれば長く使えるのだが。
 住民の高齢化が進み、改修を続くけて住まうのも思うに任せないそうだ。
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 いい感じの建物が多いのだけれどもなぁ。
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 お昼のランチはラーメン。
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 午後は函館の古民家をリノベーションしている建築家をお訪問した。
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 事務所兼住宅も古民家をリノベしたものだ。
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 北海道らしい。
 現場からいくらでも木端を持って来られるからいいね。w
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 2階の住居部分を見せて頂く。
 これぞホームビジットですね。
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 とてもシンプルだけど住み易そうなお宅だ。
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 ちょっと函館特有の和洋折衷建築で。
 家の価格やリノベーションにかかる費用もお聞きできたのが収穫だった。
 こういうことは地元のプロに聞かなくてはいけないな。
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 佐藤郁哉さんは、観察のタイプを4つに分けたが。
 我々はフィールドワークをすると、ついつい参加者としての観察者となり、現場で人の振る舞い(動作だと思いがち)に関して気が付いたことを聴くという事をするのだが。
 本当はもっと深い所に問いを立て「どうして、そんなこと(活動)をしたのですか?」と尋ねなくてはいけない。それが準メンバーとして受け入れられた観察者としての参加者なのだ。
 数値を含めて行動の意図を聴けたのは、その後のインサイトに大きな影響を与えることになる。
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 次は古民家を改造した店舗に行くという。
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 みんなでゾロゾロ。
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 「二宮金次郎」氏は、どこに行っても身長が1mなの知ってますか?
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 少年達が寄って来た。
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 苫小牧から来た小学生で。
 フィールドワーク中だとか。w
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 そろそろ坂にバテてきた。w
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 景色は最高なんだけどな〜。
 住むならカブかスクーターは必需品かも。
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 元町近辺は素敵な家が沢山ある。
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 路地を行く。
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 古民家をカフェに改造して。
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 こちらはお店。
 こういう発想をするのは、どこの土地行っても地元の人ではなくて、都会から来た人が多い。
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 二階の窓からの景色が素晴らしい。
 和室になっているのでB&Bにでもしようか。
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 元町には様々な教会やお寺がある。
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 少年と黄色い消火栓。
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 ピンクの洋館。
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 色づくナナカマド。
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 大三坂はいいな〜。
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 父は良い所に住んでいたのだな〜。
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 やっとカフェで小休止。
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 暑かったのでアイスコーヒーを頼んだつもりが、凄いのが来た。w
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 ここは新しいお店らしいが、素敵です。
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 そろそろ戻ろうか。
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 元町公園の「旧函館区公会堂」の下を通り。
 旧ロシア領事館も、このくらい観光客が集まる場所にあると利用価値があるのだが。
 いかんせん、歩いて行くのにもちょっと遠いんだな。
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 「大黒湯デザインベース」の戻って、調査からのインサイトとアイディア発想のワークショップ。
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 ポストイットではなく、白いキューブを使うのを初めて見た。
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 これはいいかもしれない。w
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 移動させたり積み重ねたり。
 量も実感できるし、カードソートの3D版だね。
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 キューブのグループにラベルを付けると。
 おお!調査結果やインサイトが立体的に見え始めてくる。
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 今回のフィールドワークの参加者は、大学教員や研究者が一番多く、それ以外に行政の方や学生さん。
 学会が終わって、急いで見に来てくれた山岸さんなど。w
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 ガシガシ構造化して行く、原田先生と岡本先生。
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 情報というものは、集める時には既成概念を持たずにピュアに集めるが、分析を始めると次々と霧の晴れ間から本質が見えて来るのが面白い。
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 足りないことがあればバンバン書き足す。
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 おお、随分出来上がって来ました。
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 今度は自分が考えたことに関して文章にする。
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 私は次の2点を発表。
1)旧ロシア領事館を独立大学院大学にする
 ・出来るだけ後から増築した部分は解体して、オリジナルの建築だけリノベーションする。
 ・教員も学生も、講座のある時だけ(日本中?世界中?)から函館に来る。
2)5年後の函館ライフ
 ・老人たちやリタイヤした人が、古民家を(300万円程度)かけてリノベして、B&Bやカフェにする。
 ・大学院大学に来た教員や学生を泊める(出来るだけ時々で良い)
 ・年金+10万円/月の収入と、付かず離れずのサードプレィスのような関係(函館のおじいちゃん)的生活。
※産業の無い都市の成熟モデルってありそうな気がする。
※函館はコンテンツがあるから出来そうな感じだ。
◇関連ブログ:飯塚の街をフィールドワーク(2015年3月)
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 各自の発表が続く。
 面白いのは前提とかまったく無くなって、どんどん話が広がること。
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 これぞ参加型ワークショップ!
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 函館山の麓のお洒落なお店で打ち上げ。
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 かんぱ〜い!
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 いやはや、勉強になりました。
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 思ったより歩数は少ないが、坂ばかりなので負荷は大きかったとしよう。w

◇情報デザインフォーラム・アーカイブ
第01回2008年06月04日:情報デザインフォーラム(千葉)
第02回2008年11月15日:エスノグラフィーと横浜ワークショップ(横浜)
第03回2009年03月27日:インタラクションデザインの未来(千葉)
第04回2009年08月31日:情報デザインフォーラム- イノベーションと教育(千葉)
第05回2010年05月01日:情報デザインとグラフィック教育(横浜)
第06回2010年09月17日:これからの情報デザインとは(千葉)
第07回2011年05月21日:災害から身を守り、情報を伝えあうためのデザイン(横浜)
第08回2011年09月23日:体験とデザイン(千葉)
第09回2012年05月04日:情報デザインのワークショップ(横浜)
第10回2012年09月16日:情報デザインのワークショップ(千葉)
第11回2013年05月06日:世界の情報デザイン(横浜)
第12回2013年09月22日:デザイン・ワークショップ(千葉)不参加
第13回2014年04月29日:ワークショップの原点とファシリテーション(渋谷)
第14回2014年08月28日〜30日:情報デザインフォーラムin函館(函館)不参加
第15回2014年09月20日:ワークショップの実践(千葉)
第00回2015年09月03日:情報デザインフォーラムin函館2015(函館)
第17回2015年09月22日:キヅキとデザイン(千葉)不参加
◇HIS2015アーカイブ
9月1日(火):学生UXDワークショップ
9月2日(水):恵山ドライブ
9月2日(水):函館山の夜景
posted by アサノ | 06:17 | Xデザインフォーラム | comments(0) | trackbacks(0) |
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