経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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レンタル着物と応用エスノグラフィ
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 うどんを食った後、五条坂を上って行く。
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 その先には清水寺があった。
 学生の頃に行ったきりだな〜。
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 ゲッ!なんという柄の着物を着ているんだろう?
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 エッ!こっちにも。
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 最近、アジア系外国人観光客の間では着物を着て、世界遺産みたいな場所で記念撮影をするのが流行っているのは知っていたが。
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 しかし、この派手な着物は無いだろ?
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 しばらく歩いて行ったら、こんなお店発見!
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 おお、こういうレンタル着物屋さんで、派手なプリント柄の着物を借りるのですね。
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 いや、いるわいるわ。ww
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 清水寺に到着。
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 狛犬も口をあんぐり。w
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 韓国の人は、また違う趣味だ。
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 ここで凄いと思ったのは、彼らは着物を着たいのであって、日本の美意識である質素で静かな「侘(わび)寂(さび)」を体験しに来ている訳では無いということだ。
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 これはビジネスの上で犯し易い「ゴールが違う」に通じていると思う。
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 そう思うと、アジア系の人の美意識は「派手好き」なことと「侘(わび)寂(さび)」の美意識には興味が無いことを看破したレンタル着物屋の経営者はまさに慧眼というほか無い。
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 もしかすると、その経営者は日本の方ではないのかもしれないね。
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 ここで転ぶと三年以内に死んでしまうという「三年坂(産寧坂)」。
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 きれいに整備された「二年坂」。
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 おお!ちょっといいなと思うと日本の方。ww
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 八坂の塔を見ながら、下って行くと。
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 もうひとつ賢いと思ったのは、古来の日本の着物の生地は高いが、派手なプリント柄は安い!
 しかも彼らは「良い着物」を着に来ていないのだ。
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 ついつい私たちは彼らは「日本の素晴らしい文化を体験したくて来ている」と思いがちだが。w
 実は「母国にいる家族や友人に、着物(らしきもの)を着て珍しい景色の前で写真を撮って送りたい」だけなのだ。
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 これは、そのビジネスが行われる現場にいても分からない。
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 彼らの母国に行って、どのような趣味嗜好があるのか知る必要がある。
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 応用エスノグラフィとは、現地の市場を発見するだけでは無く、「場やものではなく、人を見る」ことに他ならない。
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 そのためには、仕事だから調べるのではなく、常に「問いを立て」て生きていることが大事だと思う。

◇4月末の京都アーカイブ
2016年04月23日:UX京都中級編#03体験プロトタイピング
2016年04月23日:京都の辨慶うどんと讃式(京都五条)
2016年04月23日:レンタル着物と応用エスノグラフィ
2016年04月24日:京都醸造所に行って来たよ
2016年04月24日:XD Lab. KYOTO 準備中
posted by アサノ | 06:06 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
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