3月16日(水)7日目の朝。
台東の住宅街にある宿から、そっと静かにスクーターを引張り出す。
朝食は、宿で貰ったチケットの使えるカフェで。
毎日台湾めしなので、朝はコーヒーで。
奥にいる子たちは、昨夜1階に泊まっていた子みたい。
外に置いてあった靴と同じものを履いてるので。ww
スクーターや自転車専用道路。
雨がそぼ降る国道9号線を北上する。
2010年に、台東から花蓮までの海岸線約170kmを花東公路(海線)をバスで通ったことがあったので、今回は通ったことの無い花東公路(山線)を選んでみた。
ちなみに汽車が走っているのは山線側ね。海線の公共移動手段は日に3〜4本のバスのみ。
午前中の目的地は池上郷の台鐵便當の聖地「池上飯包文化故事館」だ。w
途中ガソリンを補給。
寒くて、指がかじかむ。。
池上郷に入ると、一面の水耕地帯が広がる。
やっと到着。
カッパを持ってきていないので、かなり辛かった。w
「池上郷(ちじょうきょう)」は台東県北部に位置し、北は花蓮県と接する花東縱谷(かとうじゅうこく)に属する平坦な地形となっており、特産の池上米は台湾最高の品質として有名である。
住民は原住民であるアミ族が多くを占める。
池上米は台湾のコシヒカリとも言われて、日本統治時代には天皇も食していたそうだ。
お米がおいしいことから、そのお米で作られた「池上弁当」も有名。
さて、お目当ての池上飯包を食べようかの。w
お弁当の歴史は日本統治時代にさかのぼり、花蓮〜台東間の列車に乗った乗客は、池上駅で必ずホームで販売している駅弁を買ったとのこと。
鉄路弁当は真ん中にドーンとのっかっているブタ肉が圧巻。
寒かったので、勝手に鍋から注げるスープを何杯もお代わりしちゃった。
さて、この雨の中を花蓮まで行くか、台東まで戻るか。考える。。
やけくそになり、自分の運を信じて風の強い海岸線の花東公路(海線)に向かわずに、山線からも離れて山の中に向かう。
この時点で、かなり危ない選択だ。w
◇2016年03月台湾南部の旅アーカイブ
3月11日(金):2日目剥皮寮歴史街区
3月11日(金):2日目市場好き(台北東三水街市場と直興市場)
3月11日(金):2日目台北を路上観察
3月12日(土):3日目台南に移動
3月12日(土):3日目台南で宿探し
3月12日(土):3日目いきなり大騒ぎ
3月14日(月):5日目高雄に向かう
3月14日(月):5日目スクーターをレンタルして恒春へ
3月14日(月):5日目恒春で泊まる
3月15日(火):6日目台湾の最南端墾丁に行く
3月15日(火):6日目台湾南部の秘境牡丹社へ
3月15日(火):6日目やっと台東に到着
3月15日(火):6日目台東の夜