強風の海岸部から、なんとか内陸に入ってホッとする。
森の中を進んで行くと。
最奥部の「牡丹郷」まで来たようだ。
原住民「パイワン族」の土地である。
小学校があった。
「牡丹園国民小学校」
学校の前で記念撮影。
この辺りは風が無いので、少し気が緩む。
この土地は、明治4年に起こった宮古島から台風で遭難した人達を原住民が虐殺した「宮古島島民遭難事件」のあった場所で。
薄手の防風パーカーの下はTシャツのみ。寒いよ〜。w
本当に山の中の奥地の奥地。
あれれダムがあった。
わりと新しめの集落がある。
牡丹郷まで戻って、北上して寿卡鉄馬駅站まで行き国道9号線に入らないと。
がっくりきたけど、頑張ろう。
走っていると、樹林が果てしなく続き、この恒春半島の中央山脈からいつになっても出れないのでは無いかとの錯覚に陥る。
なんとか国道9号線に合流出来て、大きな幹線道路を快適に走って距離を稼ぐ。
ホッとしたら、全然何も食べていなかったことに気が付く。
休憩しよっと。
国道沿いの食堂に入り。
「搾菜肉糸麺(ザーサイと細切り豚肉麺)」
「蛋炒飯(卵チャーハン)」パラっとしていて美味い!
さあ!台東まであと少しだ。
これからは風の強い海岸線を北上する。
「太麻里399K」というのは景色のきれいな海岸線らしいが、今はそんな景色を見る余裕が無い。w
遠くに見えるのは、花蓮と太魯閣の山か。
もう16時をまわって、日が暮れる前に台東に着かないと宿探しが大変だ。
海岸線と山道では、時間の読み方が全然違った。
特にスクーターは非力なので、山道は時間が思ったよりかかるね。
そろそろ台東。
到着!
ここは昔の駅で。
本物は郊外にある。w
へとへとというか、寒さで体がコチコチ。
駅前に新しいショッピングモールが出来ていた。
おお!ミスドが、文明っていいな〜。ww
ユニクロでウルトラライトダウン買おうと思ったら、もう夏物に入れ替わっていて長袖シャツすら無い。
やっとペラペラのフードパーカーを見つけて購入。
◇2016年03月台湾南部の旅アーカイブ
3月11日(金):2日目剥皮寮歴史街区
3月11日(金):2日目市場好き(台北東三水街市場と直興市場)
3月11日(金):2日目台北を路上観察
3月12日(土):3日目台南に移動
3月12日(土):3日目台南で宿探し
3月12日(土):3日目いきなり大騒ぎ
3月14日(月):5日目高雄に向かう
3月14日(月):5日目スクーターをレンタルして恒春へ
3月14日(月):5日目恒春で泊まる
3月15日(火):6日目台湾の最南端墾丁に行く
3月15日(火):6日目台湾南部の秘境牡丹社へ
3月15日(火):6日目やっと台東に到着
3月15日(火):6日目台東の夜