経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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Xデザイン学校 番外編 フィールドワーク・トレーニング

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 6月11日(日)秋葉原のXデザイン学校アキバキャンパスにて。

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 6月24日(土)〜25日(日)に台北で行われる「台湾ワークショップ」の事前トレーニングを行った。

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 約1時間のブリーフィングとチーム毎の調査計画で、それぞれ街に散って行った。

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 台湾でのテーマが「日本人旅行者が、台湾人化(ヘビーユーザー化)して行く過程を探る」なので、そのパターンを集めてみようという訳だ。

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 ここで、すぐやってしまう失敗が二つある。

 一つ目は、その国に同化して行くプロセスを知りたいのに、単に困っている人を探してしまうこと。

 二つ目は、行動を観察して問いを立てないでいきなり回顧型のインタビューしてしまうこと。

 要するに、いきなり声をかけて「日本で困っていることはありませんか?」というのはUXリサーチとしては最低である。ww

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 私が遭遇した件は、白人女性に切符の買い方を聞かれたことだ。

 彼女は初心者で、自分が行きたい所までの切符が買えないで困っていた。

 そこで教えたのは「ICカードを買いなさい」ということである。

 ICカードを持っていれば、乗り換えや行先の間違いなど起こしても、少しだけ平気になれる。

 街を失敗を繰り返しながらプロトタイピングすることが、毎回切符を買うより格段に安易になるからだ。

 これは公共交通機関におけるヘビーユーザー化の一歩だと思う。

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 一通りフィールドワークを行って、渋谷にあるインフォバーン社に再集合。

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 パターンを書き起こす。

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 いろいろパターンが出てきました。

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 ここで注意したいのは、困ってる人の問題(problem)を見つけて対症療法的な解決(solution)を考えてしまうこと。

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 問題(problem)はただ困っているのではなく、日本の社会システムに馴染めずに成長モデルの階段を登り切れていない状態だ。

 初めて寺社仏閣に行った時に、その参拝システムに馴染めないが別に困っている訳でも無いのが今回の問題(problem)である。

 ここで見つかるパターンは「隣にいる人と友達になり真似てみる」だ。ww

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 続いて、そのパターンを使って新しい「インバウンド消費を促すサービスをデザインする」だ。

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 ここは時間が30分ぐらいしか無かったが、どんどん良いアイディアが出てきた。

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 パターン化する時点でインサイトを得ているからだ。

 このチームのインサイトは秀逸だった「荷物が少ないほど旅慣れている」「旅慣れている人ほどお土産を買わない」。ww

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 皆優秀で面白かった。w

 サービスは拡張性がありスケール出来なくてはいけない。

 ビジネスは儲からなければ、どんな良いものでも続かない。

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 お疲れさまでした。

 奥泉先生も来て下さいました。

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 最後はいつものXのポーズ!

 

 

◇慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の「ラーニング・パターン・プロジェクト

posted by アサノ | 07:16 | Xデザイン研究所 | comments(0) | trackbacks(0) |
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