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2017年秋 深セン・香港出張 3日目世界最大の複製画生産地大芬油画村(1)

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 9月23日(土)3日目の午前中、地下鉄に乗って深圳郊外の「大芬」という駅まで来た。

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 郊外の集合住宅が立ち並ぶ地域という感じか。

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 駅前には大きなスーパーやショッピングモールがあり。

 日本なら老人が沢山いそうだが、ここは子どもばかり。w

 今日は「大芬油画村(Dafen Oil Painting Village)」という世界最大の複製画生産地を目指してやって来た。

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 駅から10分程度歩いて、路地を覗くとなにやらそれらしいたたずまいが。。

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 どうもこの辺りらしい。

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 おお!いたいた。w

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 路地裏が全てアトリエになってるのか?

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 なんでも、ここには8000人近い画家がいるそうで。

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 世界のホテルやレストランに飾られる複製画の60%約100万枚以上が大芬で生産されているのだという。

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 我々が美術大学で習った模写法というのは一般的に「グリッド法」というのっ学ぶのだが。

 この人たち、いきなりスマホで原画を見て、このでかいの描いてるんだ?ww

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 この人は屋根のあるアトリエでお茶を飲みながら描いている成功者ですね。

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 こちらは路地裏で、明日は自分も屋根や壁やドアのあるアトリエを持ちたいと思いながら絵を描く若者。

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 この子もスマホで原画見てますね。

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 確かに路地という路地に画家がいる。w

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 画材屋さんもあります。

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 絵描きが集まれば資格認定機関とか出来るんだね。ww

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 油画村というが、ほとんどがアクリル系の絵の具使ってますね。当然かw

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 ここの商品?は確かに売れると思う。

 絵そのものの価値ではなく、飾ってきれいかを追求してるからだ。

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 この人は自分のギャラリーまで持ってますね。

 一番の成功モデルか?

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 こういうところは日本の画材屋さんと変わらないですね。

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 美術書専門店もありました。

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 美術書よりは「絵の描き方」みたいなノウハウものが多いのが特徴か?

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 この人もタブレットで顧客の写真を見ながら肖像画描いてます。

 アトリエで子育てしながらだから、成功者の部類なんですかね。

 座っている椅子もいいのです。

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 肖像画は技術が出るので、上手い人は儲かるのかも。

 初心者は技術のバレない抽象画からかな?

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 今回見た中では、この人が一番上手かった。

 全体的には、日本の美術大学の油絵科低学年レベルか趣味の絵画教室レベルの人が圧倒的に多い。

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 油画村の中心に広場があった。

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 親子が日向ぼっこ。

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 深圳に来て目につくのは子ども。

 日本より明らかに子どもが多い。

 日本なら公園にいるのは老人だもんね。。

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 どうも一番の成功者らしい。

 中国の人は顔出し好きだよね。

 それだけ人の波に飲み込まれてはいけない競争社会なんだと思うが。

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 世界中どこでもアートな香りはウェアハウスだよね。w

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 中に入ってみましょうか。

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 カフェ併設のようだ。

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 市場の中央にはダビンチ?

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 珍しい古い建物があった。

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 現代中国の都市では珍しいね。

 昔から建っていたのだろうか?

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 更に奥まで歩いていくと。

 なにしろ広い

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 「配画設計中心(Art Decoration Design Center)」要するに画商というか、アートコーディネーターですね。

 ここでそういう商売はかしこい。w

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 書も中国の主要輸出物だ。

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 作品をスマホで撮って、すぐに送るのか?

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 一番奥まで来ると、緑に囲まれた落ち着いた小道が現れる。

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 これ可笑しい。ww

 路地にぼろいソファとテレビと飲み物クーラー。
 営業なのか休憩所なのか。。

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 搬出風景

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 この辺りは落ち着いているね。

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 アトリエというよりは画商街か?

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 美術館がありました。

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 やっていた展覧会が面白くて。

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 巨匠なんだけど、やたらどんな画風でも描ける。

 しかもすさまじい多作。ww

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 いかにも「大芬油画村」の一番の成功者って感じだ。ww

 この村に来て思ったことは。

 昨日の「OCT-LOFT 華僑創意文化園」や特に「華強北」でも感じたのであるが。
 個人がスモールに起業するシステムが出来上がっていることである。
 まったく絵の素人同然であっても、それこそ周辺業務から始めて、路地裏のアトリエでスマホの原画をコピーする仕事から身を起こし。
 肖像画や個性のある売れる絵が描けるようになれば、屋根も壁もドアもついたアトリエに移り、更に自分のギャラリーを持つまでになる。
 そのビジネスモデルのピラミッドが非常に分かり易く作られているのが興味深い。
 更にここで学んだのは、絵画だけに限らず殆どの顧客がクオリティを求めていないということだ。
 到底日本人には考えられないビジネスモデルだな〜と、感服した次第。。w

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 お腹空いたので「蘭州拉面」というウィグル系のお店があったの入ってみた。

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 これは食い切れんわ。。

 油画村では普通に現金が使えました。

 

◇2017年秋 深セン・香港出張

9月21日(木):1日目深セン到着

9月22日(金):2日目これがシェア自転車か

9月22日(金):2日目深センの山の手「侨城東街」

9月22日(金):2日目深センのSOHO「OCT-LOFT 華僑創意文化園」

9月22日(金):2日目深センの秋葉原「華強北」

9月22日(金):2日目東門町美食街

9月23日(土):3日目世界最大の複製画生産地大芬油画村(1)

9月24日(日):4日目さらば深セン
posted by アサノ | 07:27 | 2017年秋 深セン・香港出張 | comments(0) | trackbacks(0) |
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