経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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Xデザイン学校2019年ビギナーコース#03 ビジネスインタビュー

 10月04日(金)、夕方台湾から羽田に降りたって大急ぎでモノレールで浜松町経由で田町に着いたのが開始30分前。

 流石に今回は無茶したなと反省。w

 

 前回は企業さんにインタビューして、その強み弱みを見つけたところ。

 今回はそれをもとに、企業さんのゲームチェンジを考える課題だ。

 皆さんの発表を見て感じたことをいくつか。

 アイディアソンなどで出てくる「これ面白いんじゃない?」みたいなビジネスモデルはNGだとは言っておきました。

 会社の基幹産業が潰れた時に、それと同じかそれ以上の利益をもたらしてくれるビジネスモデルでなくてはいけない。

 家電メーカーの録画機がクラウドにその座を開け渡した時に、それを救うのはトースターやドライヤーでは無いよね。

 

 まず、この会社のゲームチェンジする場合の前提条件を整理しよう。

 1)下請け体質からの脱却

  ・これはマストだ

  ・今の時代は、親会社が先にゲームチェンジしたら、旧来の下請けはいらなくなる。

  ・下請けじゃなくなるということは、他社が真似できない参入障壁の高いビジネスモデルが必要

 2)現在の社員の緩やかなスキルチェンジ

  ・現在は稼いでいるが、いつかは必要なくなる人材はいるのか?

  ・その人たちを、如何に幸せにできるのか?

 なのに、未だに下請け体質丸出しの案か、ゲームチェンジはしているが莫大な投資が必要で現在のアセットを置き去りにしたようなものばかり。

 特にひどいのはブラックボックス頼みの、クライアント企業が採用を判断できない案。w

 

 例えば、皆さんが家を建てようと思うとするでしょ?

 その時に「我が家はこんな未来を作りたい」というビジョンがある、そして現状の予算とのせめぎ合いを電卓片手に考えるんじゃないでしょうか?

 それは凄い家を建てれば未来に近づくかもしれないけれど、その建築費次第では途中で破産してしまう。

 経営というのはそういうものです。

 

 次に、前回のビジネスインタビューで得たインサイトが、たぶん間違っているというか、表面的にしか理解出来ていない。

 特にデータを扱うのが上手い、というのはモノ発想だ。

 インタビューで一番気をつけなくてはいけないのは「ユーザーは自身の問題には気が付いていない」ということだ。

 この会社のアセットは「データーを扱うのが上手い」ではなく、それが負のアセットなのだということに気が付いていない。

 UXを勉強しに来ているのなら、そのデータは何のために扱っているのかのコト(サービス)の視線で考えてみたら何かが見えるはずなんだけどな。ww

 お客はドリル(データ)を買いに来たのではなく、穴(サービス)が欲しかったってやつです。

 

 ※負のアセット:前の時代では重要な役割を担っていたが、時代が変わり必要性が無くなったモノやコト。

 

◇受講者のブログ

・藤井さん:Xデザイン学校vol.3を受けて

・松本さん:03.ビジネスインタビュー2

 

◇Xデザイン学校2019ビギナーコース・アーカイブ

09月06日(金):#01UX概論

09月20日(金):#02ビジネスインタビュー

10月04日(金):#03ビジネスインタビュー

 

◇Xデザイン学校2018ビギナーコース・アーカイブ

09月27日(木):#01回 UX概論

10月10日(水):#02回 質的調査ビジネスインタビュー

10月25日(木):#03回 質的調査ビジネスインタビュー

11月08日(木):#04回 質的調査ユーザーインタビュー

11月22日(木):#05回 質的調査ユーザーインタビュー

12月07日(金):#06回 ペルソナ/シナリオ法

12月20日(木):#07回 ペルソナ/シナリオ法

01月18日(金):#08回 構造化シナリオ法

02月01日(金):#09回 構造化シナリオ法

02月15日(金):#10回 発表会と講評

posted by アサノ | 07:35 | Xデザイン研究所 | comments(0) | trackbacks(0) |
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