経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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Xデザイン学校大阪分校ベーシックコース#07 ペーパープロトタイピング

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 11月09日(土)、前回が台風で流れてしまったので、受講者の皆さんとお会いするのは2か月ぶりだ。

 その間に台湾に行きっぱなしだったので、最初は近況報告を兼ねてgogoroの話をする。

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 今日の課題は、前回書いた構造化シナリオをベースに簡易ストーリーボードとラフなワイヤーフレームで構造設計をして貰う。

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 前回書いたアクティビティシナリオ(ユーザーの行動)を更に粒度細かく、絵コンテのように作成する。

 構造化シナリオを書いている時に、よくアクティビティシナリオをどのような粒度まで書くのか聞かれることが多い。

 答えを言えば、その後のプロトタイピングで先に進めば進むほど粒度は細かくなって行くので、大まかな概要が分かればよろしいい。

 なので、絵コンテ状のストーリーボードは、絵という情報量の多さも手伝い、ナラティブ(物語)からシナリオ(戯曲)へと演技者が戸惑わず演じれるレベルには粒度を細かくして欲しい。

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 最後にワイヤーフレームをバラバラに切って、遷移図を作成する。

 ここでは、数種類のアクティビティシナリオを組み合わせて、更に複雑なタスクでテストをしてみる。

 ここまでやってくると分かって来るが、一番最初に作ったペルソナやシナリオがあることにより、ありとあらゆる段階での操作を検証し、議論し修正を行うことが出来るのだ。

 如何にプロジェクトのスタート時に、しっかりとビジネスモデルを考え、それに合ったユーザーを調査しペルソナとシナリオを書くことの重要性が分かって来たはずである。

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 終了後はビアバッシュ!

 たまにこういうのもいいですね。

 

◇参加者のブログ:だいぶ点と点が結びついて線になり面になって来た感じだ。

・石原さん:Xデザイン学校第7回:ペーパープロトタイピング

・平井さん:第7 回 ペーパープロトタイピング 11月9日(土)

・山縣先生:行きつ戻りつ。Xデザイン学校大阪分校第7回:ペーパープロトタイピング

・松井さん:x-design 第7回目:ユーザの利用シーンから考える

・黒澤さん:X DESIGN 07 Paper Prototyping

・藤川さん:Xデザイン学校大阪分校2019ベーシックコース #07 ペーパープロトタイピング

・藤井さん:物からじゃなく、ユーザーシーンから考える

・末吉さん:プロトタイピングを通して分かること

・玉泉さん:#07ペーパープロトタイピング

・森さん:#07 ペーパープロトタイピング

・若林さん:サービスを考えただけではゲームチェンジにならない

 

◇2019年Xデザイン学校大阪分校ベーシックコース・アーカイブ

03月02日(土):#00 ビジネスとこれからのデザイン

04月13日(土):#01 ブートキャンプ

05月11日(土):#02 オブザベーション

06月08日(土):#03 ビジネスインタビュー

07月13日(土):#04 ユーザー情報の可視化

08月03日(日):#05 ペルソナ/シナリオ法

09月14日(土):#06 ストーリーテリング

11月09日(土):#07 ペーパープロトタイピング

12月07日(土):#08 質的調査の分析

01月11日(土):#09 体験プロトタイピング

02月08日(土):#10 オズの魔法使いと成果発表

posted by アサノ | 07:33 | Xデザイン研究所 | comments(0) | trackbacks(0) |
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