外化(がいか)
2007.10.19 Friday
認知科学用語
自分の考えを他者に説明するために文章を書いたり、図を作ったりして理解の過程を見えるようにすること。これによってメタ認知が促進される。とりあえず「脳から出してみる」こと。
脳科学者茂木健一郎氏曰く
やっぱり、メタ認知というか、気づきというか。これはアインシュタインが残した言葉ですけれど、「人間の価値はその人がどれくらい自分自身から解放されているかによって決まる」ということを言ってまして。
これは要するに、生まれたばかりの子どもというのは、自我に没入しているというか、自分の世界なわけですよね。徐々に他者から自分を客観的に見るという視点が出てくるわけですけれど、それにわれわれが言うメタ認知というのが、一番前頭葉を使うわけですよ。
たとえば自分がやるべき仕事はなにである、とかね。自分にとって、自分が見えている世界がどうだ、というだけじゃなくて、それが、他の人から見てどうなのかとか、他の国から見てどうなのか、他の文化から見てどうなのかということを常に問いかけるというのが、ぼくは一番、前頭葉を創造的な意味で使う行為なんだろうと思うんですよね。
学生はまだこれが出来ない人が多い。大人でもついつい、外化を通じた「ふりかえり」や「気づき」のチャンスを逃しているものです。
僕が自分にブログを毎日書くことを強いているのも、この「外化」の要素が強い。先日カミヒラ先生も書いてくださいましたが、私の授業では、必ず学生にブログを立ち上げさせ、何でも書かせます。
情報デザイン(レポート)
http://ameblo.jp/b-design/entry-10051237543.html
情報デザイン・ワークショップ(リフレクション)
http://idws.exblog.jp/6601301/
自分の行動を一度書いて眺めてみるのは、自分の成長に繋がります。自分のブログの一番のユーザって、自分だと思う。
自分の考えを他者に説明するために文章を書いたり、図を作ったりして理解の過程を見えるようにすること。これによってメタ認知が促進される。とりあえず「脳から出してみる」こと。
脳科学者茂木健一郎氏曰く
やっぱり、メタ認知というか、気づきというか。これはアインシュタインが残した言葉ですけれど、「人間の価値はその人がどれくらい自分自身から解放されているかによって決まる」ということを言ってまして。
これは要するに、生まれたばかりの子どもというのは、自我に没入しているというか、自分の世界なわけですよね。徐々に他者から自分を客観的に見るという視点が出てくるわけですけれど、それにわれわれが言うメタ認知というのが、一番前頭葉を使うわけですよ。
たとえば自分がやるべき仕事はなにである、とかね。自分にとって、自分が見えている世界がどうだ、というだけじゃなくて、それが、他の人から見てどうなのかとか、他の国から見てどうなのか、他の文化から見てどうなのかということを常に問いかけるというのが、ぼくは一番、前頭葉を創造的な意味で使う行為なんだろうと思うんですよね。
学生はまだこれが出来ない人が多い。大人でもついつい、外化を通じた「ふりかえり」や「気づき」のチャンスを逃しているものです。
僕が自分にブログを毎日書くことを強いているのも、この「外化」の要素が強い。先日カミヒラ先生も書いてくださいましたが、私の授業では、必ず学生にブログを立ち上げさせ、何でも書かせます。
情報デザイン(レポート)
http://ameblo.jp/b-design/entry-10051237543.html
情報デザイン・ワークショップ(リフレクション)
http://idws.exblog.jp/6601301/
自分の行動を一度書いて眺めてみるのは、自分の成長に繋がります。自分のブログの一番のユーザって、自分だと思う。