経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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プロトコル分析講習会 1回目

 以前からインフォメーションしておりました「プロトコル分析講習会」を実施致しました。9日(金)と16日(金)の2回行われますが、まず初日の報告をします。

  参加者は、千葉工業大学、専修大学、多摩美術大学、本校、コナミさん、イードさんと引率の先生を含めると35名にもなりました。最初は(株)リコーの島村さんから「プロトコル分析」の講義。その後、全員で歩いて5分ぐらいの場所にあるリコーさんの評価ラボ見学。

 事前に撮っておいたユーザテストのビデオを配り、各自のパソコンで書き起こしをします。通常「書き起こし」は、テストにかかった時間の4〜5倍手間が必要と言いますが、みんな初めての経験なので更に手こずりましたね。

 分析セット。向かって左側写真の入ったペーパーは「タスクの正解」、パソコンにはテストのビデオ、発話を聞くイヤホン、右のペーパーが書き起こしシート。被験者の行動と発話を時系列に書き起こしたものを「プロトコルデータ」といいます。

プロトコル分析:平成19年度「情報デザイン」教材

 手書きで書き起こしたものをパソコンで清書。最初からパソコンでも良いのですが、最初は手で書くほうが一般的かな。被験者の心理に迫るために、身体的な記述の方が向いている気がします。(私見)

 各自書き起こしが終わったら、グループで問題点の抽出。なんだかこのグループは楽しそうですね。違った学校の学生がひとつの課題に取り組んで議論するのは良い体験です。

 プロトコルデータから問題点を抽出し、シートに記述。発話から改善案のヒントを探ります。

 最後に、グループごとに問題点と改善案を発表。あわただしい講習会でしたが、ノウハウを惜しげもなく公開してくれた島村さんありがとうございました。講習会を受けた学生たちはあまり実感が無いかもしれないけど、本ゼミがこれだけの「プロトコル分析」の技術を手に入れるには、何も情報の無い時代には何年もかかったんですよ。それを、たった2日間の講習で教えてもらえるなんて、なんて幸せなんでしょう・・・。

 来週16日(金)はプロトコル分析を効率化する「ロギングツール」の講習を静岡県工業技術研究所の易さんにお願いしています。

 今回はコナミさんイードさんがおみえになりましたが、企業さんの見学は大歓迎なので、是非お出でください。申し込みはこのブログへのコメントで結構です。

関連ブログ:Smile Experience 「プロトコル分析のワークショップ
posted by アサノ | 11:54 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
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