経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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エスノグラフィックインタビュー

 学生二人を連れて横須賀に来ています。本日より8週連続木曜日に横須賀市役所でWebユーザのエスノグラフィックインタビューを行います。エスノグラフィー(民族誌学)的なインタビューは、「コンテキスチュアルインクワイアリー(文脈ヒアリング)とか「デプス(深層)インタビュー」などと呼ばれ、一般的な事前に作ったフォーマットに従ったインタビューとは明確に分けられます。

 今回は団体職員の女性2名のインタビューを行いました。私がその女性に弟子入りして、女性はWebサイトの使い方について私に教えてくれるスタイルをとります。

 話は前後したり、保育園検索の話の中で子育ての話しに飛んだり、横須賀市に転居してきた時のことを根堀り葉堀り聞いたりと、長時間に渡ってのインタビューです。

 学生達は今回が初めての体験なので、横で書記をしながら以下のことを学びました。

・ラポールの形成(信頼関係)
 インタビュアーと被験者のような固い関係にならずに、リラックスして教えていただく。もてなしの心を忘れずに。

・当事者が気がついていない問題を見つける
 本人が当たり前だと思っている行動の中に、実は問題が潜んでいる。ユーザは慣れの中で、使い辛さを押し殺して習熟している。

 先週学生130名に横須賀市役所Webサイトのアンケートを採りましたが、今回たった二人へのインタビューの方が深層的な問題が露になりました。本当ですよ♪自治体のWebサイトはユーザが多岐に渡るので、15名のインタビューを行う予定です。
posted by アサノ | 19:09 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
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