経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
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横浜創造界隈インタビュー3回目
 横浜創造界隈ユーザの調査も今回で3回目。前回で対象となるセグメントがはっきりしてきたので、更に絞り込んだユーザにインタビューをします。

 勢い込んで行ったら関内で「ズームイン朝」のスタッフに逆取材を受けてしまう。

 だいぶインタビューも様になってきましたね。しかし立ったままの取材では、ユーザが落ち着かず、長時間の取材が出来ません。キャッチセールスのテクニックとしては、最初に座らせましょう。そうすれば最低10分はいけます。

 あれれ、エスノグラフィックインタビューはそんなに短くていいの?と思った方。今回はラピッド・フィールドスタディーと呼ばれ、実務で厳しい時間的制約がある場合などに行う調査法です。

 ラポールの形成に時間が割けないため、観察者側の意図などをきちんと伝えて信用し共感を持ってもらえるように務めます。そのためには口頭の説明だけではなく、紙に大きな文字で簡素にまとめたものを提示する方が良いでしょう。またインタビューと平行して、他にも数名が観察を行い出来ればビデオカメラなどで撮影し仔細なことも見落とさないことが大切です。

 インタビュー結果から、キャストを作成。ミーティングで、ステロタイプぽいとの意見が出た。以前採ったインタビューを引っ張り出し、再検討を行う。

 学生達も徐々に大雑把なものの見方が影を潜め、気づきが出てきたような・・・。と思っていると「そうそう、Webにはあの人のコメント載せたいよね。」とか言い出す。こらこら、君達が知りたい事ではなく、ペルソナが知りたいことでしょ。ユーザ目線でものを見るというのは、結構訓練がいるものなのですね。そういうところが、ペルソナ導入を考える企業さんには、推進力のあるリーダーが居ないと定着しないという理由なのでしょう。
posted by アサノ | 04:49 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
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