良いデザインをするには
2008.09.20 Saturday
一昨日のWeb制作会社での「デザインはどうやって学んでいるのか?」という質問に対して学内で話した事と、昨日ある学生から「私はデザインが下手だから。」と言われたのに答えた話がほぼ同じだったので、皆にも分かるように書いておきます。
ここで言う「デザイン」とは、たぶんヴィジュアル的なもののことだと思います。コンセプトの精緻化とか情報の構造化などの話ではなく、色とか形とか、センスのいい人がチャッチャッチャと出来ちゃうみたいなやつのこと。
まあ、初心者的質問には違いないのですが。それは簡単です。デザインというものには絶対値が無く相対値でしか無いことを頭に置いてください。学校でクラスの成績をつけられ慣れてるから、ついつい絶対評価だと思ってしまうのですけどね。
1ヶ月でやる課題があるとします。大抵の学生は、28日間ぐら放置して、最後の3日間ぐらいを徹夜して仕上げます。覚えがあるでしょう?ただし、これは余程経験がありどのくらいのものが出来るか分かっている人じゃないと無理なやり方です。大抵こういうやり方をすると、徹夜の「ガー!とやったぜ。」的な高揚感と達成感で良いものが出来た気がしますがろくなものは出来ない。
ではどうするかと言えば、どうせ2〜3日徹夜して作るのですから、最初の2〜3日で作るのです。「それじゃ追い込まれてないから、緊張感が無いよ。」といってはだめ。まずプロトタイプを作っちゃうんです。それから28日間評価を繰り返しながら、修正をします。デザインは、評価して直せば必ず良くなります。半月経った段階で、前のコンセプトを捨てて新しいものにチャレンジしても、更に良くなります。

要するに、前者の終盤追い込み型の人は、1ヶ月間考えているといっても、その考えを外化したモデルが無いから、実は考えられてはいないのです。逆に後者の初期逃げ切り型の人は、プロトタイプがあるから、いくらでも評価と修正を繰り返せるのです。
ここで結論。デザインは、直せば直しただけ必ず良くなる。その時間を計画的に作れば、君もデザインの達人だ♪
□関連情報:Design na Zoo
ここで言う「デザイン」とは、たぶんヴィジュアル的なもののことだと思います。コンセプトの精緻化とか情報の構造化などの話ではなく、色とか形とか、センスのいい人がチャッチャッチャと出来ちゃうみたいなやつのこと。
まあ、初心者的質問には違いないのですが。それは簡単です。デザインというものには絶対値が無く相対値でしか無いことを頭に置いてください。学校でクラスの成績をつけられ慣れてるから、ついつい絶対評価だと思ってしまうのですけどね。
1ヶ月でやる課題があるとします。大抵の学生は、28日間ぐら放置して、最後の3日間ぐらいを徹夜して仕上げます。覚えがあるでしょう?ただし、これは余程経験がありどのくらいのものが出来るか分かっている人じゃないと無理なやり方です。大抵こういうやり方をすると、徹夜の「ガー!とやったぜ。」的な高揚感と達成感で良いものが出来た気がしますがろくなものは出来ない。
ではどうするかと言えば、どうせ2〜3日徹夜して作るのですから、最初の2〜3日で作るのです。「それじゃ追い込まれてないから、緊張感が無いよ。」といってはだめ。まずプロトタイプを作っちゃうんです。それから28日間評価を繰り返しながら、修正をします。デザインは、評価して直せば必ず良くなります。半月経った段階で、前のコンセプトを捨てて新しいものにチャレンジしても、更に良くなります。

要するに、前者の終盤追い込み型の人は、1ヶ月間考えているといっても、その考えを外化したモデルが無いから、実は考えられてはいないのです。逆に後者の初期逃げ切り型の人は、プロトタイプがあるから、いくらでも評価と修正を繰り返せるのです。
ここで結論。デザインは、直せば直しただけ必ず良くなる。その時間を計画的に作れば、君もデザインの達人だ♪
□関連情報:Design na Zoo