経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
<< フィールドワークの技法 問いを育てる、仮説をきたえる | TOP | 良いデザインをするには2 >>
アイディアスケッチ
 先日うちのゼミ生が1年生約50名にアイコンを考えてもらっていたのを覗いた時です。最初には「必ずPCで直接作らず、紙にラフスケッチしてから考えるように。」と言ってあったのですが。見に行ったら、とんでもなく小さな絵が数点ぽつぽつと、まるでPCで作る前のセレモニーみたいに描いている子ばかりでした。まあ本来は私が入って、マトリックスでも作ってデザイン展開法を教えれば良かったのですが。



 話は変わって、先日の「横浜ワークショップ2008:フォローアップ講習会」の時のこと。私が一休みして研究室にいたら、吉橋先生が「マーカーとかありませんか?」と聞きに来た。なんでかと思いついて行くと。



 ちまちまとシャープペンシルやボールペンでラフスケッチを描いているチームの議論が遅れていると言うのです。そこでマーカーやカラーペンでアイディアスケッチを描くことを教えるという。



 おお、はっきり濃くなりました。更に壁に貼ってみようというのです。



 みてくださいこの違い。手前がシャープペンシルで、奥がプロッキー。



 するとどうでしょう、そこここで活発な議論が始まったのです。



 こちらでも。



 机の上の薄い絵で議論すると、イメージを共有しにくいのでしょう。



 このチームぐらい活発に展開できると良いね。結局は、人間が考えていることなんて、はっきりとしたモデルにして頭から出して見せないと共有化なんて出来ないという事か。

 グループ作業だけではなく個人の活動ですら、自分で自分の思考って顕在化されてないんだよね。座って議論するのと立って議論するのでも、活発さが違う。こういう発見って、短期決戦のワークショップははっきり分かるから面白い。来週から後期授業が始まるから、こうやって得た知見は応用して定着化してみたい。
posted by アサノ | 06:14 | 情報デザイン | comments(1) | trackbacks(0) |
コメント
もう、「デザインは、必ずスケッチを最初に手で描け!」と、口が酸っぱくなるほど言っても、なかなか描かないスタッフは描かないです。
それと、最近はシャーペンが普及して、鉛筆使う人減りましたね。


かといって、タブレットが、紙と鉛筆に近くなるほど、毎日鍛錬している子もあんまり見ない。


というわけで、最近は新人やゼミの子にしか言わなくなりました。(まぁ、入社3年〜は仕事ができればイイや…)




今日の写真は、フォローアップ講習の様子が良くわかります。11月が楽しみですね。
2008/09/23 22:08 by TQY
コメントする










この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Search this site