経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
定説
 この数日で、二人の先生から別の場所で同じ話を聞きました。

 一つは、グラフィックの先生で「デザインには定石のようなものがある。」「たとえば雑誌の紙面レイアウトの定石は、携帯電話のサブディスプレイにも当てはまると思うよ。」という話でした。

 またもう一つは、情報処理の先生で「今までの、業務系システムの操作って、教育で教えるというのが前提でした。業務系システムで、Webのテクノロジーが沢山使われるようになっても、操作周りは今までの古臭いシステムを踏襲していて、操作が以前と一緒だから新たに勉強しなくていい。とか・・・または、感覚的にこの方が使いやすい、と決めうちで作ります。」という話です。

(それぞれの先生、話を分かりやすくするために比喩として使っていますので、ご了承くださいね。)

 う〜ん、それってまずいんじゃないのかな。テクノロジーは日々進歩してゆくし、人間と機械のインタフェースも今までに無かったものがドンドン出てきます。

 これも先週の話ですが、理事長から「常に外の事を吸収して、毎月学会誌に目を通しているような人間じゃないと、良い教員にはなれん。」とご指導を頂きました。まったくその通り!

「だが、お前はそういうことばかりやってるからダメなんだ。」おいおい・・・ぉぃ。

 結論からいいますと、これからのインタフェースに「こうやれば良い」という定説は通用しないのではないでしょうか。常にマン・マシンの新たな関わり方を実証してゆく姿勢を持ち続けたいと思います。
posted by アサノ | 09:36 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
風邪の季節
 以前風邪で寝込んでいるといっていた娘は、未だに咳が止まらずに学校を休んでいる。医者はマイコプラズマ肺炎じゃないかと言うらしい。

 昨日からは息子が下痢と吐き気で中学校を休んでいる。うちの学校の学生もそうだが、風邪などで1週間ぐらい休む子というのはかなり居る。大人はあまり寝込む人って少ないのはなぜ?

 先日病院で女医さんに「お嬢さんこんなに酷い状態なのに、おかあさんよく患りませんね。」と聞かれて「気が張ってますから。」と答えたら「それは関係ありません。」と言われたそうだ。

 気合が入っていれば風邪をひかないというのはウソらしい。
posted by アサノ | 08:32 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
恥ずかしがりやのブレスト

 インタフェース概論の授業で「635法」をやりました。

 ブレーンストーミングに慣れていない学生には、ほぼ自動的にアイディアが出てくるこの方法は、使いやすいもののようです。

 来週は、このデータを使ってKJ法をやります。
posted by アサノ | 16:44 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
新年会
 本日、今年初めてのJ検情報デザイン試験作問委員リーダー会が行われました。昨年1年間を振り返って喧々諤々の意見が交わされ、次へのステップを目指すことで確認が行われました。

 何事でもそうなのですが、ゼロからものを作ると、最初に出来たものが権威となり、その後に続くものをがんじがらめにしてしまうものです。頑張って作ったものでも「捨てる勇気」が必要なのが現在を生きるものの務めでしょう。

 委員会終了後、市ヶ谷で新年会が行われました。大阪からこられたT先生が「大阪にはホッピーが無い。」と言われるのですが、本当でしょうか?
posted by アサノ | 21:01 | 日記 | comments(1) | trackbacks(0) |
横浜反町 朝鮮料理 東海苑

 25日の卒業研究発表会の後に、師匠とF先生と打ち上げに暮れにも来た反町「朝鮮料理 東海苑」にやってきました。しばらくして、KXのT君も合流。

 皆この店が大好きです。食べ物、飲み物全て美味しいし、元気なおかあさんがまた良い。普段仕事でいろいろと判断をしなくてはいけない立場の人間は、こういうおかあさんに「○○と△△にしなさい!」「□○が美味しいから、それがいいよ。」「他のお客さん来るから、そこ空けて。」とかバシバシと言われると嬉しくなるらしい♪

 渋い店内。おかあさん以外の男の子は皆のんびりしている。だから、余計居心地が良い。

 おかあさんに「あんた、こんな苦いの飲めるの?」と言われたゴーヤサワー。焼肉とか食べた時には、さっぱりしていていいですよ。

 前回は「豆腐チゲ」を食べましたが、今回は「テグタンスープ」を飲みました。テグタンとは生タラのことらしく、ユッケジャンが牛肉です、コムタンは牛テールね。何かもっといろいろ入っていて、凄いおダシが出ています。おかあさん曰く「乾燥めんたい」も入ってるんだって。

 そういえば、このブログで取り上げる食べ物は「辛い汁物」が圧倒的に多い。初めて自分の嗜好を知った。胃がんにならないかしら。

朝鮮料理 東海苑
営業時間:PM4:00〜AM2:00
定休日:なし
電 話:045-324-1710
住 所:横浜市神奈川区松本町2-15-9
posted by アサノ | 17:40 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
卒業研究発表会 口頭発表
 昨日、卒業研究発表会の目玉「代表者発表」が行われ、各ゼミの代表者9チームが理事長他ご来賓と全在校生の前で口頭発表を行いました。

 と、そこまでは良いのですが・・・。

 朝一番に私宛に電話があり、出てみるとなななんと、我がゼミの発表者である中島君のお母さまからでした。

「すいません、うちの子ノロ・ウイルスに患ったみたいです。」
「・・・・」
「本日お休みします。」
「・・・・」

 突如大パニック!
 急遽2年生が準備して、ピンチヒッターでプレゼンしました。
 あまりの出来事に「あの人、伝説を作ったね。」と言われてました。

 会場風景

 我がゼミからは、2年生小出さんが発表。がんばれ〜!

 最後に理事長が総評。かなり褒めておられました。

 我がゼミのブースにも長く立ち止まられて、ご指導いただきました。

 そして、選考の結果ですが。卒研グランプリにあたる「岩崎デザイン大賞」は、グラフィックゼミの手に。我がゼミは、残念ながら2位の「準大賞」でした。クリエイティブフェスタも2位だし、今年は悔しい思いが多いな。
posted by アサノ | 10:50 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
卒研発表会 ポスターセッション
 本日13時より15時まで、卒業制作・卒業研究発表会のポスターセッションが行われました。

 本ゼミよりは、「山手図鑑」と「カラフル・カフェクリップ」を出品。

 下級生に説明します。

 凄い人ごみ。

 非常勤の先生も参加して、あちらこちらで講評会が出現。

 音楽作品はヘッドフォンで聴いてください。

 説明する方も、聞く方も真剣そのもの。

 立体的な椅子やテーブルも出品されてます。

 本日発表者は全員スーツ姿です。普段は派手な子も今日はビシッとね。

 映像作品もありましたよ。

 明日は、代表メンバーの口頭発表があります。
 請うご期待!

卒業制作・卒業研究発表会
http://yda.iwasaki.ac.jp/news/070112.html
posted by アサノ | 14:59 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
ステレオタイプ
 ステレオタイプ(英語:Stereotype,フランス語:Stéréotype)とは、元々社会学の用語で、紋切型態度とも云う。印刷のステロ版(鉛版)印刷術が語源で、判で押したように同じ考えや態度や見方が、多くの人に共有されている状態を云う。ステロタイプともいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 先日「ペルソナ/シナリオ法」について講義をしている時に。

「マーケティングから導き出せないプロフィールは、ステレオタイプから持ってこよう。」
「・・・・」
「ン!」
「ステレオタイプって分かる・・・。」
「・・・・」
「分からないのね。誰も?」ということになりました。

 情報デザイン用語ではないのですが、一般的使われる言葉なので憶えておきましょう。

 そういえば入試の面接をした先生がよく「情報デザインゼミにいるようなタイプの女の子でした。」という報告をすることがある。

 それって、どういうステレオタイプなの・・・。
posted by アサノ | 11:03 | 情報デザイン 用語集 | comments(0) | trackbacks(0) |
明日は発表会

 明日より1年間の集大成「卒業研究発表会」が始まります。学生たちは、先週あたりから徐々に緊張が高まってきたようで、夜遅くまで残って発表準備をしています。

 昨日ありました「発表練習会」では、それぞれゼミの代表者が発表の公開練習をしました。研究発表グランプリを狙う連中の中には、この公開練習では奥の手を見せず本番まで他の発表者を欺く奴もいます。ゼミ担当の先生も、他ゼミが上手くない発表をしても「いいじゃない。」などと褒めたりします???

 虚虚実実の駆け引きですね〜。当日が楽しみだぁ。
posted by アサノ | 10:26 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
NE比で分析

 本日の「インタフェース概論」は、先週やったユーザテストのプロトコルデータを「NE比」で分析です。

 そろそろ何をやっているのか分からなかったユーザテストが、少しずつ人の心が読めて面白くなってくる頃だと思いますよ。
posted by アサノ | 15:11 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
Search this site