経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
内部特待生
 本校には内部特待生という制度があります。入学時にテスト成績で選ばれる特待生とは別で、在学1年間の成績や実績を評価して「将来この分野で優れた業績を挙げるであろう」学生を支援する制度です。

 選ばれた翌年の授業料が免除になりますので、学生と保護者にとっては嬉しい制度です。本ゼミは過去何人もの内部特待生を輩出しているんですよ。授業の成績だけではなく、インターンシップや研究、学会活動などが評価されるのでしょう。他の学生の3倍ぐらいは勉強してるものね。当然々々

 今年も本ゼミから授業の成績オールA・出席率95%以上というエントリー資格を満たした学生が2名出ました。ただ・・・。エントリーシートの提出日が今日なのに、一向に現れません。

 何とか連絡がついたら、提出締め切りは今週末と勘違いしていたようです。急いで来てくれ〜!
posted by アサノ | 13:17 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
花粉症

 ここ数日今年も花粉症が始まったようです。昨夜は咳が出てまったく眠れなかったが、それも花粉症のせいなのかしら。

 ここ数年舐めている飴がある。カンロ(株)の「花鼻迷惑」というやつです。他ののど飴は甘くていくつも舐められないが、これは適度に甘くなく変な薬草臭さももないので重宝してます。

 これから花粉症の薬を飲むようになると、お酒を飲んだ時に変な悪酔いをするようになるのです。お陰で、卒業記念パーティーでお酒を飲んだ事が無い。年に1ヶ月の休肝シーズンです。良いことだ。

 本日よりColorful*CAFECLIPで、キャラクターデザインの投票が始まりました。どの作品がグランプリになるでしょうか。楽しみだな

Colorful*CAFECLIP〜いろのある生活をいっしょに〜
http://colorful.cafeclip.jp/html/contents_kyarakon.html
posted by アサノ | 18:36 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報リテラシー
 23日朝日新聞の記事に、アメリカの大学で「ウィキペディア」を学生がテストやリポートに引用する事を認めない措置をとったという記事が出ていた。

 米バーモント州にある名門ミドルベリー大学の史学部が、オンラインで一定の利用者が書き込んだり修正したりできる百科事典「ウィキペディア」を学生がテストやリポートで引用することを認めない措置を1月に決めた。日本史の講義をもつ同大教授がテストでの共通の間違いをたどったところ、ウィキペディア(英語版)の「島原の乱」(1637〜38)をめぐる記述にたどり着いたことが措置導入の一つのきっかけになった。 (asahi.comより引用)

 結構この話って自分達の身の回りにもありそうな話ではないかしら・・・。

 私も、人の原稿を読んでいてどうしても原著に出ていない言葉があり、自分が不勉強なのかと思っていろいろな本をひっくり返しても分からず・・・。あるとき、ある資格検定の対策本を見たら明らかに同じ記述があってビックリしたことがある。まだ当人には確認していませんが。

 私自身も原稿を書く時に、確認のつもりでウィキペディアを見ることがある。するとインスパイアされてしまうというのか・・・。かなりやばい書き方をしてしまうことがある。特に情報デザインの用語というのは、あまり沢山の記述が無いので、どれも似たり寄ったりになりかねない。

 情報リテラシーってWordやExcelのオペレーションを教えることではなく、こういうことを教える方が大切な気がする。自戒を含めて
posted by アサノ | 12:06 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
おとぎ話
 朝起きてきたら、娘が平面構成で徹夜をしていた。ソファの上でボーっとしている姿を見たら「おお、僕にもこういう時があったな。」とちょっと感動したりして。

娘におとぎ話をしよう。

 昔怠け者のキリギリスがいて、夏の間遊んでいたために冬になったら食べるものが無く凍えて死にそうになったので。
「そうだ!働き者のアリさんに食べ物を分けてもらおう。」と出かけて行きました。
 トントン「アリさんアリさん、お願いですから食べ物を分けてください。」
 「・・・・」 返事がありません。
 「夏の間怠けていてごめんなさい、これからはきちんと働きます。」
 「・・・・」
 すると横から芋虫くんが出てきて。
 「ああ、アリさんは過労で死にました。」
 キリギリスくんはやむなく特技のバイオリンでお金を稼いで、幸せに暮らしましたとさ。

 この話をすると「ウヒャヒャヒャ」と笑うのは、仕事の出来る男達で、私の知っている限りでは女性は必ず「ばかばかしい」と怒る。

 娘よ、根をつめるのも良いが、やり過ぎると目の前しか見えなくなるぞ。時にはフラフラして俯瞰的にものを見るのも大切なものなのさ。

 女性陣 「それって、言い訳でしょ!」
posted by アサノ | 07:32 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
J検情報デザイン・リーダー会
 本日は終日J検情報デザイン作問委員のリーダー会がありました。この前あった試験の総括と、今後の課題について話し合いです。このブログによく出てくる「かずくん先生」もオブザーバーとして参加しました。

 今日のミーティングのために昨日から出張されてきた大阪のt先生を、昨夜から拉致して飲み会です。

 今回は沢山お食べになるM井先生がいないので、世田谷の住宅街にあるちょっとおしゃれなお店でワインを飲みましたよ。

追記:
 リーダー会の後は、市ヶ谷実教出版地下の「鮨乃家」にてお疲れさま会。ここは広くて安くて個室があり、昼から飲める。寿司屋といえば焼酎の緑茶割りだ。飲みすぎてあまり食べれず。前日ご一緒できなかったM先生は、その鬱憤を晴らすように沢山めしあがられました。
posted by アサノ | 21:50 | 情報デザイン | comments(2) | trackbacks(1) |
キャノンG7

 新横浜のビックカメラに行ったら、リコー・アプライアンス推進室のS村さんに会いました。部隊は大森に移ったのですが、評価ラボだけが新横浜に残っているので、評価の時は新横浜に来るそうです。

 今日はなぜビックカメラに行ったのかというと。前から注文してあったデジカメを受け取りに行ったのでした。キャノンのG7というコンパクトカメラです。

 最近僕の周りではデジタル一眼が流行っていますが、僕は昔から「ライツ・ミノルタCL」「CONTAX T2」「リコーGR-1」と高品質コンパクトカメラ一筋できたのです。デジカメになってからは、あまり機械という気がせず、どんなものでも使ってましたが・・・。久しぶりに手にする気が起きる機種に会いました。評判も良いようで、なかなか市場にも出てきませんね。

 そういえばS村さんも、カメラ好き、写真好きでした。
posted by アサノ | 18:28 | 自転車・カメラ・オートバイ | comments(0) | trackbacks(0) |
ブレイクスルー2
 ブレイクスルーしたことがある教員の話しです。若い頃にもの凄く頑張って、夜も寝ないで勉強して仕事をして自分の限界を超えた経験を持っています。

 この彼に学科全体のマネージメントを任せたら・・・。

 人間は自分の成功体験とその手法に固執することが良く分かりました。いわゆるメンタルモデルですね。そのために、また全部の仕事を自分に集めて、深夜遅くまで仕事をしています。

 そうすると次のブレイクスルーは無いんだよな。目の前のことしか見えなくなっちゃうから「メタ認知」が出来なくなってしまうのです。限界を超える方法論は常に変化することを知らないといけない。

 こういう成功体験から抜け出せないジレンマって、今日本中のあらゆるところで大なり小なり起きている問題でしょ。自己評価ですけど、僕がブレイクスルーする時は、必ず周りから「アサノ先生がまた遊んでます。」と後ろゆび指されました。慣れちゃうと意外と気にならないんですけどね。
posted by アサノ | 09:28 | 日記 | comments(1) | trackbacks(0) |
おみこし理論
 かずくん先生の言うように、ブレイクスルーを教員に体験させるのは難しいですよね。民間企業だと常にそのプレッシャーがあるけど、学校ってそういう環境が作られ難いですね。

 「おみこし理論」というのがあって、最初は一生懸命担いでいるのですが、あるとき担ぐのをやめても誰にも気づかれなくて・・・。そのうち調子にのってぶら下がっても、おみこしは前に進んで行きます。ところがある時に、ぶら下がっている奴の数がある臨界点を越えた時に、ドサッとおみこしが倒れてしまう。という話

 学校教員の心情ってこれに近いものがありそう・・・。

 このモラルを維持するのが、ブランド力なのかなという話を今してました。
posted by アサノ | 14:47 | 日記 | comments(0) | trackbacks(1) |
ブレイクスルー
 簡単に言えば、限界の突破口あるいは突破する体験。ある日突然大きな変化が起こり、解決の光が見えてくるような体験をいう。もう少し難しくいうと、ある問題に対し、従来の方法とは質的に異なる方法によって、解決策を見いだすこと。

 ここのところ成績つけに追われてます。成績が決まって来ると、様々な表彰とか特待生などが決まってくるのですが、徐々にその見当がつき始めてきました。
 面白いのは、抜群に出来る学生とそれほどでもない学生の差が凄まじいことです。とはいえ抜群に出来る子も1年前まではそれほどでもない部類に居た子が多いのですが。
 この差はなんだと考えると「ブレイクスルー」をしたかしないかの違いが大きく関わっているのではないだろうかと思えてきます。

 学生に「自分の限界を超える」経験をさせることが出来る教師がいます。本当は教師皆ができなくてはいけないのですが、少ないのも現実ではあります。

 「自分の限界を超える」経験をした学生は、更に限界を超えることに執着する。もう越えないと気持ち悪くなるのだ。マラソン選手が1秒でも記録を縮めるために生活の全てを賭けるように。越えないと気持ち悪くて気持ち悪くて、それが習慣になってしまうのです。
 そうなると、それほどでもない学生は気持ち悪くないから安穏としているので、結果として凄まじい差が生まれてくるのでしょう。
 1年生で入った時には横並びだった子達が、ついた教員によって鮮やかに差がついてしまうのは、教育機関として良いのだろうか。まあ、相性もあるので、その先生につけば必ずブレイクスルーするとは限らないのだが・・・。

 名門校と呼ばれる学校は「え〜、あの先輩でも。」という人がブレイクスルーする姿を沢山例として持っていることだという説がある。そうかもしれない。

僕の方法はこれやで〜。
http://blog.asanoken.com/?eid=367412
posted by アサノ | 12:20 | 情報デザイン 用語集 | comments(1) | trackbacks(0) |
アクセス数が減った
 今週に入って、急にこのブログのPVが毎日100件ほど減った。時間帯を見ると8時台と9時台ががたんと落ちていることが分かる。

 ということは、学年末の試験が終わって学校に来なくなった学生達が見なくなったということでしょうか。

 想像すると不気味なのは、毎朝100人の学生が登校と同時にこのブログをチェックしていたのかということ。全て知られていたつうことね・・・。
posted by アサノ | 08:21 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
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