経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
友人の個展

 台東区の根津に友人の石彫展を見に行ってきた。硬い黒御影石を、水の波紋のように表現するのは凄い。

 こういう仕事をコツコツやる人は理屈抜きで尊敬できますね。こらえ性の無い私には、絶対出来ない仕事です。

 帰りがけに根津駅近くの「駅馬車」で芋焼酎を飲んだ。「不二才」はロックだとドライ過ぎてウオッカを飲んでるみたい。お湯で割ると、ほのかに芋の香りがして飲み飽きないかも。
posted by アサノ | 22:07 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
午後から市ヶ谷
 朝一で日経BP社の上木記者が来て「ペルソナの連載やりましょう。」と言う。千葉工大の山崎さんと、大伸社の白根さんにもお願いしたいらしい。大御所二人と私では役者が違うので「コンテキスチュアル・インクワイアリーは、ミツエーリンクスの棚橋さんがいいですよ。」と振っておいた。そのうち電話が行くかもよ。

 午後より市ヶ谷で打ち合わせ2件。一つは以前からやっているアーク情報システムのペルソナ作り。学生達もやっとヒアリングの大切さが分かってきたようだ。

 二日酔いで朝昼飯抜きだったので、打ち合わせの合間に「ティーヌン」でトムヤムクンラーメンを食べる。美味い♪

 その後J検の作問委員会。先日あった前期試験の総括があり、正答率の低い問題の作問者は私がNo1.でした。ごめんなさい。
posted by アサノ | 21:49 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
教材作成中

 「情報デザイン講座」2回目「経験をデザインする」の授業準備で、高山和也さんの教材に触発されて「カップ焼きそば」を買ってきた。

 朝から、お湯を入れたりガサゴソとやっていたら「朝から焼きそばですか?」とかストレートに「何やってんですか。」といろいろ訊かれた。

 お湯を切りながら撮影してたら、左手の指を火傷しちまった。それにしても、朝からカップ焼きそばは胃にもたれる。

 辛いので、隣の席の松尾にも食べさせた。
posted by アサノ | 08:30 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
後期 情報デザイン 教材
 後期1年生「情報デザイン」の教材をアップしました。シラバスからリンクが張られていますので、回を追うごとに足して行く予定です。

 以前この教材は、他の方の書かれた文章の引用もあるので学内のイントラネットで運用しておりました。しかし、最近各学校で情報デザインの教育が盛んになってきており、それらの先生方の参考になればとあえてネット上に公開致しました。

 足りない部分や、間違った記述も多いかと思いますが、是非皆さんのご意見やお叱りをいただきたいと思います。よろしくお願い致します。

■情報デザイン 第1回
http://www.asanoken.com/2007id/k01/index.htm

■シラバス
http://www.asanoken.com/2007id/07syllabas.htm
posted by アサノ | 09:55 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
1000PV突破
 昨日このブログのアクセスが1日で1,048PVを記録しました。

 毎日600〜800PVぐらいはいっていたのですが、1000PVを越えたのはこれが初めてです。

 最近、飲み食い話を別のブログに移して、真面目な路線に軌道修正したのが効いたのか・・・。
posted by アサノ | 08:38 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
ユーザ・エクスペリエンス
 製品やサービスの使用・消費・所有などを通じて、人間が認知する(有意義な)体験のこと。製品やサービスを利用する過程(の品質)を重視し、ユーザーが真にやりたいこと(本人が意識していない場合もある)を「楽しく」「面白く」「心地よく」行える点を、機能や結果、あるいは使いやすさとは別の“提供価値”として考えるコンセプト。
(引用:@IT情報マネジメント用語事典)

 ということは、ユーザ自身にしか分からないから。ユーザ調査が大切になる。最近ではユーザへの調査方法として「オブザベーション」「フィールドワーク」や「コンテキスチュアル・イン・クワイアリー」などが注目されている。そうして「本人が意識していないユーザが真にやりたいこと」を探し当てて行くのだ。

 例としては適切ではないかもしれないが。以前聞いた話。

 ソニーの大賀さんが、オーディオ部門の事業部長を呼んで、こう聞いたそうです。
 「最近どうかね?」
 すると事業部長は「疲れ切ったサラリーマンが、やっと家に帰ってきて、我が社のオーディオのスイッチを入れると、素晴らしい音のクラッシックが聞こえてきて、一日の疲れが癒されるような製品を作っています。」

 大賀「だからダメなんだ。」
 事業部長「・・・・」

 「疲れ切ったサラリーマンが家に帰ってくるところまではいいが、その後我が社のオーディオを聞くと、明日は早起きして会社に行かなくてはならないのに、体が勝手に踊りだして夜更かししてしまうものを作らなくてはいかん。」とのたもうたそうです。

 その話を、徹夜でプレステやりながら思い出しました。これって「本人が意識していないユーザが真にやりたいこと」か?
posted by アサノ | 06:36 | 情報デザイン 用語集 | comments(1) | trackbacks(0) |
マニュアルライティング(専修大学ネットワーク情報学部)講義
 後期の授業準備でウンウン言っています。こいう時ほど、ネットサーフィンしちゃったりして。

 専修大学ネットワーク情報学部のマニュアルライティング講義サポートページ(2007年)というブログを見つけた。

 「情報大工」高山 和也さんの授業だ。
 ラプラス取説研究所:http://www.laplace-lab.org/index.shtml

 偶然「株式会社産業科学システムズ」のメーリングリストから、知ったのですが。最近では、こうやって情報デザイン系の元気の良い先生方が、自分の講義録をブログで発表されるようになってきましたね。

 元気づけられるというか、頑張らねばと思ったりします。
posted by アサノ | 14:44 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
後期 情報デザイン 授業
 10月1日(月)より後期授業で「情報デザイン」が始まる。本日はその1回目の教材を作成中。

 1年生後期15回×180分の授業である。毎年ゼミ生がアシスタントで手足となって手伝ってくれます。これがゼミ生にも良い経験になるし、来年のゼミ生のリクルート活動にもなる。

シラバス:http://www.asanoken.com/2007id/07syllabas.htm

 授業の進捗や学生からのレポートなどは、このブログで公開予定。
 ◇2007年情報デザイン:http://asanoken.cocolog-nifty.com/blog/

 昨年の授業はこちら。
  ◇2006年インタフェース概論:http://outlineofinterface.seesaa.net/

 請うご期待です。
posted by アサノ | 08:24 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
美術系予備校へ行く
 娘の進路指導とやらで、保護者面接を受けに新宿にある某美術系予備校に行ってきました。娘は逃げちゃって、私だけで行くはめに。

 ここは私が若かりし頃通っていた所でもあるため、同期で講師をしていてそのまま偉くなっちゃった友人もおり、私一人では寂しいだろうからと一緒に面談を受けてくれることになる。担当の若い講師は大変だったろうな。

 講師くんの説明はというと「今まで白っぽくて弱かったデッサンが、黒く描くことを気をつけたら強くなってきました。」「もう少しこれを続けると、インパクトのある面白い絵になると思います。」という予備校言葉爆発の何を言ってるかわからない説明で・・・。

 「要するに、鉛筆のトーンのレンジが白寄りで狭いということでしょ。」と聞いたら、そうらしい。それじゃ普通の人は分からないよ。まして「面白い絵」ってなんじゃい?

 教育ってある意味では「自分が何が出来ないか」知ることだから、それをだれでも分かるように共通言語化する必要がある。剣術の奥義を授けるみたいに、月夜に霜が落ちる如くじゃ的な抽象的言語を振り回してはいかんのだよ。あっ、たしかこの講師くんの一人はタマビ情報デザインの院生だった・・・。

 結局「定量的に評価すること。」「具体的な対策を提示すること。」と、若い講師くんを友人と二人で講評して帰ってきました。

 家に帰ったら娘に怒られるだろうな。つうか、ここで告白してるから、許してください。
posted by アサノ | 13:55 | 日記 | comments(2) | trackbacks(0) |
清陵総合高校色彩講座

 清陵総合高校の生徒さん達が高専連携授業の一環として、本校に色彩の勉強にみえました。色彩検定に合格すると単位がもらえるそうなので、やる気満々です。

 授業の合間に引率の五十嵐先生としばしおしゃべり。先生は、J検の作問メンバーでありまた神奈川県情報部会で活躍されている方です。

 高校の教科情報に限らず、デザイナーにならない一般社会人でも、そのことを学べば最低限のデザインをコンピュータを使って行うことのできるスキルを情報デザインを応用した「デザイン・リテラシー」として体系立てたいというお話をしました。

 そういうことを頑張っている人が少なく、高校の教科情報のためにも絶対必要だと思います。そういうところは、五十嵐先生も同意してくださいました。

 次年度に向けて、すこしカリキュラムを考えてみようかと思います。
posted by アサノ | 13:49 | 日記 | comments(1) | trackbacks(1) |
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