経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
日々雑感
 昨日の情報検定の会で、何人かの方から「大変ですね。」とか「連絡先は変りましたか?」などと声をかけられた。最後に静岡福祉大のI井先生に「今どこにいるんですか?」と聞かれたので「なんで?」と反対に質問してしまった。

「だって、保育学校の事務方になった聞きましたよ。」
「誰から?」
「この中の誰かが言ってました。」
「僕に事務仕事が出来る訳ないでしょう。」
「・・・・・」

 いくつかの話がまとまって偽情報になったのでしょう。自分の知らないところで噂が一人歩きするのは気持ちが悪いね。というよりも、周りの人達が私には今の仕事が向かないと思っているのかしら。一夜明けてみたら複雑な気分・・・。

 もう一つ、自分のデスクトップPCにDELLの製品を3月14日に発注して手元に届いた。そこまでは良いのだが、ネットで見たら3月25日から円高差益還元でメモリーが半額になってました。1GBを16000円ぐらいで買ったのに8000円だって。これも複雑な気分・・・。
posted by アサノ | 08:21 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報検定 感謝の会
 情報検定(通称J検)の作問委員会が改組になり、委員会の解散式がありました。私も2年間「情報デザイン試験」の立ち上げに関わり、教科書も書きましたが・・・。

 明日から晴れて、関係者ではありません。今年は「情報デザインフォーラム」と学会活動に専念しよう。当然校務最優先(笑)
posted by アサノ | 21:41 | 日記 | comments(3) | trackbacks(0) |
スティーブ・ジョブズの卒業式スピーチ
 アップル社CEOスティーブ・ジョブズによる2005年スタンフォード大学卒業式でのスピーチ。今年巣立ったゼミ生と高校を卒業した娘、中学校を卒業した息子に捧げたい。

 http://jimaku.in/w/D1R-jKKp3NA/nbZXF_WFQDq

 たった15分であるが、人生というものを考え、頑張ろうと思える。
posted by アサノ | 21:02 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
地方自治体Webサイトのユーザビリティ評価(引越部門)2007
 私も所属している「人間中心設計推進機構」が昨年から選んでいる「ユーザビリティ評価(引越部門)」の2007年版が発表されました。


当機構では、昨年に引き続き「地方自治体Webサイトの
ユーザビリティ評価(引越部門)2007」と題しまして、
人口13万以上の地方自治体(市区レベル)305のサイトから
6つのユーザビリティの優秀なサイトを選定いたしました。

総合1位:神奈川県川崎市麻生区(2006年度:総合第3位)
総合2位:東京都品川区    (2006年度:総合第1位)
総合3位:茨城県ひたちなか市 (2006年度:優秀サイト)

優秀サイト:
東京都渋谷区
新潟県長岡市
神奈川県横浜市旭区

本プロジェクトに関しての結果報告会を下記の通り開催いたします。
今回は「コンテンツマネジメントシステムの現状と今後」に関する講演も行います。

ふるってご参加下さい。

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■日時:2008年4月17日(木)
  表彰式・報告会 16:30〜18:30
  懇談会     18:30〜19:30

■場所:キャンパス・イノベーションセンター(1F)国際会議室
http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html

■プログラム
16:30 開催の挨拶
16:35 2007年度のユーザビリティ評価のプロセス概要報告
16:50 審査員への認定証授与
16:55 審査員からの報告
17:00 優秀サイトの表彰
17:05 優秀サイトの報告(制作の考え方とプロセスを中心に)
      麻生区、品川区、ひたちなか市 (各15分)
17:50 講演:Webページおけるコンテンツマネジメントシステムの現状と今後
18:20 今年度の総括と今後
18:30 閉会の挨拶
18:35 懇談会
19:30 懇談会終了

■定員:100名

■参加費:無料(懇談会含む)

 昨年度本ゼミで、リニューアルのための「ペルソナ」を作った横浜市市役所の一部(旭区)も優秀賞に選ばれており、嬉しいお知らせでした。
posted by アサノ | 06:13 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
G DATAさん来訪

 水曜日にドイツのアンチウイルスソフト「G DATA」の執行役員瀧本さんがおみえになる。次年度のゼミのプロジェクトの一つとして、ペルソナ法を使った広告戦略のようなものが出来たらと相談した。

 上手く行けば、プロセスを何かの形でレポートしても良いと思う。そんなに規模の大きく無い会社が、ペルソナを導入するケーススタディになると面白いな。

G DATA
http://www.gdata.co.jp/
posted by アサノ | 08:21 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
平成19年度 卒業式

 昨日は、本校の卒業式。我がゼミからも7名の女子学生が巣立って行きました。内訳は、Webデザイナー3名、グラフィックデザイナー4名です。これだけUIの知識を持った若い子は珍しいですよ。採用した企業さん、きちんと育ててくださいね。ウルウル(涙)

 この子達とは2年間、ほとんど毎日顔を合わせてきましたから、明日からいなくなってしまうなんて想像が出来ません。「あれ、あれ?」と言うだけで「○○なら、もうとっくにやっておきました。」という子達でしたから。

 僕が死んだら、一人ぐらい棺おけに入れて欲しい。
posted by アサノ | 18:58 | 日記 | comments(2) | trackbacks(0) |
若手教員に読んでもらいたいエントリー
 本校でもそろそろ次年度の準備が佳境を迎えつつあります。若い先生方には、目の前の仕事に忙殺されることなく、自分のライフデザインを考えて欲しいと思っています。ちょうどそう思っていた時に、棚橋さんのブログに「人を育てる刺激のある環境」というエントリーがありました。

人を育てる刺激のある環境をつくるための5つの条件
1.個々人がさまざまな分野でのスペシャリスト、エバンジェリストになることを奨励する
2.失敗をおそれずチャレンジすることを評価する
3.異なる職能をもつ人同士が事実をベースに議論を交わすことができる
4.社外プロジェクトなどへの積極的な参加をうながす
5.以上のことを経営陣が率先して実践する


 私としても、若い先生方にそれぞれ専門分野のスペシャリストになって欲しいわけですよ。外部の人からも「○○なら、何々先生に聞け。」と言われるようにね。私なんかは、どちらかというとスペシャリストよりは「情報デザイン」のエバンジェリスト(伝道者)かな。

 少し頑張っていて「勉強したい。」とか「勉強してます。」という人が居ますが、その場合は成果のアウトプットが必要です。英語を勉強していますと言うだけじゃ駄目で、外人と話したり、文章を書いて始めて勉強したことになるのと同じですね。

 もうすぐ20年度が始まりますから、自分の育成計画を宣言して欲しいな。協力は惜しみませんよ。私も実践しますから。
posted by アサノ | 07:55 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
次年度の情報デザインの授業
 来年の情報デザインの授業の計画を立てています。本校では、1年生の後期にその授業が15週間あります。19年度は、ゲーム科とWeb科が履修していたのですが、20年度からは「論理的思考力」をつけさせる為に全学科が履修することになりました。

□情報デザインA:ミュージック科
□情報デザインB:グラフィック科・CG科
□情報デザインC:ゲーム科・Web科

 というラインナップになります。本当にこの人達に情報デザインの素養が必要なの?という印象はあるのですが。私のテーマは「万人のための情報デザイン教育」ですから、頑張りましょう。

内容はというと。
■情報デザインA:観察からのデザイン
フィールドワーク・ペルソナ/シナリオ法・認知的ウォークスルー法など
■情報デザインB:伝えることのデザイン
インフォメーショングラフィックス・地図・料理のレシピ・ダイアグラムなど
■情報デザインC:経験のデザイン
ラピッドプロトタイプ・プロトコル分析など

 本来なら一人の学生が縦列や並列で学ぶ事柄ですが、翌年の21年度には初中上級のメソッドとして応用できればと考えています。「情報デザインA」あたりは、高校の教科情報の情報デザインでも使えるコンテンツに出来るかなと思ったりして・・・。
posted by アサノ | 12:30 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
デザイン科学フォーラム2008 - 人間中心のデザイン科学がひらくみらい

 代官山ヒルサイドテラス千葉工業大学工学部デザイン科学科活動報告会を見に行く。

 特別講演「企業におけるデザイン戦略」は、少し遅れてしまい、富士通デザイン部長上田義弘氏の話は聞き逃し、なんとか山崎和彦氏さんのお話を聞く。

 3年生の授業「情報デザイン論及び演習1」。高橋靖先生と山崎和彦先生の授業。

 顔見知りの3年生に説明してもらう。ペルソナ/シナリオ法を使ってユーザに良い体験を与えるための提案です。うんうんなるほど。美容院でユーザと美容師さんとのイメージのギャップってなかなか埋められないよね。それが上手く行けば「スマイル・エクスペリエンス」だ。

 やはり3年生の授業「視覚デザイン論及び演習」。原田泰先生の授業です。

 次年度新しい「情報デザイン」の授業を立ち上げなくてはいけない私としては、とても参考になりました。原田先生の授業は、多摩美時代から凄すぎて、マネはできないのですが・・・。

 オープニングパーティーがあり、シャンパンとワイン、ヒルサイドパントリー・デリ製のオードブルが出ました。工業大学の展覧会にしては、とってもおしゃれでした。(笑)
posted by アサノ | 23:08 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
夏のワークショップ打ち合わせ
 情報デザインフォーラム主催のワークショップの打合せで、後援をお願いしにコナミの小林さんと打ち合わせ。多摩美の吉橋先生にも同伴していただき、「はこせみ」の事例を話していただく。多くの優秀な学生を輩出した、伝説のワークショップである。

 予定としては、今年の夏休みに神戸に全国の学生に(30人程度と考えていますが)、集まってもらって2日間に渡ってフィールドワークのワークショップをやろうというものです。講師は、情報デザインフォーラムのメンバー。豪華ですよ。

 詳しくは、6月4日千葉工大で行われる「情報デザインフォーラム」で発表し、6月21日〜22日の日本デザイン学会でそれぞれの学校の先生方と打ち合わせできればと考えています。

 ご興味ある、ゼミの指導教官、学生さん方、ちょっと注目していてください。
posted by アサノ | 08:16 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
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