第55回日本デザイン学会春季研究発表大会 参加
2008.06.30 Monday
第55回日本デザイン学会春季研究発表大会に参加のため、広島の広島国際大学に6月28日(土)〜29日(日)と行ってきました。
一緒に行ったのは、ゼミの2年生とこの春卒業したばかりのOG2名です。
発表したのは、昨年の「情報デザインワークショップ2007」の事例報告です。28日が(株)リコー島村さんと私の共同研究を口頭発表、29日がゼミからのポスター発表となりました。
OG達は危なげないのですが、流石に初参加の2年生はギリギリまで心配でした。始まってみれば、案外上手く話すものですね。ただし、オーディエンスが辛口論客の場合「ああ、この人にはきちんと説明しなくっちゃ。」と思うと、必ずルーキーが声を掛けてしまう。これって「マーフィーの法則」?
関連情報:
□日本デザイン学会 第55回研究発表大会 概要集
□オカケンブログ(詳しいw)
□上平先生
□山崎先生
□吉橋先生
学生のリフレクション:
■事前準備
自分の段取り力の未熟さを感じました。
途中、スケジュールを組んでいたのですが連絡がうまくいかず個人作業になってしまった点があり自分自身が状況把握できていない部分がありました。
次回からは、最初からスケジュールを組み、一緒にプロジェクトを動かすメンバーの確認のタスクを細かく切り、意見のズレなどが起こらないようにしていきたいと思います。
また、スケジュールは発表当日までを視野にいれることが大事なんだと思いました。
■当日・発表
前日の先輩との打ち合わせをする前から発表する内容は頭にいれていたのでこのことをどれだけ砕くのかが私の中でポイントでした。
今回、不安があったので事前にカンペを作っていたですが私はカンペがあると逆に言いたいことが言えなくなる傾向がありました。一回目の発表ではカンペを使ったのですが自分の言いたいことがうまく言えなかったので二回目からは何も見ずに発表したのですがそちらの方が自分のペースにのれたので、次回からは内容をある程度まとめた上での発表をしていこうと思いました。
今回の発表が「事例報告」という今まで自分が経験したことがない発表だったので、とても勉強になりました。
私はワークショップに参加したので内容は把握していたのですが、発表する側に立つということは内容だけではなくその背景にあるねらいや個々の成果、全体での結果など全てを理解した上で発表をしなければならない、ということを知りました。今回が最も苦戦したのがその点でした。
その上で、ワークショップを第三者目線で見ていた熊野先輩の話がとても参考になり、ものごとをそういった目線で見ていくということがこれから先、自分自身意識していこうと思いました。
先輩の発表は流石というべきか、やはり私が前にも言ったような第三者目線というものができていて、さらにワークショップ全体を把握しきれていて、見習わなければならないな、と感じました。
■全体を通して
やはり、今回失敗から学んだことが多かったと思います。
逆に言えば、これを学生のうちに学べてよかったと思うし、またその逆で言えば自分の未熟さを痛感することになりました。
特に事前準備は先輩から学ぶことが多かったです。
この教訓を生かし、今度はこの事を後輩に伝えていきたいと思います。