経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
100% Design Tokyo 2008


 富士フイルム・デザインセンターの小島さんにいただいたチケットを持って神宮外苑でやっている「100% Design」に行ってきました。


 今日はこれから横須賀で打ち合わせがあるので、まずは行ったという報告まで。「サンガク展」については改めて書きます。

 東京の銀杏はまだ色づいていないですね。来週は北海道ですから、向こうは葉が落ち切っているかな。
 会場を後にして信号を走って渡ろうとしたら、小島さんに呼び止められた。会えずに帰るのは申し訳ないと思っていたので良かったのですが。以前「早口でしゃべって、早足で歩いているような人。」と評されたのに、また走っているところを見られたかと思って恥ずかしかった・・・。

 今日のお昼は、池尻大橋の「天手毬」で酸辣湯麺。ここでも、かき込んで走って店を出る。

posted by アサノ | 14:38 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
備忘録 今週末のイベント
 富士フィルムの小島さんから「100%design tokyo」の入場券を頂きました。出来れば10月31日(金)のビジネスデーに行けたらと考えています。

 11月1日(土)は日本デザイン学会秋季企画大会。これは入試があるので、発表も見合わせていました。見に行くこともできないかな・・・。

 平成20年度日本デザイン学会秋季企画大会
「デザインから発想されたロボットたち」

■期日:平成20年11月1日(土)
■会場:東京芸術大学工芸棟
■タイムスケジュール:
9:30      開場
10:00〜    開会式・学会行事(1F 第1講義室)
10:30〜12:00  招待講演(同室)
13:00〜    学生プロポジション(3Fプレゼンテーションルーム)
13:30〜    「ロボット自慢」(1・2F ウッドデッキ+多目的室)
16:00〜(予定)懇親会

■招待講演
1.「演劇的ロボットデザイン」 
講演者:長田純一 (株)NECデザインチーフデザイナー
2.「モジュール型ロボット」
講演者:黒河治久 (独)産業技術総合研究所 知能システム研究部門
分散システムデザイン研究グループ グループ長

■「ロボット自慢」参加プロジェクト一覧
1.Nissan PIVO2搭載RoboticAgent−その開発と考察
井上真人(Nissan Design Center/ChiefDesigner)
2.M-TRAN(Modular Transformer)
黒河治久 他((独)産業技術総合研究所 他)
3.社会的ネットワークとしてのロボットデザイン
小池星多 他(*武蔵工業大学環境情報学部情報デザイン研究室 他)
4.屋外での情報収集を目的とした自律型飛行ロボット「X-UFO」
岩倉大輔 他(千葉大学大学院工学研究科)
5.バイオインタフェースロボット
高原良 他(千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻人間生活工学研究室)
6.身体ねじりを表現する鑑賞支援ロボットの開発
笠井洋志 他(筑波大学芸術専門学群 他)
7.COLOLO - 1bit コミュニケーション
内山俊朗 他(筑波大学大学院人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻 他)
8.脚車輪ハイブリッド移動体 "Roller-Walker"
遠藤玄 他(東京工業大学機械宇宙システム専攻広瀬福島研究室)
9."macket"−ロボットの皮膚・肉質開発プロジェクト
林摩梨花 他(東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻 他)
10.Media Robot + Personoid Robot
古屋繁 他(拓殖大学工学部工業デザイン学科 他)
11.気配のロボット−小児入院用サークルベッドのためのロボット
岡〓章 他(拓殖大学工学部工業デザイン学科 他)
12.「しゃべる人工物(ロボット)」
〜キャラクタをもった人工物とユーザとのインタラクションデザイン〜
(多摩美術大学造形表現学部デザイン学科プロダクトデザインコース3年生演習課題、
指導教員:長田純一 他((株)NECデザインチーフデザイナー 他)
 害虫駆除ロボット「虫殺士(ムサシ)」:伊藤匡子 他
 天気予報予測ロボット「お天気ロボ TELL TERU(テルテル)」:内藤夕貴 他
 移動型コインロッカーロボット「あずかり戦隊マモルンジャー」:大森槙人 他
 自律移動型妖怪ポスト「ぽすとげら」:岩永亜紀 他
 時間管理補佐ロボット「MIUMIU(ミュウミュウ)」:中野佐保
 イデア星からやって来た留学生(アミューズメントモバイルロボット)
 「COPITA(コピタ)」:高木麻美子

■参加費
会員:2,000円,非会員:3,000円,学生:1,000円
posted by アサノ | 09:19 | 情報デザイン | comments(3) | trackbacks(0) |
情報デザインB 第4回目 情報の構造化

 第4回目は、本来は先週やった「参与観察」の「食堂のダイアグラム」をパソコンで清書するはずでしたが、来週私が韓国出張のため、その時に自習でやってもらうことにしました。

 何をしたかというと、矢野さん棚橋さん直伝の「カードーソートを使った情報の構造化」です。

 8組のチームが、半分ずつ「居酒屋メニュー」と「ファッションアイテム」を無作為に30個カードに書きます。しゃかしゃかソートするので、ポストイットよりは少し固めの紙の方が使いやすいです。

 書き終わったら、今度はグループ化してラベルをつける。このラベリングが鍵ですね。

 並べてラベリングが終わったら、記録してカードを回収。ラベルだけ残す。

 次に「居酒屋メニュー」のチームは「ファッションアイテム」のチームから被験者を呼ぶ。「ファッションアイテム」のチームはその逆。

 被験者は「発話思考法」を使いながら、あらかじめ置かれたラベルに合ったカードを置いてゆく。

 置き終ったら記録し、自分達が並べたものと比較して、エラーの数を数える。

 大体1〜5個ぐらいのエラーがある。被験者によっても違い、「ファッションアイテム」は男の子だと、かなりエラーが出る。ターゲットユーザが違うからである。

 よく考えたら、1年生に「居酒屋メニュー」は無かったな。女の子の正答率低し・・・。(汗)

 最初に自分達でゼロから並べたやり方を「オープン法(探索的手法)」と呼びます。ユーザがどのような考えで分類を行うか仮説抽出するための探索的手法。
 次にやった、事前に並べられたラベルにカードを置いて行くのは「クローズ法(仮説検証的手法)」と呼びます。設計者側があらかじめ分類した情報構造がユーザにとって有効に機能するか検証するための手法です。

 テスト終了後、次の課題として「任意のニュース」を構造化する準備に入りました。
posted by アサノ | 02:19 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
インフォグラフワークショップ 反省会

 経堂の「らかん茶屋」で、先日行われた「インフォグラフィックス・ワークショップ 1」の反省会を行った。ここの食べ物とお酒は美味い!

 先週は、写真を撮る間もなく酔っ払ってしまったので、今回はできるだけ写すことに・・・。手前のピンクいのはカワハギの肝。タレに溶いて、刺身につけて食べます。

 定番「シーフードサラダ」。いろいろな魚介の切り落としが入っていて、超お得な一品。

 今回初めて食べた「鶏のつくね焼」。「黒豚の味噌焼」も人気があった。

 やはりしめは「のり巻き」。ここのは海苔がいいから、やたら美味い。

 芋焼酎は「六代目百合」、お酒は「獺祭」、ビールは「ハーフ&ハーフ」、天国ですね。ほとんど反省にならず。
 次は「大人の修学旅行兼ワークショップ」を計画することに決定。
posted by アサノ | 08:38 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインC 第4回目 ペルソナ/シナリオ法
http://www.asanoken.com/2008id/k04/index.htm

第4回目の課題
 現在考えている携帯電話のシステムを使うであろうユーザ像を想定し、ペルソナを作りなさい。
条件:
・ユーザゴールを決める
・ゴールまでの過程をシナリオ化する。
・必ず写真を入れること。 (プロトタイプはイラストで可)

 まずは、各自が先週までディスカッションを踏まえて、ペルソナを描いてみる。少しプロフィールに懲りすぎかな。

 次にチーム内で議論して、自分達のシステムに合っているペルソナを選ぶ。

 更に詳細にゴールとシナリオをつめて、パソコンで清書する。

 流石に1年生の授業では、エスノグラフィーをベースにペルソナ/シナリオが作れないので、若干の講義と絡めて「こういう手法があるよ。」ということを教えるのみでお茶を濁す。教わると使えるは雲泥の差があるが、う〜ん、ここではしょうがないか?

 最後にミニプレゼン。他のチームが何をしているのか、常に見て聞いて気づきを得る必要がある。プレゼンは話す練習よりも、人が何をしているのか知るのが目的。また教員と学生のインタラクションを教室にいる全員で共有することができる。これをアトリエ型授業という。

posted by アサノ | 04:47 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
学会 オフ

 学会終了後、駆け足で観光をする。まずは大宰府天満宮。学問の神様!学会前に来れば良かった?

 様々な試験を控えた人々のために祈る。

 名物「梅ヶ枝餅」を歩き食いする。

 柳川に移動。旧藩主別邸「お花」

 雨が降る中を「折角来たんだから。」と川下り船に乗る人たち。備え付けのカッパがゴミ袋みたいで、いまいち冴えませんというか被写体として美しくない。折角の掘割りとなまこ塀が台無しだ。

 川が雨で増水して、橋をくぐれない。船頭さんしっかりして!

 音色が聞こえるので行ってみたら、神社の社務所で秋祭りの稽古をする子ども達。こういう風景はいいね。日本もバリ島もあまり変わらない感じ。

 柳川名物うなぎの入った「うなまん」を食べる。

 続いて「吉野ヶ里遺跡」に行く。ハードな行程です。

 埴輪のようなかっこをしたお兄さんに、弥生式土器の作り方が習える。

 ここは凄いよ。

 東京ディズニーランドなみのテーマパークです。

 広さも半端じゃない。

 古代の都市がまんま再現されています。

 そば畑の花がきれい。

 偶然やってた「炎まつり」に遭遇。

 火起こし大会。10分以内に火をつけると、商品が出る。ほとんど点かず。

 地元のおとうさんと語り合うが、なまりと方言で9割は理解できず。日本は広い。
posted by アサノ | 02:51 | 旅好き | comments(0) | trackbacks(0) |
博多 穴場紹介

 私が博多で泊まっていたホテルの裏側はいわゆるラブホテル街だ。イル・パラッツォが出来た頃から、かなり雰囲気は良くなりましたが・・・。以前は女性一人で歩けなかったし。

 そのイル・パラッツォの向かいにある「5TH HOTEL EAST」という高級?ラブホテルの1階に「砂漠の薔薇」というダイニングバーとクラブを一緒にしたような店がある。

 店のテラスがリバーサイドビューになっており、博多の夜景が最高ですよ。

◇後記:2009年8月28日
 「砂漠の薔薇」は銀座に移り、新しく「ミツバチ」に店名が変わりました。業態は同じようです。
 博多バー&ダイニング ミツバチ
 http://www.opefac.com/mitsubachi/index.htm
posted by アサノ | 02:44 | 旅好き | comments(0) | trackbacks(0) |
博多 屋台めぐり

 夜中洲に繰り出す。「鉄鍋餃子」に行ったら満員で屋台に目標を変更。土曜の夜ということもあり、凄い人出だ。

 こういう屋台が町中にいっぱい。他の地方では見たことがないな〜。

 タクシーで長浜のラーメン街へ移動。ここも屋台だらけ。

 生ビールで乾杯の後、串焼きやモツ炒めを食べて、しめは豚骨ラーメン。替え玉も体験しました。

 天神・中州を散策。おお、年配の人なら知っている「イエスの方舟」。
 博多は面白いところですね。
posted by アサノ | 06:34 | 今月の地方めし | comments(0) | trackbacks(0) |
日本デザイン学会 第5支部平成20年度研究発表会

 本日福岡の九州大学に来ています。

 日本デザイン学会の第5支部平成20年度研究発表会で発表するため。

 学生プロポジションとポスター発表の会場。ポスター発表というよりは、合同講評会?

 九州大学の田村先生の学生さんたちの「気持ちよさ」の研究。対象機器ありきではない、基礎的な研究の萌芽がここにもあった。

 私の発表は、共同研究者の高田先生がプレゼン。学会デビューとは思えない、なかなかのステージ度胸でした。

 先日の授業で行った課題も、サンプルとして登場。

 「授業手法研究」としては、好評で一安心。

 まずは無事発表終了。これから中州で打ち上げかな・・・。
posted by アサノ | 17:37 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
オンラインゲームプロジェクト 第2次選考

 第2次選考は、半蔵門にあるゲーム会社にて、7名の学生がプレゼン。

 一人づつミーティングルームに入り、ゲーム会社のスタッフさんたちにプレゼンをします。

 聞く側も真剣そのもの。7名の中から、11月初旬に韓国の制作現場に行く3名が選ばれました。

 終了後、韓国行きの学生はオンラインゲームのβ版を徹底的に試す機会をいただく。
posted by アサノ | 18:31 | その他の授業 | comments(0) | trackbacks(0) |
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