経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
グッドデザインエキスポ2009に行ってきました


 日曜日午前中よりビッグサイトで開催中の「グッドデザインエキスポ2009」に行ってきました。

 各選考分野に分かれて、エントリー作品が並ぶ。
 よくデザインの話をしている時に「それってプロダクト寄りの話でしょ。」とか「グラフィック側から見ると。」みたいな事を言われることがある。Webの人もそういうことを言う人がいる。
 どの分野の人でも、プロダクトや建築の論理性とか産業や技術との係わり合いを学ぶと良いと思うよ。自分のデザインが語り易くなる。


 多摩美のプロダクトがブース展示。あい変らず「見ればわかる」式の展示。そばを歩いても、声をかけてこない学生。これも作品に表現力がある伝統か。

 並びの武蔵野美術大学工芸工業のブース。こちらは伝統的にプレゼンが上手い。パネルも分かり易い。

 ソニーはPSPの新型を出品。小型化されたが、インタフェースは既存のゲームコントローラのままで良いのか?

 面白かった、肉の腐り具合を視覚化するシール。何気ないが、こういうのが良い。
 会場で札幌の田附さんに会う。しばらく東京出向とのこと。

 ロングライフデザインのコーナー。レッツノートは見た目同じと思っていたが、世代で少しづつ違うのですね。新しいの欲しいな〜。

 やはりロングライフのキャノンIXY。

 お約束の写真もパチリ。ライブドア

 外に出たら、カメラの砲列。なんだなんだ?

 おお、24時間テレビね。

 24時間テレビ凄い行列です。デザインによる産業振興は国策なのだから、グッドデザインの方にも来い。

 え〜、どこまで並んでいるの?何があるの??

 パナソニックセンターには、台湾の成功大学の文字が。東アジア(中国・韓国・台湾・日本)のデザインは混沌としてきましたね。これが今日の感想。

◇関連情報
 kojicozyの散歩日和:グッドなデザイン大集合!?
 山崎先生のブログ:グッドデザインエキスポ

posted by アサノ | 00:30 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
最近ワークショップをやらない理由

 夏休み中はずっと歯医者さんに通っていたけど、本日の治療でほぼ完了。日曜日はグッドデザインエキスポに行く予定です。

 昨年は外部の人と沢山ワークショップを行ってきたが、今年は全然やっていない。
 なぜかというと、嫌な話なのだが・・・。
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 私のに限らず、ワークショップに1〜2回参加して、そのネタを持って他のコミュニティーに行き「自分が開発しました。」みたいな顔をしてやってる輩が少なからずいるのだ。
 当然、情報デザインの手法を広めるためにやっているのだから、他の場所でやるのは構わないのですが。自分で考えましたみたいな顔をして、公の場で発表とかする人もいる。

 先日も、教科書の編集会議の席でも話題になったのだが「ああ、これ俺のだ!」とか「ひどい!」という声が上がるぐらい、何の引用先も明記されずにメディアに載せている人がいる。
 使うなとは言わないが、同じようにワークショップや授業をしたならメール1本くれるとか、モチーフや工程をこうやったらこんな違いがあったとか報告ぐらい欲しいと思う。それが、お互いの切磋琢磨につながるはずだ。

 一番性質が悪いのは、公の場で「自分がやってます」みたいに発表する人達だ。私の知っている人達でも、今までまったく情報デザインに関わってこなかったのに「情報デザインとはこうです」みたいに簡単なワークショップを紹介したりして平気な顔をしている。例え話として適切かは分からないが、スキーの初心者講習を受けただけで、他の初心者に「斜滑降」だけ教えて「スキーってこういうものだよ」と言っているのに等しいと思う。せめてパラレルかウェーデルンぐらい出来てからスキーについて語ろうよ。
 私は常々「10知って1教えなさい」と言っているが、この手の類は「1→1」みたいにスルーだから、それを聞いた人達は「情報デザインってこんなもんか。」思ったら大変だ。我々が10数年かけて本当に苦心して耕してきた「情報デザイン」という畑を、少し注目されて来たからって土足で荒らさないでもらいたい。

 ひでえなと思ったのは、「納豆パッケージのオブザベーション」と言えば小池研が有名なのだが、それをパクッてそのまま文科省の委託研究に出した人もいる。オブザベーションと言えば、観察対象は無限にあるのに何でまた自分で考えないのか・・・。一度そういう事例のオリジナルとコピーの対比表を作ってやろうかと思った。かなりある(笑)
 カミヒラ先生なんかは、自分のワークショップを詳細に発表していないのに、パクッた人があちこちで発表してたりする。これなんか下手したらカミヒラさんを知らない人達からは彼の方ががコピーだと思われてしまう。
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 最後に自戒を込めてですが、自分ですらそういうモラルハザードすれすれのことは犯していると思う。公の目に触れるものを書くとはそういうリスクをいつも抱えているということだ。
 それを最小限に食い止めるためには、やはり有識な友人を沢山持ちアドバイスや厳しい指摘を常に受けることだと思う。それがその人の財産だよね。

 8月31日の「第4回情報デザインフォーラム」では、私は「情報デザイン教育」について話します。内容は、ほとんど手法について網羅して話そうと思っているのですが、会場にはそれらの手法の権化みたいな先生達が揃っていて・・・ハハハ。この際、全員に「使ってもいいよ。」と言ってもらおう。

posted by アサノ | 00:49 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏休み最後の日
 夏休み最後の金曜日。 経営会議も終わり、夕方学校へ戻る。
 職員の女の子をつかまえて「夏休み最後だから飲みに行こうよ。」と哀願するが「女子会です!」と見事にふられる。

 やむなく家に帰ったら、息子が「焼肉行こうよ。」というので、渡りに船と出かける。
 こいつらは、チェーンのお店の一番安い肉で大盛りライスを食べさせておけば、やたら喜ぶものだ。
 案の定「美味い、美味い」を連発。ただし部活のため、筋肉の弛むコーラは飲まないらしい。

 大盛りライス以外に「カルビジャンクッパ」まで食べる。若いって素晴らしい♪
 おねえちゃんのこと、おかあさんのこと、部活のこと、いろいろ話すが進路については聞きだせず・・・。

3年間でこんなに育った。
posted by アサノ | 00:18 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
グッドデザインエキスポ2009

 8月28日(金)より30日(日)まで、東京ビッグサイトで「グッドデザインエキスポ2009」が開催されます。この催しものは、グッドデザイン賞一次審査通過デザインを一挙に公開するものです。グッドデザイン賞の選考は以下のプロセスで行われます。

一次審査
審査委員会は、審査理念とその年の審査方針を確認し、審査委員相互の意見調整をおこなった後に、審査を開始します。
まず応募時に提出された情報をもとに、一次審査をおこないます。
この一次審査では、応募された対象がグッドデザイン賞の趣旨に合致するか、また審査理念として掲げた5項目を踏まえたデザインが概ねなされているかを判断します。

二次審査
二次審査はグッドデザイン賞の中心となる審査で、毎年8月末に、見本市会場(東京ビッグサイト)を使っておこなわれます。
この審査は、審査対象のデザインの質を判断し、「優れているポイント」を積極的に発見することを目的としたもので、審査委員は展示された現品を前に、審査理念をもとに様々な視点から検討を加えていきます。そして、こうした討論を何回も繰り返しグッドデザイン賞「ロングライフデザイン賞」「フロンティアデザイン賞」が選ばれます。
なお一部の応募対象については、デザイナーからのヒアリングや建築物などの現地審査も並行しておこなわれます。また、乗用車などについては公開プレゼンテーション審査もおこなっています。
審査終了後、この審査会場を公開し、フェア「グッドデザインエキスポ」が開催されます

特別賞審査
二次審査会終了後に「特別賞審査会」が開催され、グッドデザイン金賞などの特別賞を選出します。
この審査会には、審査委員長・副委員長をはじめ各審査ユニットのリーダーが出席します。二次審査の段階で選出された特別賞候補について、激しい討論を繰り返しながら、社会的な課題を踏まえた質の高いデザインがなされているものを選びだしていきます。そして全ての特別賞が決まった後「大賞候補」を選びます。

◇グッドデザイン賞公式Webサイトより引用
http://www.g-mark.org/index.html


 本日金曜日は夕方より経営会議があるので、行かれませんが。土日で行けるかな?
 伊東君小野田君、これに行って帰りに名塚と飲み会はいかが?


 http://twitter.com/GDEX09
 ここでもTwitterが使われています。早く木村さんも始めましょうよ。
posted by アサノ | 00:18 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
ウェブ会議 in 名古屋
 お世話に なっている日本ウェブ協会のセミナーでお話しする予定になりました。今年はこれで名古屋は3回目です。今回は弾丸トラベラーなので、名古屋名物を賞味するのは「割烹イチビキ」の特上うなぎか「あんかけスパゲッティ」ぐらいでしょうか。名古屋には「台湾ラーメン」という名物もあるらしいです。

http://w2c.jp/Seminar/2009/october/16_day/
 「ウェブ会議」とは特定非営利活動法人 日本ウェブ協会(W2C)が主催し、地方におけるウェブサイト提供者を対象に、ITCの利活用促進のために、これからのウェブサイトのあり方に関して理解を深め、意識を高めることで、ひいては地域の発展に寄与しようというものです。
ウェブサイトの有効利活用の為には、ウェブサイトを提供する側にいる様々な役割の人たちが、シームレスに議論ができる共通プラットホームの構築が不可欠です。「ウェブ会議」では開催地域の実状に沿った形で、その構築をサポートしていきます。

■会期:2009年10月16日(金)13時〜16時20分
■場所:愛知県産業労働センター(※2009年10月オープン)
■対象:企業経営者、企業・自治体のウェブ担当者、ウェブ制作者
■主催:特定非営利活動法人 日本ウェブ協会
■プログラム:

◇A-Room/1201会議室(定員80名)

A-1/13:30〜14:20
『そのサイトは本当に使われていますか?』(仮題)
提供者が取り組むユーザビリティ調査
横浜デジタルアーツ専門学校/浅野 智(予定)
 サイトのユーザビリティやユーザーインターフェース、情報アーキテクチャをテーマに、特にサイトのユーザビリティ調査(会場調査など)についてのお話をサイト制作者及び所有者にとって役立つ手法としてご紹介します。
A-2/14:30〜15:20
『効果的なペルソナの作り方、使い方』
株式会社大伸社 m.c.t.事業部/白根 英昭
 ペルソナとは何か?マーケティングセグメンテーションとはどう違うのか?なぜユーザーのゴールに焦点を当てるのか?現実世界のコンテクストを重視するのはなぜか?出来上がったペルソナをどのように使えばいいのか?こういった疑問に答えるため、ペルソナの背景にあるユーザー中心のデザインの考え方から、ペルソナのためのエスノグラフィの具体的手法、調査データからユーザーインサイトを導き出す方法、そしてインサイトをペルソナに統合し、情報アーキテクチャーに展開するまで。一連のプロセスに沿って、効果的なペルソナの作り方、使い方のポイントをご紹介します。
A-3/15:30〜16:20
『RIA導入のポイント』
RIA導入時におけるUIDDプロセス
株式会社USE/栗田 剛
 業務システムへのRIA導入は昨年より加速し始め、今ではあらゆる業務システムの仕様検討時にRIA導入の検討がなされています。
これからRIAの導入を検討されている方、RIA開発をされている方向けにRIA開発の成功・失敗事例をご紹介致します。またRIA開発では欠かせないフロント先行型開発プロセスであるUIDD(User Interface Driven Development)についてのご紹介もさせて頂きます。


◇B-Room//1202会議室(定員80名)

B-1/13:30〜14:20
『あなたのサイトは企業サイトとして機能してますか?』
名古屋企業に足らないウェブサイトブランディング
株式会社三晃社/金子 勝
 WEBサイトのブランド構築とは表面的なイメージ向上ではありません。利用者の視点から企業の提供機能をWEBというシステム上でストレスなく具現化することです。 当然、企業WEBサイトの利用者とは様々なステークホルダーを設定するためWEBサイトの品質向上をあらゆる方向から追及することになるでしょう。今回は、その考え方の基本的なスタンスを分かりやすくお伝えすることを主眼とし、お話をさせていただきます。
B-2/14:30〜15:20
『サイト運用のコスト削減にどうやって取り組むか』
株式会社BAメガパワーズ/森川 眞行
 ウェブサイトは、ローンチ(公開)してからが本当の勝負だと言われています。適切なタイミングでサイト閲覧者に情報を届けるには、サイト運用のワークフロー、人材、コミュニケーション等の課題と、コスト面のバランスが重要になります。このセッションでは、特に中小企業のビジネスサイズでどのようにサイト運用のコストを削減できるのかを分かりやすく実例を挙げてお話しします。
B-3/15:30〜16:20
『検索エンジンからの集客を増やす!企業戦略に必要なSEOとは』
アユダンテ株式会社/安川 洋
 ユーザーの多くは検索エンジンを利用して、webサイトを訪れます。自社サイトが検索結果の上位表示されるためのSEO対策は、Webサイト運営にとり重要なマーケティング施策の一つです。現状では短期的な施策ばかりが目立ちますが、SEOにはキーワード選定や効果測定など複数の要素があり、ある程度の時間とコストがかかります。SEOに成功している企業はバランスよく施策を行い、成果があげているのです。 SEOは制作会社任せで大丈夫なのか? どんなSEOサービスを利用すればよいのか? 外部リンクに頼るSEOのリスクは? 等の疑問にお答えしながら、正しいSEOの考え方と、サイト所有者とサイト制作者が同じ目的を持って取り組める効果のあるSEO対策をお話します

◇C-Room/1001大会議室(定員150名)

C-1/13:30〜14:20
『利用頻度の増えるホームページを公共団体がいかに活かせるのか』
グローバルデザイン株式会社/白旗 保則
 広報・広聴、観光から教育、農林水産、商工業まで活用の広がりを見せるホームページ。この新しいメディア(媒体)を公共団体としていかに活かせるかというポイントを、通常の業務で作成する様々な電子ファイルをそのまま活かし、しかもそのままアクセシビリティに準拠したページを作成してもらえる「CMS-8341/やさしい」の導入事例をあげてお話しいただきます。
C-2/14:30〜15:20
『最新CMS導入ガイド〜ビジネスCMSの可能性』
彼方株式会社/金子 明敏
 神奈川県藤沢市、宮崎県などの自治体、昭和シェル石油、JCBトラベル、テレビ東京などの民間企業、さらには元サッカー日本代表の中田英寿や現日本代表の中村俊輔の公式HPといった多数の導入実績を重ねて来ている「アラヤ」のわかりやすい導入事例を挙げて、今後CMS導入を検討・予定されている方にとって大きな参考になるお話です。
C-3/15:30〜16:20
『景気低迷の今を乗り切る戦略的CMSの活用とは』
株式会社日立情報システムズ/池上 正夫
 経済活動が低迷する今、企業の売上を増やす、あるいは営業方法の効率化を図るためにWebサイトをどのように活用していけばいいのか。また、運営経費の削減を図るためにはどうすればいいかのか。CMSをどのように活用するれば、Webマーケティングに効果がでるのかといった内容を
(1)コンテンツ更新の容易化
(2)SEO対策をCMSで最適化
(3)LPO、レコメンドによる、サイト内誘導の改善によるコンバージョン率のアップ
という視点からお話ししながら、今だからこそCMSに求められる要件、機能を事例を挙げてご紹介しながら、次世代型CMS「HeartCore」についてご紹介します。
posted by アサノ | 00:29 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
小池研のインフォグラフが神奈川新聞に掲載

 昨日の神奈川新聞に、東京都市大学小池研究室が作ったインフォメーショングラフィックスが掲載された。
 ネタが無くて困っていたところ、小池研OGのTwitterで知り早速エントリーに。(笑)

 おおお、一面全部である。
 末尾には、以下のように記されていた。
 
神奈川新聞社は衆院選挙報道の一環として、東京都市大学横浜キャンパス(横浜市都筑区牛久保西)の環境情報学部・小池情報デザイン研究室と連携し、若者の政治参加意識をテーマにインフォグラフィックスを企画した。デザインに取り組んだのは小池星多准教授と3年生10人。本社では報道部・米本良子、整理部・佐藤雅之、高橋聡子が担当した。(小池研究室のURL:http://koike-infodesign-lab.cocolog-nifty.com/blog/

 インフォグラフィックをやっているという取り上げられ方ではなく、実際の記事として使われているところが凄いですね。
 
◇小池研オフィシャルブログ:神奈川新聞インフォグラフィックスをデザイン(1)
◇カナロコ:若者の政治意識をグラフに、東京都市大と産学連携/神奈川(pdfで紙面が手に入ります)
posted by アサノ | 00:47 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
Web科教員の公募
 本校でWeb科の常勤教員を公募します。希望される方、あるいは該当する方をご存知の方、よろしくお願い致します。
 
■応募資格
次の全てに該当する方
・Web専門分野に係る実務歴を5年以上有すること。
・修士の学位またはこれと同等以上の業績を有すること。
・教育に関する見識と情熱を有すること。
・年齢は採用時において30才程度が望ましい。
■勤務地
神奈川県横浜市港北区新横浜
■着任時期
2010年03月21日(前倒しの着任可)
■応募締め切り
特に設けませんが、適任者が決定次第募集を締め切ります。
■応募URL
https://metis.iwasaki.ac.jp/recruit/mail.htm

 採用のポイントとしては上記条件に伴い、以下に挙げる経験やスキルを重要視します。全てではなく、バランスを見るということです。自分の立ち位置を明確にしている方が好感を持たれます。
 以降の記述はオフィシャルなものではなく、一採用者としての私的見解です。尚、出来レースはまったく無いので、公正に評価いたします。

◇Web専門分野に係る実務歴を5年以上有すること。
・本校はデザイン学校なので、ディレクター、デザイナーの経験者。
・大手制作会社の経験者を優遇しますが、最低でも2年間以上継続して勤めていること。
・あまり多くの転職を繰り返していないこと。

◇修士の学位またはこれと同等以上の業績を有すること。
・実務経験は重視しますが、研究や論文作成経験も評価します。
・研究活動は、大学院、企業内は問いません。
・奉職後も継続して研究するテーマを持っていること。

◇教育に関する見識と情熱を有すること。
・本校は研究重視型校ではなく教育重視型校ですので、教育に対する方法論や手法をお持ちの方。
・カリキュラムやシラバスの作成経験が無いときついと思います。

◇年齢は採用時において30才程度が望ましい。
・教育研究の継続を図る上での必要性による。
・妥当と思われた場合はその限りではありません。ただし専門学校教員資格は学卒で実務経験2年以上なので、最若でも24才以上。

◇期待するWebスキル
・FLASHによるサイト制作
・基本的なコーディング能力
・HCDプロセスにたいする理解

 現在の日本には、大学で専門的にWebデザインの研究をされた方はほとんどいらっしゃいません。そういう中でかなり高いハードルだと思いますが、明日のwebデザイン教育を切り開いて行くことにお手伝いいただける方は、是非エントリーしてください。
 尚、補足ですが、今後の専門学校教員採用は、「一条校化」の問題もありますますキャリア教育への理解が問われるようになります。研究と教育のバランスのとれた人材を求めます。
 よろしくお願い致します。
posted by アサノ | 00:42 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
ソウル江南・三成地区 

 先週ご紹介した韓国で10月に行われる国際デザイン学会「IASDR 2009」は、ソウルの江南・三成地区にあるCOEX(コエックス)という巨大複合商業施設の中の国際会議場で行われます。

 「COEX」中にはショッピングモールや水族館、ホテルなどがある。

 ソウル市中心部は、漢江(ハンガン)という川で南北に分かれています。
 北側は東大門や明洞などに代表される旧市街江北(カンブク)。

 旧市街江北の繁華街明洞(ミョンドン)の雑踏。日本で言えば新宿・渋谷。

 同じく旧市街の南大門(ナムデムン)市場。これは巨大な上野アメ横。

 南側は、ほとんど東京と変わらない近代的なビルの立ち並ぶ新市街江南(カンナム)のビル群。
 COEXはこちら側にあります。ソウルの一番新しい地域ですね。日本で言えば、ヒルズやミッドタウンのある六本木?

 私はCOEXは行ったことが無いのですが。COEXのある三成(サムソン)駅の隣駅の宣陵(ソンヌン)までは行ったことがある。

 宣陵は静かなビジネス街です。

 韓国の地下鉄は英語標記が目立たず、漢字もあまり使われていないので、世界で一番乗りにくい地下鉄だと思う。その上、東京並みに縦横に走っているし

 初心者は絶対に分からない。この地図は上が南だ。

 街中にあるPC房(ピーシーバン)。

 ネットカフェというよりは、オンラインゲームをするパチンコ屋みたいな存在。

 日本の韓国料理屋には無く、現地では皆が食べているジャンクフード。「チャジャンミョン(ジャージャー麺)」。
 こればかりは美味しいと思えないんですけど。韓流ドラマにはよく出てくる。
posted by アサノ | 00:14 | 旅好き | comments(0) | trackbacks(0) |
HCD-Net パーティ

 ヒューマンインタフェースシンポジウム2009の会期中に、HCD-Netのパーティーが開かれます。HCD-Netの会員はほとんどがヒューマンインタフェース学会会員でもありますからね。私は、夕方18時までの発表から、そのまま参加できるので超ラッキー!

第2回のHCD-Net パーティはヒューマンインタフェースシンポジウム2009の開催に合わせて、9月2日に東京にて実施します。シンポジウム参加の方はぜひ、参加できないがパーティだけの方もOKです、情報交換や交流の場としてご活用ください。参加をお待ちしております。

時間:18時半〜20時半

会場:シンポジウム会場の御茶ノ水女子大近く
   :きどや 茗荷谷店(茗荷谷駅・改札すぐ)

会費:3500円(飲み放題付き)程度を予定

定員:30名程度

参加予定理事:HCD-Netの理事で下記の方が参加予定です。
また、評議委員の方々も参加する予定です。
黒須氏(放送大)、山崎氏(千葉工大)、伊藤氏(ソニー)、郷氏(山梨大)、和井田氏(日本ビクター)、他(出欠を確認中です)


参加申込方法:
メールタイトルを「第2回HCD-Netパーティ参加希望」として

お名前、所属、電話番号、メールアドレス、正会員/賛助会員/一般を記入して
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。

締切:8月27日(木)


 5月に札幌であったHCDパーティー。

posted by アサノ | 00:08 | HCD関連情報 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヒューマンインタフェースシンポジウム2009


 ヒューマンインタフェース学会の研究発表大会が下記の要領で開催されます。

■日程:2009年9月1日(火)〜9月4日(金)
■場所:お茶の水女子大学
■URL:http://www.his.gr.jp/his2009/


 私の発表は、9月2日(水)に固まっていて、13時からの対話(ポスター)発表と16時20分からの一般(口頭)発表の2本です。
 対話の方は、以前本校で行った「プロトコル分析とロギングツール講習会」の成果をまとめたもの。first authorが静岡工業技術研究所の易さんで、私は共同研究者。

 一般発表は単独ですが、同じ情報デザインのセッションには千葉工大の山崎先生がいます。
 なんだか最近二人でHCD手法を発表しまくっている感じ。

posted by アサノ | 00:55 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
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