リアルタイムドキュメンテーション
2009.09.30 Wednesday
http://ids.c.fun.ac.jp/project/inp-act/?p=186
以前ご紹介したシルバーウィーク中に函館であったワークショップ「inp-act」の報告書が公開されました。
「リアルタイムドキュメンテーション」と言って、千葉工業大学の原田泰先生や同志社女子大学の上田信行先生が標榜されている、ワークショップの最中にリアルタイムで記録を記述してゆく手法です。
東大の中原先生の定義によると。ドキュメントされたプロダクトは、
1)ワークショップの最後で参加者間で行われるリフレクション、あるいは、ワークショップ会場を出たあとに非参加者をまじえて実施されるリフレクションに役立てることができる
2)ワークショップ参加者の「お土産」として持ち帰ることができる
3)ワークショップのプロセスを記述したものとして、ワークショップのステークホルダーにアカウンタビリティを果たすときに利用できる
という「気づき」や「振り返り」に役立つとのことです。WSが終わった途端に、記録が貰えるっていいですよね。楽しそう♪
8月末に行われた「第4回情報デザインフォーラム」で原田先生からお話を聞きました。
「すげえな!」と思っていたら、もうワークショップで実践されているのを聞いて、またビックリ。
これから情報デザイン系のワークショップの定番になりそうな予感が・・・。