経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
今年書いた論文

今年はいつに無く沢山書いたので、ざっと書き出してみる。
◎印はfirst author

■6月 
調査から始めるデザインのコンセプトメイキング手法研究
◎浅野智・棚橋弘季・木村博之
日本デザイン学会 第56回研究発表大会概要集
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1118

■6月 
体験を学びに変える手法としてのリフレクション
◎井上順子・浅野智
日本デザイン学会 第56回研究発表大会概要集

■9月
調査から始めるデザインのコンセプト作成法研究
◎浅野智
ヒューマンインタフェース2009 論文集
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1214

■9月
初学者が行動観察記録プログラムを用いてプロトコル分析を行う場合の有効性
◎易強・浅野智・島村隆一
ヒューマンインタフェース2009 論文集

■10月
A study of design concept generation method which begins with research,
◎浅野智
査読付き・IASDR 2009-SEOUL.
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1264

■12月
寸劇を使ったユーザ評価の手法研究
◎浅野智
第1回HCD研究発表会
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1318

■2010年3月
HCDのためのアクティングアウト(投稿済)
◎浅野智
日本デザイン学会学会誌デザイン研究特集号「ヒューマンセンタードデザインの活用と実践」


こういうのを量産型というのだろうか・・・。

その他の著作

■6月
プロダクトデザイン ー商品開発に関わるすべての人へー
共著
日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)編
http://asanoken.jugem.jp/?eid=1107


発表も多かったから、今年は忙しかったね。
改めてご苦労様。
posted by アサノ | 00:52 | 学会活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインフォーラム 忘年会

 教科書編集会議の後は、赤坂の韓国料理屋「兄夫食堂」さんで忘年会。
 日本の居酒屋を居抜きで買い取ったような2階のお部屋だったので、広いのは良いがいかにも韓国場末食堂的な雰囲気は無し。

 ボッサムという豚肉の蒸したもの。

 蒸した豚肉を白菜とキムチで包んで食べる。細長い大根(カクテキ)が入っていた。

 途中から未来大OBが3人参加。

 岡研OBの山形くんは初お目見え。

 タコとモツの「ナッコップ鍋」辛いが美味しい。

 若者テーブルは「部隊チゲ」。ラーメン増量

 「兄夫食堂」は24時間営業。5時ちょっと過ぎに入って、まだ9時頃。かなり出来上がってます。

 めったに来ない赤坂の街をふらついて、立ち飲み居酒屋に入る。

 私は相当酔っ払っていたらしい。(上平先生:写)
 皆かなり酔っています。田嶋さん来なくて良かったかもしれません・・・。

 酔眼のように朦朧とした写真だ。今年もお疲れさま。

◇山崎先生のブログ:http://kazkazdesign.blogspot.com/2009/12/blog-post_30.html
posted by アサノ | 00:16 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインの教科書 in 新橋

 情報デザインの教科書の編集会議が新橋の生涯学習センターで行われました。
 木村さんが予約してくれたのですが、駅から近くて使用料が4時間800円とはこれまた安い。

 この本の執筆も3年越しとなってしまいました。私の初稿なんて2008年の8月だもんね。
 何とか今回の編集会議で話がまとまり、足りない分を分担して3月出版を目指すことに。
 やはり3年越しともなると情報の陳腐化や新しい用語や手法が出てくる。今回も「リアルタイムドキュメンテーション」の事例が追加されました。

 原稿締め切りは1月11日(月)成人の日。とほほ正月休みなし・・・か。

 皆さんお待たせしましたが、なんとか春にはお目見えです。
posted by アサノ | 00:22 | 情報デザイン 関連図書 | comments(0) | trackbacks(0) |
平成22年度上半期 情報デザイン教育研究会の予定

12月27日情報デザインフォーラム・ミーティングのための覚書き。

情報デザイン教育研究会 22年度上半期 予定

■1月23日(土)
ペルソナ/シナリオ法ワークショップ@名古屋
協力:トライデントコンピュータ専門学校

■2月11日(木)建国記念日
東京・横浜・名古屋3校合同発表会
後援:日本ウェブ協会
協力:日本電子専門学校
基調講演:日本ウェブ協会理事長森川眞行さん

■4月中旬(土曜日午後)
勉強会(テーマ:インフォメーショングラフィックス)
場所:多分代々木
講師:木村さん・上平さん・田嶋さん(依頼済み)

■5月中旬(金曜日2週連続)
プロトコル分析ワークショップ@横浜
協力:(株)リコー・島村さんの予定(依頼済み)
協力:横浜デジタルアーツ専門学校情報デザイン研究室
2008年度実績:http://asanoken.jugem.jp/?eid=698

■7月上旬(土曜日終日)
オブザベーションワークショップ
詳細未定

 のつもり、奮ってご参加ください。

posted by アサノ | 00:01 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
今、専修大学が凄い!
上平先生のブログより拝借
 専修大学の上平先生の授業が凄い!
 http://blog.kmhr-lab.com/

 HCDのデザインプロセスをこれだけ高密度に実行している授業は未だかつて見たことが無い。
 ちなみに2年前に私の「情報デザイン」の授業を見せた時は「こんなの2年生に分かるんすか?」と言ってたくせに。今じゃ専修大の方が難しいことやってます。
 この調子では「こんなもん、どこが美味いんすか?」と言っていた酸辣湯も自分で作るようになったりして・・・。

 現状では、かなり理想に近い「HCDプロセス・デザイン」の授業だと思います。各フェーズの手法も的確だしね。問題は、最後のユーザ評価かな。最近ラボも新設しているから侮れんな。

No.1→2|ポートレイトワークショップ:問題発見のための
No.2→3|京セラ社講演とインタビュー調査の実践
No.3→4|2軸マトリックスとKJ法
No.4→5|問題発見からコンセプト立案へ
No.5→6|インプロビゼーション,ペルソナ/シナリオ法
No.6→7|シャッフルディスカッション
No.7→8|中間プレゼン
No.8→9|企画修正,ペーパープロトタイピング
No.9→10|ペーパープロトタイピングによる画面UI検討
No.10→11|ガントチャートによるタスク管理,詳細プロトタイピング
No.11→12|アクティングアウトによる評価,発表会準備

これは必見:kamihira_log経由
※当ブログで最近演習経過を連載している2年生の演習「TaikenMarker」については、年明けの1月18日(月)13:05〜17:00に発表会を行う予定です。こちらもよろしくお願いします。
 私は15時半に授業が終わったら速攻で向かうつもり。


 と思って書いていたら、千葉工大の2年生後期の「情報デザイン演習1」も凄い。M1の深井くんがTAをしながらブログで授業内容を公開しているのが良い。

■次回は祝日を挟んで情報プロダクトの最終発表です。
パワーポイント(3分)
・テーマ、グループ名、メンバー名
・代表的なフォトエッセイとフォトダイアリ
・フォトエッセイとフォトダイアリからの気づき
・デザインコンセプト(うれしい価値)
・対象ユーザーとシナリオ
・シーンのスケッチ
・画面スケッチ
・プロダクトスケッチ(イラストレーター3面図)

アクティングアウト(2分)
・プロダクトのプロトタイプを使用
・背景にはシーンの写真を投影
・最後にプロトタイプを見せる

 2年生でこれだけ発表するとは恐れ入る。ここ1〜2年でどこでも学部生のスキルが1年間前倒しになってきたようですね。就職難の時代でもあるし、うかうかしていられないぞと。
posted by アサノ | 00:07 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京・横浜・名古屋 3校合同発表会
 以前からやろうやろうと言っていて、なかなか実現しなかった試み。
 情報デザインの教育にかなりまじめに取り組んでいる学校を選びました。

 私は、卒業制作展というものにあまり興味が無いのです。どちらかと言えば、就職活動を控えた進級年次生に「必死さ」を感じる。
 専修大学やはこだて未来大の「プロジェクト発表会」もしかり。
 卒業年次生の成果発表会が今熱い!

■目的:東京・横浜・名古屋の専門学校の親睦とコンピタンスの比較を行う。
■ねらい:進級年次の学生が、通常の授業では得ることの出来ない体験をして今後の勉強の糧とする。
■日時:2010年2月11日(木)建国記念日16時〜19時
■場所:日本電子専門学校
■参加校:日本電子専門学校・トライデントコンピュータ専門学校・横浜デジタルアーツ専門学校
■内容:1年生の成果発表(各学校2チームずつ)
■スケジュール:
16:00 開会・基調講演(日本ウェブ協会理事長 森川眞行さま)
16:20 オブザーバー(多摩美2年生?)発表
16:40 各チーム発表(6チーム×発表15分・質疑応答5分)
18:40 総評・優秀賞選出
19:00  終了
19:15 懇親会

■主催:情報デザインフォーラム情報デザイン教育研究会
■後援:日本ウェブ協会
■協力:日本電子専門学校

■Twitterハッシュタグ:#3web
posted by アサノ | 00:09 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンセント:『IA100』スペシャルサイト

http://www.concentinc.jp/ia100/

 以前紹介した(株)コンセントの長谷川さんが書かれた「IA100」のスペシャルサイトが出来た。
 インタラクティブなコンテンツで、面白いのとためになるのでお奨めなのだが・・・。
 長谷川敦士さん本人のキャラを知らないと、面白さが半分以下か。

 私も勉強になるので、クイズ形式のサイトをいじくっているのだが、解答を間違えると。
 「えー、知らないの!!」「ごめん、今なんて言った、理解できなかった」「それは網羅的に考えたうえで言ってる」とか答えるので腹立たしい。
 しかも正解を答えると、ヘッドフォンの話をしたりして逸らしたりする。

 おかげで、頭にきてすぐ消してしまうので、なかなか全体像が見えない。アートディレクションをしたコハラに言わせるとエンドレスらしいのだが、5分以上やれる人は少ないのでは。(笑)


報道関係各位

コンセント:『IA100』スペシャルサイトを公開
〜著者の世界観で情報アーキテクチャについて理解が得られるインタラクティブコンテンツ〜

株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区代々木、代表取締役社長:長谷川敦士)は、書籍『IA100:ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計』(株式会社BNN新社)のスペシャルサイトとして 『IA100:Itsudemo Atsushi 100%』を12月16日に開設いたしました。

本サイトは専門書のスペシャルサイトであるため、書籍自体の販売促進を目的とした一般的な書籍プロモーションサイトとは異なり、情報アーキテクチャ(IA)そのものや著者に興味を持ってもらえるように制作いたしました。

Flashを用い、ユーザーとの対話型インタラクティブコンテンツとすることで、情報アーキテクチャ(IA)という専門性の高い分野にこれまであまり接点のなかった方にも、IAの概要に触れていただけるような構成となっています。

また、著者である長谷川敦士にも親しみを持ってもらえるよう、普段の「長谷川らしさ」を演出し、過剰なデフォルメを避けながら独特の世界観を表現しました。なお、この「長谷川らしさ」の実現にあたっては、社員によるブレインストーミングおよびカードソーティングにより、長谷川の口癖や振る舞いなどを抽出・類型化するなど、制作そのものにも情報アーキテクチャに関わるさまざまな手法を用いています。

posted by アサノ | 00:23 | 情報デザイン | comments(0) | trackbacks(0) |
新横浜で博多餃子を食う

 少し前の話になりますが、新横浜に新しく出来た博多餃子の店で音楽関係の方と忘年会。
 生ビールと餃子という組み合わせは、私の中ではベスト3ぐらいに入る大好物

 「モツ鍋」。一番人気があったのは「酢モツ」、おかわりをもらったくらい。ここは安上がりでなおかつ美味い。柚子胡椒も最近ではブームです。

 帰ろうとしたら、JR横浜線で人身事故。

 騒然とする駅構内。う〜、流石に写真を撮ることは出来ませんでした。
 幸い私達の乗ったのは事故車両と反対方向だったので素直に帰る。
posted by アサノ | 00:05 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
高校Webサイト・ベストプラクティス 別の高校でも打ち合わせ

 今回は6名で出発。冬晴れで良かったね。

 ちょっと楽しい遠足気分?なぜに県立高校は皆山の上にあるのか。生徒のあり余るエネルギーを少しでも消費させて授業中におしゃべりさせない為か??

 おお、やっとたどり着きました。

 早速プレゼンルームをお借りして設営。

 他校の机の汚れに消しゴムをかけるペー君。こういう振る舞いが自然に出来ることが大切。人間的に成長中。

 書記もスタンバイして、準備万端。

 書記の1人はTwitterで学校に残ったメンバーに実況中継。

 高校の先生だけではなく、生徒さんも参加してくださいました。

 オーディエンスも揃ったので、発表開始。

 神奈川県内256校のWebサイト評価と高校Webサイト・ベストプラクティスの説明。

 書記はフル回転。彼らは次の高校の時に発表者になる予定。事前に高校側の質問内容を聞いておいて、自分達のプレゼンに活かすのもタスクのひとつです。

 タッチパネル式の大型モニター。ペルソナを使った動的評価の話。認知的ウォークスルー法の説明は時間的に厳しいので割愛。
 短時間で理解を促す場合は、情報を足すより減らす算段が必要になる。

 プレゼンと質疑応答終了。次回は、1月下旬にWebサイトを3案作って持ってくる予定。
 先生方、生徒さん方、お忙しい中お時間をいただきまして、誠にありがとうございました。
posted by アサノ | 00:14 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
情報デザインフォーラム09年度忘年会のお誘い

日時:12月27日(日)18時より
場所:赤坂「兄夫食堂」http://www.hyungboo.com/

 兄夫食堂の生サムギョプサル。

 先日の韓国でのサムギョプサル。まったく同じ。

参加者:山崎・木村・小池・島村・上平・浅野が教科書編集会議の後に来ます
参加者募集:コミュニケーション研究会・情報デザイン教育研究会参加者あたり如何ですか?
美味しい韓国料理を食べながら、情報デザインフォーラムのメンバーと楽しくお話しませんか。
応募方法:浅野宛てに25日までにメールください。(知ってるでしょ?)もしくはこのエントリーにコメントを。
会費:コースではなくアラカルトで注文しますので、4〜5000円ぐらいの予定

・フォルマー田嶋さん参加
・未来大OBの伊東と小野田が参加

kojicozyさん参加
田附さん野秋
くんは帰省中

※12月25日(金)申し込み締め切りました(コミュニティーの運営って、こういう小技が大切なのよ)

posted by アサノ | 00:08 | 日記 | comments(2) | trackbacks(0) |
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