昨夜息子のアパートから持ってきた自転車に乗って、御池創生館のカフェで朝食。
そこに、本日のナビゲーター到着。
京都在住のアウトドア派美女にナビしてもらってツーリング開始!
まずは鴨川沿いのサイクリング道路を快走。天気も良いし風が心地よい。
いきなり、UX京都の山田さんのお薦め元田中の中華「
華祥」でランチ。
「カニとレタスのチャーハン」げげ!美味いうますぎる。
「水餃子」スープが坦々麺の濃いやつみたいなの。
「麻婆豆腐ごはん」
本格四川料理ですね。
東京代々木上原の「
ジーテン」レベルと見た。今度は夜に来たい。
いろいろな人が勧めるから、あまり何も考えずに来たのだが。
最近目が悪くなったせいか、デジタルばかりの生活になったせいか。
以前は活字の虫だったのに、最近は本離れが進んでいた私。
いや〜人生観が変わった。
というか、人生を取り戻した。。
(店内撮影禁止なので、よい子はマネしないように。)
本がつまらなくなったのではなく、効率を目指した本屋のラインナップがつまらなくなっていたのだ。
ここの本のセレクションは凄い!
若いころ何度も読み返して人生に影響を与えたが、改めて読みたくなったが手に入らない本がごそごそあった。不思議!
本はいいよ。写真集もずっと眺めていたい。
一乗寺に住んでいる年寄りは幸せだ。年金が入ったら、ここに来て本を買ってカフェで開けば、それで幸福になれる。
あくせくSNSの情報を追って、焦燥感に駆られることも無い。
しかも一乗寺はラーメンの激戦区でもある。
まるで、私の高校生の時と同じ生活じゃないか。w
やはり私がしたかった生活ってそういうのなんだということに気がついた。
一乗寺のメインストリートを行く。
あれれ、ちょっと変わったお店が。
お店の若い女性が丁寧に説明してくれました。
全部廃棄されそうになったものを引き取って、
商売を始めたそうです。
京都は「東京じゃ効率が悪くて商売にならない」お店が沢山ある。
そういうものにお金を出す文化が、まだまだあるのだろう。
イタリアみたいだ。
一乗寺から北白川に向かう。
徐々に山に向かって登って行くらしい。
私はついて行くだけ。
こんなにすり減ったお地蔵さまにも、きれいなよだれかけがかけてある。
彼女はシングルスピードバイクなのに、どんどん登って行く。
私は息子に自転車を買う時に「ツーリングにも行けるように」と
ギア付きを買っていたので楽チンだ。w
しかし、シングルスピードバイクの軽さシンプルさって魅力的だ。
登れなくなったら押して歩けばいい。
「そうだ!京都行こう」のモチーフにもなったらしい。
縁側を渡る風が心地よい。
「門跡」とは皇族が門主になるお寺で、位が高いらしい。
と書いてあります。
なので天皇陛下が来てしまうぐらい凄いらしい。
帰りは下りだ。ww
途中まで来ると、京都の盆地が一望に。
結構登って来たんだね。
北白川の街に降りて来たら「
天下一品」の総本店があった。
この辺りも、ラーメン激戦区らしい。
京都に来ると「美大出身者」によく会う。
東京は「デザイン学科出身者」によく会う。この違いなんだよな〜。
更に南に下って行く。快調です。
なんだ〜?このお店は。
「
ガケ書房」という、恵文社っぽいカルトな品ぞろえの書店らしい。
私の持論に、カフェと
本屋(特に古本屋)と豆腐屋のある街はいい街だ。
どれも無くても困らないけど生活に潤いやほんの少しの幸せを与えてくれる商売が成り立つということは、住んでいる人も心に余裕があるっていうことだ。
こんなガイドブック買っちゃった。
左京区いいよね〜。
京都を知っている人何人からも言われました。
本日来るまで、上京区・中京区・下京区と左京区の区別が全然ついていなかった。ww
ラーメン激戦区は続く。w
百万遍から京大に向かう。
なななんだ、巨大な地蔵さん。
ちなみに我が家のダイニングテーブルは、ここのものを模したものです。
16時頃御池のアパート着。
彼女と別れて、息子に近くのスーパーで買った食料品と共に自転車を返して、左京区ツーリング終了。
いあや〜楽しかったな。というより、これからの生き方のヒントがあった。行って良かった。
要するに、若い時に暮らした国立、国分寺、吉祥寺、高円寺、下北沢みたいな街で暮らしたいけど、東京はどんどん変わっちゃったてことなんだね。
◇5月の京都アーカイブ
6月01日(日):マンション探し