経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
2013年6月のイベント(アサノの記録)
■6月8日(土) 
 HCD-Net教育セミナー サービスデザイン方法論(全6回)
 2回目カスタマージャーニーマップ(講師:長谷川敦士氏)
 会場:VOYAGE GROUP(渋谷) 

■6月15日(土)
 UX静岡#02 フィールドワークとフォトカードソート
 会場:静岡県男女共同参画センター あざれあ (静岡)

■6月16日(日) 
 HCD-Net理事会合宿
 会場:かながわサイエンスパーク(川崎市溝ノ口) 

■6月21日(金)〜23日(日) 
 日本デザイン学会 第60回春季研究発表大会   
 会場:筑波大学(筑波市)
posted by アサノ | 00:19 | イベント予定と記録 | comments(0) | trackbacks(0) |
六角で飲み会
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 京都の六角通りにいる。
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 大きな四条通りから三条通りに至るまで、京都市の中心街を東西横に走る中ぐらいの通りがいくつかある。
 四条通りから順に、錦通り、蛸薬師通り、六角通り、そして三条通りだ。
 これを南北に走る烏丸通りと河原町通りが挟んでいる。
 それより東は鴨川を挟んで木屋町や先斗町、祇園だ。
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 私は定宿が柳馬場通りの井筒屋町にあるので、六角通りはほど近い。
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 今日は京都の若い夫婦と飲み会の予定。
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 六角通りの由来である六角堂。
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 京都の他の寺とは違い、庶民の信仰と結び付いた「近所のお堂」だ。
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 こういう「信仰と生活」が結び付いた街は心地が良い。
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 初夏の風も心地が良い。
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 すぐ北側三条通りを越えた姉小路通りには「新風館」という最新の商業施設もある。
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 最近毎月来ている六角通りの「あんじ」で待ち合わせ。
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 二軒目には、昨日も来たレトロな立飲み「松川酒店」。w
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  じゃ〜ん!楽しい。
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 京都の町家はうなぎの寝床。
 おお、生ビールのサーバーがある。
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 トイレから店舗を望む。
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 お勘定は、おかあさんがそろばんを持って来て。パチパチ
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 げっ!原価じゃんみたいな。。
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 ごちそうさまでした。
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 京都在住だが、今まで怖くて入れなかったらしい。w
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 二人と別れて柳馬場の「五行」へフラフラと。
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 私、割とここのカウンター好きなんですけど。
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 「焦がし味噌ラーメン」。
 早いがホテルに戻って寝る。

◇5月の京都アーカイブ
5月31日(土):六角で飲み会
6月01日(日):マンション探し

◇京都飲み歩きアーカイブ
2013年5月
六角で飲み会
posted by アサノ | 00:27 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
シングルスピードバイクとカルトな本屋さん(一乗寺と北白川)

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 昨夜息子のアパートから持ってきた自転車に乗って、御池創生館のカフェで朝食。
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 そこに、本日のナビゲーター到着。
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 京都在住のアウトドア派美女にナビしてもらってツーリング開始!
 まずは鴨川沿いのサイクリング道路を快走。天気も良いし風が心地よい。
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 いきなり、UX京都の山田さんのお薦め元田中の中華「華祥」でランチ。
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 「カニとレタスのチャーハン」げげ!美味いうますぎる。

 

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 「水餃子」スープが坦々麺の濃いやつみたいなの。
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 「麻婆豆腐ごはん」
 本格四川料理ですね。
 東京代々木上原の「ジーテン」レベルと見た。今度は夜に来たい。
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 続いてやってきたのは、一乗寺の「けいぶん社」。
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 いろいろな人が勧めるから、あまり何も考えずに来たのだが。
 最近目が悪くなったせいか、デジタルばかりの生活になったせいか。
 以前は活字の虫だったのに、最近は本離れが進んでいた私。
 いや〜人生観が変わった。
 というか、人生を取り戻した。。
 (店内撮影禁止なので、よい子はマネしないように。)
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 本がつまらなくなったのではなく、効率を目指した本屋のラインナップがつまらなくなっていたのだ。
 ここの本のセレクションは凄い!
 若いころ何度も読み返して人生に影響を与えたが、改めて読みたくなったが手に入らない本がごそごそあった。不思議!
 本はいいよ。写真集もずっと眺めていたい。
 一乗寺に住んでいる年寄りは幸せだ。年金が入ったら、ここに来て本を買ってカフェで開けば、それで幸福になれる。
 あくせくSNSの情報を追って、焦燥感に駆られることも無い。
 しかも一乗寺はラーメンの激戦区でもある。
 まるで、私の高校生の時と同じ生活じゃないか。w
 やはり私がしたかった生活ってそういうのなんだということに気がついた。
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 一乗寺のメインストリートを行く。
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 あれれ、ちょっと変わったお店が。
 「りてん堂」といって活版印刷のお店。
 お店の若い女性が丁寧に説明してくれました。
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 全部廃棄されそうになったものを引き取って、商売を始めたそうです。
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 京都は「東京じゃ効率が悪くて商売にならない」お店が沢山ある。
 そういうものにお金を出す文化が、まだまだあるのだろう。
 イタリアみたいだ。
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 一乗寺から北白川に向かう。
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 徐々に山に向かって登って行くらしい。
 私はついて行くだけ。
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 こんなにすり減ったお地蔵さまにも、きれいなよだれかけがかけてある。
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 彼女はシングルスピードバイクなのに、どんどん登って行く。
 私は息子に自転車を買う時に「ツーリングにも行けるように」とギア付きを買っていたので楽チンだ。w
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 しかし、シングルスピードバイクの軽さシンプルさって魅力的だ。
 登れなくなったら押して歩けばいい。
 自分も東京で乗り始めたら、そういう生き方が最近大切に思えるようになってきた。
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 「曼珠院門跡」にたどり着いた。ふ〜。
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 「そうだ!京都行こう」のモチーフにもなったらしい。
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 縁側を渡る風が心地よい。
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 「門跡」とは皇族が門主になるお寺で、位が高いらしい。
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 と書いてあります。
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 なので天皇陛下が来てしまうぐらい凄いらしい。
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 帰りは下りだ。ww
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 途中まで来ると、京都の盆地が一望に。
 結構登って来たんだね。
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 北白川の街に降りて来たら「天下一品」の総本店があった。
 この辺りも、ラーメン激戦区らしい。
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 「京都造形芸術大学」昔の美大っぽさの残る大学だ。
 京都に来ると「美大出身者」によく会う。
 東京は「デザイン学科出身者」によく会う。この違いなんだよな〜。
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 更に南に下って行く。快調です。
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 なんだ〜?このお店は。
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 「ガケ書房」という、恵文社っぽいカルトな品ぞろえの書店らしい。
 私の持論に、カフェと本屋(特に古本屋)と豆腐屋のある街はいい街だ。
 どれも無くても困らないけど生活に潤いやほんの少しの幸せを与えてくれる商売が成り立つということは、住んでいる人も心に余裕があるっていうことだ。
 こんなガイドブック買っちゃった。
 後で知ったが、この本欲しかったな。「左京都男子休日
 ここも一度泊ってみたい「prinz
 左京区いいよね〜。
 京都を知っている人何人からも言われました。
 本日来るまで、上京区・中京区・下京区と左京区の区別が全然ついていなかった。ww
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 ラーメン激戦区は続く。w
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 百万遍から京大に向かう。
 なななんだ、巨大な地蔵さん。
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 京大北門前の「進々堂」で、最後のお茶。
 今日は「進々堂」に始まり「進々堂」で終わった。w
 ちなみに我が家のダイニングテーブルは、ここのものを模したものです。
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 16時頃御池のアパート着。
 彼女と別れて、息子に近くのスーパーで買った食料品と共に自転車を返して、左京区ツーリング終了。
 いあや〜楽しかったな。というより、これからの生き方のヒントがあった。行って良かった。
 要するに、若い時に暮らした国立、国分寺、吉祥寺、高円寺、下北沢みたいな街で暮らしたいけど、東京はどんどん変わっちゃったてことなんだね。
 最近のロックバー巡りも、そういう心情からか?
◇5月の京都アーカイブ
 5月31日(土):六角で飲み会
 6月01日(日):マンション探し
posted by アサノ | 00:06 | 自転車・カメラ・オートバイ | comments(0) | - |
ワークショップにおけるコツの研究(11)コンセプトが混迷したら
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 ワークショップの最中に、コンセプトが決まらずににっちもさっちも行かなくなる事がある。
 そういう時に試して欲しい技術に「シャッフルディスカッション」がある。
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■シャッフルディスカッション   
1)締め切り時間を決めて、グループ内でコンセプトを大まかに決める。    
2)決めたコンセプトを、グループのメンバー誰もが他人に説明できるように理解する
3)時間が来たら、グループより1名が他のグループに行き、他のグループから1名を迎え入れる。   
4) 他のグループから来た人間に対して、グループ内の1名が自分達が「やろうとしている事」を5分間説明する。  
出来るだけコンセプトシートやスケッチなどを使い、具体的に説明する。   
5)他のグループから来た人間は、その説明に対して質問やアドバイスを5分間行う。    
6)説明をした グループの人間は、質問に対して答えたり、アドバイスに対して反対に質問をする。   
7 )時間がきたら、また人間を入れ替えて、同じ事を行う。 注意点としては   
※セッションごとの説明や回答は必ず1名で行う。グループのメンバー全員でワイワイやらず、しっかりと観察に回る。  
※セッションが変わったら、また違うメンバーが1人で説明・回答を行い、他のメンバーは観察する。
8)数セッション(10分×2〜3回)終わったら、チームのメンバーで、もう一度リフレクションする。
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 大抵の場合は、コンセプトが決まっていないのに情報だけが過多になり思考が停止していることが多い。
 教員やファシリテーターのアドバイスですら、ますます未消化な情報が増えるだけで、混乱に拍車をかけることになる。
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 就職活動で自分がやりたいことが決まらずに何社も受けて落ち続ける学生に似ている。
 最初に大まかで良いから暫定版コンセプトを決めてしまえば、それからの修正は容易である。
 まずは強制的に暫定版コンセプトを決めさせてしまうのが「シャッフルディスカッション」である。
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 今は使われているか分からないが、かなり前に武蔵工業大学(現:東京都市大学)の小池研究室でワークショップ時のファシリテーションの技術として始まった。
 草の根的な発生であるが、私がまとめて学会発表した経緯がある。
 経験的には、結構効き目があるものだ。

■シャッフルディスカッションを行うと、以下の効果がある。  
1)強制的に時間を決めてコンセプトを他人に説明できるレベルに落とすことにより、長時間悩むという非生産的な行為を抑制できる。  
2 )他のチームのメンバーから、違う視点のアドバイスを受けることにより他人の目線を得られる。  
3 )人に説明することにより、思いがけない気づきがある。  
4)煮詰まってしまった議論がブレイクスルーするきっかけとなる。

◇関連情報:

◇ワークショップのコツ、アーカイブ
   第01回:三種の神器
1)WS開始時
 第02回:募集から始まるWS 
 第03回:チーム編成
 第04回:グループは内輪で組まない
2)WS実施 
 第05回:シャーペン禁止
 第09回:模造紙の貼り方
posted by アサノ | 00:15 | ワークショップのノウハウ | comments(0) | trackbacks(0) |
2013年 こども行動観察ラボ 第1保育園4才児02回目 食卓の絵 
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 本来は来週だった講座が「4才児は雨が降ると1号館から3号館までの移動が難しい。」というので、晴れているうちにやってしまおうということになった。
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 本来は「学生準備日」で、こども行動観察の記録をどうやって残そうか議論中だった。
 そのため、学生達が作業服を持って来ておらず、粘土を断念。
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 シーン:ここは魔法の国です。君たちはお腹が空いています。テーブルに食べたいものの絵を描くと、それが本物になって食べることが出来ます。
 さあ、何が食べたいかな〜?
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 「うなぎ〜。」
 おお、ちゃんとさばいてある。w
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 マジックで点描を覚えたらしい。
 お願いだから、ペン先を潰さないでね。。(と、言えないところが児童教育)トホホ
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 凄く熱心。
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 イチゴを細かく描いて、その下に覚えた平仮名「こたつ」。w
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 仕事が丁寧だね。
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 このくらいの課題だと30分で緊張がゆるむ。
 さっさとテラスに出して遊ばせる。
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 子どもはなぜか水が好き。
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 ウッドデッキに手形を押してみた。
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 うう、乾いていく。。
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 最後に足を洗っておしまいだ。
 気持ち良かったね。
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 本日のリフレクション。
 自分達が行っているサービスのステークホルダーは誰?
 ターゲットという言葉で安易にくくる癖がついているね。
 そのあたりを構造化してみようか。

◇2013年度こども行動観察ラボ・第2保育園4才児アーカイブ
 第01回05月15日:粘土1
 第02回06月05日:食卓の絵
 第03回07月10日:クシャクシャ動物
posted by アサノ | 00:14 | 保育の授業 | comments(0) | trackbacks(0) |
2013年 サービスデザイン演習 #05 上位下位関系分析法
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 先週行ったオブザベーションの観察結果を上位下位関系分析法で分析します。
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 とはいえ。。
 模造紙を貼るのに30分ぐらいかかり。w
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 ちゃんとこれを読みなさい。
 何かをとことんやると、別のことでもてきぱき手際が良くなるものだ。
 まだまだ、修行が足らんかな。ww
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 やっと始まったが、まだ若いのか表層的な問題ばかり見つけて、全然ラダーアップ出来ず。
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 もう少し丁寧にユーザーを観察すれば良いのだが、モノ側の問題ばかり気になる。
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 ついに、午後いっぱいかかってタイムアウト。
 いいよいいよ、出来なかったということは進歩したこと。
 何もしなかったら、こういう考え方があることも分からず、次のチャレンジも無い。
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 終了後授業のアンケートがあり、コメントに爆笑!
 この学年の授業って持ったこと無いんだけどな。だからか。。
 この講座は、やる気のある学生が多かったので今後が楽しみです。
 カヤックGMOメディアに行ったのも、この講座を受けていた子達。
 これで自分の立ち位置が分かってくると、更に自分で勉強を始めるものだ。

◇2013年サービスデザイン演習 アーカイブ
 第1クール
 05月14日(火):#03 HCD概論
 05月21日(火):#04 オブザベーション
 05月28日(火):#05 上位下位関系分析法
posted by アサノ | 00:24 | 情報デザイン 授業事例 | comments(0) | trackbacks(0) |
怪しい路地好き(京都西院折鶴会館と四条烏丸松川酒店)
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 島津製作所での懇親会が終わり。
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 西院の居酒屋さんで2次会。
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 今夜のうちに息子のアパートに行かなくてはならなかったので、お先においとました。
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 阪急西院駅に行く前に、この街を軽くフィールドワーク。w
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 なかなか渋いお店と若者向けのお店が混在して、かなり賑やかだ。
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 およよ。。怪しげな立ち飲み屋さんがあるぞ。
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 おお、立ち飲み屋の集合体?
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 「折鶴会館」というらしい。
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 昭和レトロないい感じですね。
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 中の通路はこんな感じ。女性も立ち飲みしてますね。
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 私も飲んで行きたいが、我慢がまん。。
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 西院の立ち飲みで有名な「」さんという店はここなんですね。
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 一度ホテルにチェックインして、息子のアパートに行き。
 その後、錦市場近くの「松川酒店」に来た。
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 中は完全にただの酒屋さん。
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 飲み物は冷蔵庫から自分で出す。
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 正面のケースから乾き物を自分で取って食べる。w
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 これを飲みだしたらヤバイ。w
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 もう23時近いのでお客は私だけ。
 奥の女性は、通りがかりにトイレに駆け込んできた常連さん。w
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 飲み終わったら、おかあさんを呼んでお会計をしてもらうルールだ。
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 私は、黒ビールとチーカマで310円だった。ww
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 若冲の生家はこの辺か。
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 ああ、長い一日だった。
 ホテルに帰って寝よう。。

◇怪しい路地好きアーカイブ
北海道・東北
札幌すすきの
仙台壱弐参横丁と国分町その2
仙台壱弐参横丁と国分町その1

千葉
津田沼にぎわい横丁
千葉市栄町コリアンタウン
京成立石フィールドワーク
堀切菖蒲園
京成立石仲見世

中州・長浜・大名
福岡大名

海外

台湾
posted by アサノ | 00:22 | 怪しい路地好き | comments(0) | trackbacks(0) |
2013年島津製作所 UX/HCD研修 第2回オブザベーションWS
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 今回は定番ワークショップ「ゼリーのオブザベーション」。
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 教育法として、最初から基礎を学ぶのでは無く、簡単なゲームで概念モデルを作ってもらおうという作戦。
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 UX島津です。
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 ゼリーを食べる行動を観察する。
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 出来るだけ細かく作業ステップを記述。
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 そこから見つけた、エラーや変わった行動、発話を付箋に書き出す。
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 書いたら、壁の模造紙に貼ってカードソート。
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 今日は「上位下位関系分析法(ラダーリング)」を勉強しましょう。
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 カードには「情景が目に浮かぶように」単語では無く動詞でしっかり書いてもらう。
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 貼りだしたら、属性でグルーピング。
 ここで気をつけなくてはいけないのが「カテゴリー」で分類しないこと。
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 視点は「モノ」ではなく「ユーザー」に置くこと。
 そうすれば「カテゴリー」ではなく「ユーザーの欲求」でグループが作れるはず。
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 こういうカードソートで、開発メンバーでブレストするのが良いのだ。
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 分析が進んできたら、簡易なペルソナを作ってもらう。
 「ある特定のユーザーが」「特定の利用状況下で」である。
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 同じ会社の同じ部署のメンバーでワークショップをやると、必ずペルソナでつまずくというか「内輪ネタ」で盛り上がり過ぎてしくじる。。
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 まあ、リードユーザーだと思って諦めるか。。
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 ここ1年くらいは上位下位関系分析法にカスタマージャーニーマップの「感情曲線」を入れている。
 これを使うと、虱潰しにエラーを改善しなくなる。
 2〜3回使えば慣れることを目くじら立てて直すことは無い。w
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 そろそろデザインに入る。
 デザインと言っても「モノ」ではなく「サービス」である。
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 元々技術力で売っていたメーカーさんなので、モノでは無くサービスだということを理解して頂くのが目標。
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 デザイン画ではなく「利用状況」の4コマ漫画を描いてもらう。
 ストーリーボードや6upスケッチへの導入である。
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 こういう場合は、あまりイラストが上手く無い方が良い。
 IDEO流に言えば「プロトタイプはラフが良い」である。
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 もう一度カードソートを確認。
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 どれどれ「ユーザーの良い体験」は出来ているかな?
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 人間は知らないことが空から降ってくることは無い。
 知っていることを「他分野で収まりをつける」ことが出来ればイノベーション。
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 プレゼンスタート!
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 若手は勘が良い。w
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 全チーム、最初はモノで考えていたが、アドバイス後サービスにシフトチェンジしたのは流石。
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 かなり優秀な組織と見た。w
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 お疲れさまでした。約5時間のワークショップ。
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 終了後はビアバッシュの懇親会。
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 ワークショップの後はビールが美味い!

◇2013年島津製作所 UX/HCD研修
 第1回04月26日:講義とWS
 第2回05月31日:オブザベーションWS
 第3回06月28日:エスノグラフィ
posted by アサノ | 00:14 | 企業研修(守秘義務アリ) | comments(0) | trackbacks(0) |
2013年度 HCD-Netフォーラム 参加してきました
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 5月25日(土)朝から京都に行く妻と品川駅にやって来た。
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 新幹線に乗る妻と別れて、私は高輪口方面へ。
 あれれ、こんなポスター初めて見た。
 流石に外人客の多い品川駅ですね。
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 高輪は坂の多い所だ。
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 レトロな消防署。
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 高麗チックな狛犬。
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 ポルトガル料理屋さんもある。
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 そうこうしているうちに東海大学高輪キャンパスに到着。
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 本日は2013年度HCD-Netフォーラムです。
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 10時から理事会、11時から評議委員会と続き。
 隙間を縫って学食でお昼ご飯。
 流石にマンモス大学だけあって、土曜日のガランとしたキャンパスでもメニューは充実しておる。
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 12時より総会。
 私は議事録署名人。
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 13時よりフォーラムスタート。
 基調講演の(株)スマイルズ代表の遠山正通氏。
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 もうひとりの基調講演はEvernoteディレクター佐藤真治氏。
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 第2部のパラレルセッションは「ビジネスにおけるHCD/UXの役割」を選択。
 てか、全然席を動かず。w
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 経済産業省の外山さん。
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 リクルートテクノロジーズの内山さんの話は面白かった。
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 講演の最中、黙々とリアルタイムドキュメンテーション中のグラグリッド三澤さん。
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 リクルートには、消費者と広告主という二種類のユーザーがいる。
 それぞれの理解をしなくてはならない。
 もっと面白いスライドがあるのだが、内緒です。w
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 コンセント長谷川さん。
 先日「第一回SDN Japan Conference」を開いたばかり。
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 なるほど。。
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 続いてパネリストのトークセッション。
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 第3部は同じ部屋でまとめ。
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 途中、会場でhcdvalueの吉岡さんから「UX白書」の冊子版を頂きました。ありがとうございます。
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 山崎先生は三澤さんのリアルタイムドキュメンテーションを使ってまとめ。
 これは便利だ!
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 今回の参加者は約160名。(登壇者含む)
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 最後は、各パラレルセッションの座長が集まってパネルセッション。
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 懇親会は地下の学食で。
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 なぜか学食でやる懇親会は食べ物が多い。w
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 長谷川理事のご挨拶で終了!
 
 なんだか小学生の日記みたいだ。
 最近疲れてるのかな。。

◇HCD-Netフォーラム・アーカイブ
2009年:HCD-Netシンポジウム(札幌)
2012年:東海大学高輪キャンパス
2013年:東海大学高輪キャンパス
posted by アサノ | 00:17 | HCD-Net活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
第7回WebUX研究会 GMOメディアでエスノグラフィ・ワークショップ

 5月24日(金)の15時より渋谷GMOメディア社でワークショップ。
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 最近横着をしてなかなか開いていないWebUX研究会の第7回という位置ずけです。
 参加者は、社内の有志と内定者、当日GMOメディアであった研修に来ていた「ぺぱぽ」のメンバーなど16名。
 それにうちの学生2名を連れて来たので、総勢18名のワークショップです。
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 はじめは約1時間の講義。
 エスノグラフィの概要と調査のやり方、態度。

 続いてフィールドワークに出発。
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 セルリアンタワーのテラスで簡単な注意。
 リードユーザーと観察者をきちんと分けて、お互いになにをするか等を相談したりしないように。
 シャドウイングは、リードユーザーのピュアな行動を観察しましょう。
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 今回のテーマは「コーヒー体験」。
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 調査には2種類あって。
 1)「買い物体験」のような本質的な人間の行為を理解しようとするもの。
 2)ある程度商品やサービスが決まっていて、それを分析して改善しようとするもの。
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 1)の場合は、対象生活の直接観察といって「観察されていることを知らない」生活者を観察する場合がある。
 先日のHCD-Net教育セミナー・サービスデザイン方法論「エスノグラフィ」で安藤先生がご指導下さったのがこれ。
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 2)は今回の様にある程度対象がはっきりしていて、観察者は社会生活への参加(参与観察)として生活者に密着して行動を観察し質問も行う。
 リードユーザーへのシャドーイングである。
 私のワークショップは、実務に直結するようにこちらのやり方で行っている。
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 シャドーイングのコツというか気をつけなくてはいけないのは、生活者(リードユーザー)と観察者が対等に一緒に考えたりアドバイスをしてしまうこと。
 出来る限り「師匠と弟子モデル」に徹して欲しい。
 WSのファシリテーターは、なるべく知り合い同士ではないチーム編成を心がけること。
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 オフィスに戻って来て、更に観察を続ける。
 このチームは、新人社員が部長に言われた「ワンドリップコーヒー」を生まれて初めて淹れているところ。
 それを見守る先輩社員はピクピク。ww
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 こちらのチームは、以前の「オブザベーション・ワークショップ」の経験者が多く、作業がスムーズだ。
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 講義1時間、フィールドワーク1時間、カスタマージャーニーマップ制作1.5時間のタイトなワークショップだが、ハイピッチで進んでいます。
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 寺沢先生、弟子のオバラはこんなに大きく育ちました。どうぞご安心ください。w
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 エクストリームなユーザーと、コーヒーノービスな若者を対比して観察したのはいいね。
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 このチームもノービスユーザーがエキスパートユーザーがコーヒーを淹れるのを見ている。
 「蒸すってなんすか?」みたいな。。
 学生の冷ややかな目。w
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 徐々に渋谷の街に日が落ちて。
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 プレゼンスタート。
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 おお。。
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 流石社会人!無茶振りなテーマをきちんとまとめる。ww
 次はこれを使って自社サービスを分析してください。
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 「GMO Yours」で懇親会。
 お疲れさまでした!
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 学生二人もジュースでお疲れさま。
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 2次会はセルリアンタワー裏のアメリカンダイニング「Kong」で、今夜もモヒート。
 このお店のは炭酸を入れない本格派。後ろの瓶に炭酸を貰って継ぎ足しながら飲む。
 入ったら卒業生のマッツン君が声をかけてきた。渋谷のオフィスに移ったとか。
 渋谷には知り合いが多い。w

◇GMOメディアでセミナー・アーカイブ
2011年09月:社内講演会「賢人に聞く」
2011年10月:オブザベーション・ワークショップ
2012年12月:第6回WebUX研究会開催しました
2013年05月:エスノグラフィ・ワークショップ

◇WebUX研究会アーカイブ
2009年12月:第1回情報デザイン教育研究会
2010年05月:第2回情報デザイン教育研究会
2010年11月:第3回情報デザイン教育研究会
2011年02月:第1回WebUX研究会×ShibuyaUX共同HCDワークショップ
2011年06月:第4回WebUX研究会
2011年12月:第5回WebUX研究会 ストーリーテリング
2012年02月:第2回WebUX研究会×ShibuyaUX共同HCDワークショップ
2012年11月:第6回WebUX研究会
posted by アサノ | 00:12 | セミナー・ワークショップ関連 | comments(0) | trackbacks(0) |
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