2月5日(水)、第2保育園の5才児も本日が年度最終日。
この子達は、
4才の頃から丸2年間見て来たので、かなりデキル連中である。
少し難しいとは思うが「マシュマロ・チャレンジ」をやってみることにした。
子どもだけではつまらないので、臨時に他の授業に出ていた学生を引っ張って来た。
その連中が、まんまと思った通りの展開に陥る。w
Tom Wujec(トム・ウージェック)が言うには「適切なプランをひとつ見つけて、プランどうりに実行しようとする。」というワナである。
それに比べて、子ども達は最初からマシュマロを乗せて失敗を繰り返しながら、最良の方法を考えて行く。
作るたびにフィードバックが得られる、反復型プロセスである。
決められたプランに向かって、着々と作業する学生達。。
思考錯誤する子ども達。
お〜お〜。高くなって来たスパゲッティ。
最後に「やったー!」となるか。
残念ながらグシャリと潰れて「あーあ」である。ww
子どもも頑張る頑張る。
おお!学生は最後に巻き返して47.5cmを達成。
子ども最高は27.0cm。
デザイン系の学生はビジネススクールの学生よりも子どもに近いか。w
リフレクションしてから、2回目のチャレンジ。
学生はやる気満々で、スケッチまで描きだした。
子どもも修正がかかって、安定感が増したと同時に造形的にも美しくなってきた。
バランサー付き?
おお、かっこいいぞ!
学生は構造にするということを理解したらしく、世界標準の50.0cm。
子ども達も一挙に記録を伸ばして46.0cmを最高に40cm台が続出。
子どもで最高値を出したグループは、1回目は失敗して0cmだったのだが、2回目から協力してチームビルディングに成功した連中。
子ども3名に1名の学生ファシリテーターがついていた。
ここにもマシュマロ・チャレンジの教訓が。
このドヤ顔の彼らが子ども相手に本気を出した「空気の読めない」学生達でした。ww
講座終了時に「2年間ありがとう」というカードを子ども達から貰う。
下の文字は保育士さんが書いたと思おう。w
◇関連情報:トム・ウージェック:塔を建て。チームを作る
◇2013年度こども行動観察ラボ・第2保育園5才児アーカイブ