経験デザインとエスノグラフィを語る私的なブログ
2014年5月のイベント(アサノの記録)
■4月30日(水)〜5月8日(木)  
 インドシナ半島旅行  
 タイ→カンボジア→ベトナム

■5月10日(土)
 HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論(全6回)」
 #01 エスノグラフィ
 http://asanoken.jugem.jp/?eid=3020
 会場:楽天(品川シーサイド) 

■5月17日(土)
 UX神戸 #04 
 ユーザービリティ評価(NE比)
 会場:スペースアルファ三宮(神戸三宮)

■5月23日(金)〜24日(土)
 HCD-Netフォーラム
 会場:東海大学高輪キャンパス

■5月31日(土)
 HCD-Net教育セミナー「ユーザービリティ評価(全7回)」
 会場:VOYAGE GROUP(渋谷)
 
posted by アサノ | 06:26 | イベント予定と記録 | comments(0) | trackbacks(0) |
UX神戸#04 ユーザービリティ評価(NE比)
DSC02997.JPG
 今回からUX KOBEは三ノ宮の富士ゼロックスさんスペースアルファで開催。
DSC02995.JPG
 窓からは眼下に三ノ宮の駅や線路が見える。
DSC02989.JPG
 トイレがきれい!LIXILのショールームか。w
DSC03000.JPG
 あったあった、この部屋ですね。
DSC02979.JPG
 壁が鉄製のパーテーションなので、凄い便利。
 ワークショップのための会場だ。
DSC02981.JPG
 今回は、4月に撮ったムービーの書き起こしから。
DSC02977.JPG
 10分のテストだったら書き起こしに1時間はかかる。
DSC02984.JPG
 被験者全員の書き起こしが終了。
DSC02985.JPG
 行動データと発話データを統合したものをプロトコルデータと呼ぶ。
 行動データ:問題・エラーの所在の発見(言語化出来ない行動)
 発話データ:問題やエラーの原因や、改善のヒント。(行動の背景)
DSC03013.JPG
 行動と発話から、問題点と原因を分析。
DSC03017.JPG
 そろそろUX KOBEも4回目ともなると、壁に向かってブレストが身についてきた。
DSC03007.JPG
 行動データからNE比を出す。
DSC03023.JPG
 思ったより強烈な比率は出なかったですね。残念だな〜。w
DSC03032.JPG
 最後にサイトの改善案を出して、終了。
DSC03052.JPG
 プレゼンスタート!
DSC03048.JPG
 対象ユーザーは明確に。
 じゃないと被験者のリクルートが出来ないからね。
DSC03047.JPG
 不思議だなと思ったのは、どのチームも被験者にやってもらうタスクが箇条書きなこと。
 本来はもっと文学的にシナリオ化して欲しいのだ。
DSC03055.JPG
 タスクを箇条書きにすると、作業ステップの答えみたいになってしまうので、極端なNE比は出なくなる。
 答えを見ながら操作しているようなものだ。
01.jpg
 前回のセミナーで、アクティビティシナリオが(タスク)で、インタラクションシナリオが(作業ステップ)である。
 業界用語ではシナリオとは言わずタスク・作業ステップということが多いので気を付けて下さいと説明したんだけどな〜。
02.jpg
 構造化シナリオでアクティビティシナリオからインタラクションシナリオに移行する時に使う「タスク」は別物です。
 これを間違えて書いているとすれば、被験者に答えを渡しているようなものだ。
03.jpg
 その為に配布したドキュメント見本。
 薄い文字がアクティビティシナリオ(タスク)で、濃い文字がそれに同期したインタラクションシナリオ(作業ステップ)だ。
 こう書いて欲しかった。
 ユーザーは箇条書きのように自分の行動を構造化したりはしない。
 う〜ん、私の説明が悪かったので、もったいないことをしてしまった。
 こういう失敗は初めてだよ。ちょっと落ち込む。。

◇UV神戸2014 アーカイブ
2013年12月14日:#01UX/HCD概論とオブザベーション
2014年06月21日:#05 エスノグラフィ

◇最近のユーザービリティ評価 アーカイブ
posted by アサノ | 00:25 | 全国UXコミュニティー関連 | comments(0) | trackbacks(0) |
長田本庄軒(神戸三宮)
DSC02956.JPG
 5月17日(土)、朝早く東京を出て昼少し前に神戸三ノ宮に到着。
 私には未だに「三宮」と「三ノ宮」の用法が分からん。w
DSC02957.JPG
 生田ロードと高架下が交わるスニーカー屋さんを覗く。
 私が知っている限りでは、一番ニューバランスの品揃えがちゃんとしている。
DSC02958.JPG
 お店のおねえちゃんに「この店有名なんだってね?」と聞いたら。
 「そ〜ですか〜?」とにべもない返事。ww
DSC02959.JPG
 センタープラザの地下にある「長田本庄軒」にやってきた。
DSC02960.JPG
 昼前に来たのは、ここでお昼ごはんを食べるためだ。
 しかし、もう結構並んでいる。w
DSC02965.JPG
 15分ぐらい並んで席に着く。
 先にほぼ注文を焼いておいてくれるので、すぐ出てきます。
DSC02969.JPG
 食べ方が分からないので、隣の人を見ていると。
 目の前にある調味料で、自分で調整するようだ。
DSC02967.JPG
 名物は「ぼっかけ玉子モダン焼き」らしいが、麺を味わいたいので「ぼっかけとろ玉焼きそば」。
 ぼっかけとは、神戸市長田区発祥の牛すじとコンニャクを甘辛く煮たものをうどん、カレー、ラーメンなどにトッピングしたもの。神戸のB級グルメだね。
DSC02970.JPG
 オリバーソース(どろソース)というのが決め手らしい。
 私には味が濃かったので、隣の人のようにご飯を貰って食べる方が良いのかもしれない。
DSC02973.JPG
 食後、UX神戸の会場に向かう。
DSC02972.JPG
 おお、すぐ上のフロアだ。
DSC02998.JPG
 きれいな会場ですね〜。
 さあ、お腹もいっぱいになったので、夜まで頑張ります。

◇2014年5月の神戸・大阪・京都アーカイブ
5月17日(土):長田本庄軒(神戸三宮)
5月18日(日):大阪北浜散歩
posted by アサノ | 00:11 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
若月(新宿思い出横丁)
IMG_3102.JPG
 ちょっと冷たい雨の降る5月21日(水)。
IMG_3103.JPG
 高円寺に行った帰りに、新宿でヨドバシカメラでプリント用紙を買って、思い出横丁(旧称:しょんべん横丁)に入って来た。
IMG_3105.JPG
 「若月」の焼きそばを食べるためである。
IMG_3111.JPG
 ディープなファンが多いと言われるラーメン・ソース焼きそばのお店。
IMG_3110.JPG
 雨の遅い午後のせいか、お客は私一人。
IMG_3728.JPG
 おお、ソース焼きそば大480円。
 自家製の麺が太くてゴワゴワしていて、好き嫌いがあるかもしれない。
 瓶ビールが欲しいですね。w
IMG_3112.JPG
 平日の15時頃ですが、思い出横丁はもう出来あがっちゃっているオジサン多数。ww

◇思い出横丁 アーカイブ
posted by アサノ | 06:12 | B級グルメ | comments(0) | trackbacks(0) |
2014年度 HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論」#01 エスノグラフィ
 5月10日(土)、今年もHCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論(全6回)」がスタートした。
 初回の会場は、品川シーサイドにある「楽天大学」さん。
DSCF0271.JPG
 本日の講師は安藤理事。
 テーマは「エスノグラフィ」。
DSCF0279.JPG
 まず講義を2時間近くみっちり学ぶ。
 この講義を聴くだけでも、講座に参加する価値があると思う。
DSCF0291.JPG
 続いて、チームに分かれてフィールドワーク。
DSCF0313.JPG
 午後に戻って来たら、フィールドメモをまとめる。
DSCF0309.JPG
 メモから、重要な事象を、KAカードに価値として記述。
DSCF0316.JPG
 安藤先生がコツを丁寧に教えてくれる。
DSCF0317.JPG
 なるほど、なるほど。。
DSCF0323.JPG
 フィールドワークで撮影した写真も利用。
DSCF0324.JPG
 KA法はKA法は、紀文食品の浅田和実氏が食品の新商品開発のために開発した、定性情報分析法。
DSCF0327.JPG
 安藤先生が、UX創出のための質的分析法として再評価した手法である。
DSCF0330.JPG
 丁寧に教えて下さいます。
DSCF0331.JPG
 KAカードに、フィールドワークで撮った写真を貼り、その行為の価値を書き出す。
DSCF0334.JPG
 あ〜やって、こうやって。。
DSCF0342.JPG
 写真が無い場合はイラストでも可。
DSCF0352.JPG
 各自が書き出したカードを集め。
DSCF0362.JPG
 KJ法で分類する。
DSCF0363.JPG
 この分類がキモで。
 普通にKJ法でやってしまうと、慣れない人はカテゴリーで分類してしまうが。
DSCF0365.JPG
 KA法は価値でグルーピングして行くのがポイント。
DSCF0381.JPG
 グルーピングした中分類を、不定形に切った台紙で模造紙上で大分類して行く。
DSCF0388.JPG
 位置関係はこれで良いかな?
DSCF0390.JPG
 表題をつけて。
 チーム名も忘れずに。
DSCF0393.JPG
 位置関係が決まったら、その関係を矢印で示す。
DSCF0394.JPG
 今回は会場の問題もあり、なかなか壁に向かってブレスト出来なかったが。
DSCF0397.JPG
 やっとこの段階で、活発なブレストが行われた。
DSCF0409.JPG
 プレゼンスタート!
DSCF0417.JPG
 皆さん、慣れていますね。
DSCF0432.JPG
 こういう階段教室は、発表を見るには良いですね。
DSCF0436.JPG
 丸1日のセミナー、お疲れさまでした。
 次回は、長谷川理事の「カスタマージャーニーマップ」です。

 
◇2014年度 HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論」アーカイブ
第1回05月10日(土):安藤理事「エスノグラフィ」
第2回06月07日(土):長谷川理事「カスタマージャーニーマップ」 
第3回07月12日(土):山崎理事「発想法 」
第4回09月13日(土):早川理事「ユーザーインタビューと要求抽出 」
第5回10月11日(土):早川理事「構造化シナリオ法」 
第6回11月15日(土):浅野理事「ペーパープロトタイピング 」

2013年度 HCD-Net教育セミナー「サービスデザイン方法論」アーカイブ
第1回05月18日(土):安藤理事「エスノグラフィ」
第2回06月08日(土):長谷川理事「カスタマージャーニーマップ」
第3回07月06日(土):山崎理事「発想法」
第4回09月28日(土):早川理事「インタビュー調査」
第5回10月19日(土):早川理事「構造化シナリオ法」
第6回11月16日(土):浅野理事「ペーパープロトタイピング」
posted by アサノ | 00:01 | HCD-Net活動 | comments(0) | trackbacks(0) |
2014年GW インドシナ半島の旅 3日目市場好き(バンコク・ヤワラー)
DSC01105.JPG
 ワット・アルンの次は(N5)で下船。
DSC01104.JPG
 1DAYパス買ったけど、一度もチェックされてないぞ。ww
 こういうのを「マンペイライ精神(寛容で責任感が乏しい)」と言うのか。
01.jpg
 船着場を降りると、すぐ街がある。
DSC01108.JPG
 ベトナム・ホーチミン市のチョロン地区のように、どこの国でもチャイナタウンは活気がある。
DSC01109.JPG
 露店も都会のスクンビットとは売ってるものが違うね。
 チャオプラヤー川の恵みか。
DSC01113.JPG
 むむ、ザクロジュース。
DSC01114.JPG
 まず来たのがサムペン・レーン通り。
DSC01115.JPG
 もう店舗だらけでグチャグチャ。ww
DSC01117.JPG
 様々な文房具や手芸用品などの問屋が並ぶ。
DSC01124.JPG
 日本のファンシーグッズの仕入とかも来るのだろう。
DSC01125.JPG
 かわいいカバン屋さん。w
DSC01126.JPG
 時計屋さん。
DSC01127.JPG
 生絞りライムジュース。
 ちょっと飲んでみたいですね〜。
DSC01129.JPG
 クツの問屋街もあるので、サンダルも安いと思う。
DSC01133.JPG
 サムペン・レーン市場の雑踏から表通りに出てくると。
 ここはヤワラート通り。
DSC01134.JPG
 まるで香港の「彌敦道(ネイザンロード)」を切り取って持って来たようだ。
DSC01135.JPG
 このチャイナタウンを地元の人は「ヤワラー」と呼ぶ。
DSC01136.JPG
 東南アジア諸国では華僑は経済を支配して大きい顔をしているが、なぜかタイでは肩身が狭いのだという。 
 確かに以前はタイの華人は経済を握りすぎたために、政府から嫌われて苦労した時期があったらしい。
 しかし、リーマンショック以来の東南アジア金融危機で、国際的な資金がタイから引き揚げられる中どうしても華僑に頼らざるを得なくなり、現在は大きな顔をしているらしい。w
 そういえば前首相のタクシン氏は客家系だという。
DSC01137.JPG
 タイの華人は、タイに同化していて見た目もタイ人とあまり変わらないという。
DSC01140.JPG
 おお、フカヒレと並び称される中華料理の高級食材ツバメの巣はタイの特産品である。
DSC01144.JPG
 チャオプラヤー川で獲れた魚介類ですね。
DSC01146.JPG
 カニ。。
DSC01154.JPG
 おお、中華街の色だ。
DSC01156.JPG
 これは仏具屋さんなのでしょうか。
DSC01163.JPG
 凄い古いベスパを業務用で使っている。
 タイは知る人ぞ知る、ビンテージバイクの宝庫なのだ。
 ホンダスーパーカブが登場する前のヨーロッパから入って来たバイクが、現役で走っているからだ。
 中華街のシンボル「牌楼(中華門)」に到着。
 本日の行程も、あと少し。
 やっとファランポーン駅までたどり着きました。
 今日は休養日のつもりだったのに、歩いちゃったな〜。
 でもまだ15時頃だから、ホテルに帰って昼寝しよう。w


2014年GWインドシナ半島旅行アーカイブ
タイ編
4月30日:1日目バンコク到着
4月30日:1日目スクンビット界隈
カンボジア編


◇市場好きアーカイブ
14年バンコク・ヤワラー:http://asanoken.jugem.jp/?eid=3023
14年神戸二宮市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2985
14年下高井戸駅前市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2915
14年世田谷ボロ市 2014年:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2901
14年吉祥寺ハーモニカ横丁:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2890
13年北九州小倉旦過市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2873
13年京都八百一本館:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2778
13年ホイアン市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2780
13年ハノイ・ドンスアン市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2763
12年ペナン島チャイナタウン:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2391
12年バンコク・ウィークエンドマーケット:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2375
12年大阪天神橋筋商店街:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2320
12年大阪京橋商店街:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2318
12年金沢近江町市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2259
12年錦小路でお惣菜に腹が鳴る:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2248
12年錦小路市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2167
12年横浜中央卸売市場関連棟:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2164
12年京都の朝古川商店街と祇園:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2161
11年秋葉原電気街とアメ横:http://asanoken.jugem.jp/?eid=2020
11年チョロン地区の青空市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1990
11年チョロン地区ビンタイ市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1989
11年ホーチミン市ベンタイン市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1985
11年ハノイ旧市街36通り:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1983
11年澳門紅街市から三盞燈:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1879
11年香港九龍旺角街市:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1870
11年名古屋柳橋中央市場食堂めぐり:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1854
11年京都一澤帆布と古川商店街:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1775
11年京都錦市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1774
10年函館朝市:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1662
10年名古屋柳橋中央市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1647
10年台東市中央市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1593
09年ソウル南大門市場:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1269
08年沖縄那覇:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1180
07年台湾高雄:http://asanoken.jugem.jp/?eid=1179
posted by アサノ | 00:10 | 市場好き | comments(0) | trackbacks(0) |
2014年GW インドシナ半島の旅 3日目チャオプラヤー川クルージング2(ワット・アルン)
DSC01056.JPG
 カオサンから、再びチャオプラヤー・エクスプレスボートに乗って。
01.jpg
 (N8)のター・ティアンに向かいます。
DSC01055.JPG
 途中の(N11)辺りにある、ヤバイ人体標本とかがあるシリラート病院
 法医学博物館とか解剖学博物館とかが見学可能。
DSC01057.JPG
 右岸にワット・アルンが見えてきました。
DSC01061.JPG
 一旦(N8)船着場に上陸し。
 対岸への渡し船に乗る。
DSC01063.JPG
 バンコクは元々このチャオプラヤー川の水路で発達した街なので。
 ボートが網の目のように繋がっていて、我々の感覚よりも効率よく出来ている。
 渋滞も無いので、バスやタクシーよりも快適だ。
DSC01062.JPG
 近づいてくると、思ったより大きい。
DSC01065.JPG
 渡し船の船着場からは5分ぐらいで寺の入口に着く。
DSC01066.JPG
 ドレスコード。w
 左よりノースリーブ禁止・ミニスカート禁止・タンクトップ禁止か。ww
DSC01092.JPG
 ショートパンツで来た女の子は、このように布を巻くように指示される。
 男は短パンでもスルーだけど、ムスリムの寺院なんかはダメだよね。
 バックパッカーは七分丈のパンツが制服というのは、そういう意味もあるのかな。
DSC01068.JPG
 個人的にお経をあげてもらっている人達。
 若者が多いのも、タイならではですね。
DSC01069.JPG
 ワット・アルン(Temple of Dawn)は三島由紀夫が遺作豊饒の海第3巻「暁の寺」のモチーフにした寺院だ。
DSC01074.JPG
 想像していたよりも巨大な建造物なので驚いた。
DSC01076.JPG
 チャオプラヤー川にたたずむ姿は、バンコクを代表する光景である。
DSC01077.JPG
 一昨年、対岸の王宮近くにあるワット・ポーには行ったことがあるが。
 スケール感が全然違う感じ。
DSC01078.JPG
 ミラノのドゥオモを初めて見た時の感動に似ている。
DSC01079.JPG
 この階段、本当に怖いです。
DSC01080.JPG
 建立時期は不明で、18世紀に大修復されたらしい。
 この目の怖い像は「猿神ハヌマーン」だな。
DSC01081.JPG
 西洋で言えば後期ゴシック建築に相当するのかな。
DSC01082.JPG
 川風が気持ち良い。
 バンコクの暑さを忘れそうだ。
DSC01084.JPG
 これは「迦陵頻迦(かりょうびんが)」ですね、私にもわかります。
 歌が上手いんだよね。
DSC01086.JPG
 私の立っている大仏塔は高さが75mもあるそうです。
DSC01087.JPG
 離れた仏塔を見ると、余計に高さが気になる。w
DSC01089.JPG
 気持ちが良いけれど、降りるのが怖い。仏罰とか。。
DSC01090.JPG
 建物はゴシックだが、彫刻はロマネスク。ww
DSC01094.JPG
 それにしても細工が美しい。
DSC01098.JPG
 昨日のアユタヤといい、13世紀から18世紀ぐらいまでのタイって凄い大国だったのですね。
 アジアで西洋諸国の侵略と植民地化をされなかったのは、日本とタイ王国だだったのでした。
DSC01099.JPG
 今日はいいものを見せて頂きました。
 タイの寺院は濃すぎて、見るのは1回1ヶ所だけだな。w
DSC01101.JPG
 渡し船からの景色。
 次は暁かライトアップされた夜に来てみたい。

◇2014年GWインドシナ半島旅行アーカイブ
3月19日:アンコールワットに行きたい
タイ編
4月30日:1日目バンコク到着
4月30日:1日目スクンビット界隈
カンボジア編
posted by アサノ | 00:11 | 2014年GW インドシナ半島横断 | comments(0) | trackbacks(0) |
2014年GW インドシナ半島の旅 3日目チャオプラヤー川クルージング1(カオサン通り)
DSC00948.JPG
 5月2日(金)の朝。
DSC00945.JPG
 宿近くのフードコートで朝ごはん。
DSC00946.JPG
 汁かけめし。ww
DSC00943.JPG
 蒸し鶏と唐揚げのミックス・カオマンガイ
 これが南下してマレーシアやシンガポールに行くと「海南鶏飯」になる。
 マレー半島の定番料理だ。
DSC00949.JPG
 汁かけめしは、おかず1種類で30バーツ、2種類で35バーツ。
DSC00950.JPG
 MRTの駅に来たら、QBハウスみたいな床屋があった。
 100バーツだから約300円。
DSC00951.JPG
 BTS(高架鉄道)で、アソーク駅からサパーン・タークシン駅へ向かう。
DSC00952.JPG
 電車の中はきれいで、皆スマホいじり中。
 日本の電車と同じだ。
DSC00953.JPG
 電車のラッピングが美しい。
 ZUIKOの文字が泣かせる。。
DSC00954.JPG
 サパーン・タークシンの有料トイレで寝る子。おかあさんは集金係。
 こういうの見慣れてしまうと、「可哀想」とかではなくて「おっ、いいとこで寝てんな」なみたいな発想になる。
 日本とは子どもを取り巻く環境が違うので、一概に比較は出来ないのだ。
DSC00955.JPG
 これからチャオプラヤー川を遡る。
 何度か乗り降りするので1DAYパスを購入。150バーツ(約450円)
DSC00969.JPG
 チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗って。
 起点のサートーン(CEN)から終点のプラ・アーティット(N13)まで行く。
DSC00960.JPG
 船のデッキは風が当たって気持ちが良い。
DSC00964.JPG
 船内は観光客でいっぱい。
 大抵は(N8)のター・ティアン辺りでお寺を見に降りてしまう。
DSC00958.JPG
 この辺りね。
DSC00966.JPG
 我々が乗っているのは観光バスだとすると、こいつはタクシーか。
 トラックの馬鹿でかいディーゼルエンジンを積んで、結構なスピードで走る。
DSC00967.JPG
 (N13)プラ・アーティットに到着。
 30分はかからないかな。
DSC00971.JPG
 船着場から10分も歩かないうちに、西洋人の若者が目につき始める。
DSC00974.JPG
 この辺り一帯が、欧米人バッグパッカーの聖地カオサンだ。
DSC00978.JPG
 聖地というか、自分たちの生活様式を強引に持ち込んでいる街という意味でもある。
 カオサンの地図。
 現在はお寺の横の赤い線の所にいる。
 メインストリートのカオサン通りよりは静かで緑が濃いので、泊まるならこの辺りがお勧めだ。
DSC00981.JPG
 一昨年泊まった「New Siam III Guest House」。
DSC00980.JPG
 入り口は分かりにくいが、静かで良い宿でした。1泊25ドルぐらいだったと思う。
DSC00986.JPG
 チャクラポン通りとランプト通りの交差点にいるおばちゃんの屋台に突進。
DSC00989.JPG
 ここのカオマンガイは超美味い!
 なんだろう、この人センスが良いのか、他で食べるカオマンガイとは全然違うんだよな。
 カオサンにいたら、日に一度は食べたい。
 相変わらずの美味さでした。幸せが40バーツ。w
DSC00990.JPG
 チャクラポン通りのスタバ。
 ここまで来てスタバに入っている君はビギナーだな。着ているものも全て新品くさい。ww
DSC00999.JPG
 I LOVE KHAOSAN
DSC00995.JPG
 子ども連れで来るにはいいかも。
DSC00997.JPG
 メインストリートのカオサン通りです。
DSC00998.JPG
 道端で三つ編みにしてもらっている韓国人。
 バリ島に行くといますよね。
DSC01015.JPG
 いきなり道端でTATTOOを入れちゃう韓国人。いいのか!
DSC00983.JPG
 本日のカオサンでのミッションその1。
 ゴム草履を買うこと。
DSC01022.JPG
 「ハワイアナスBRASIL」ビーチサンダルのコピー商品を、200バーツというのを180バーツ(約500円強)で購入。
 日本で買うと2500円ぐらいするんだよ。本物がw
DSC01023.JPG
 みんなゴム草履だ。w
DSC01008.JPG
 本日のカオサンでのミッション2。
 カオサン通りの最深部にある日本人がたむろする地域を見ること。
 前回来た時は興味が無くて来なかったのだが、今回は見てみよう。
◇この地図の右下:PDF
DSC01000.JPG
 カオサンのメインストリートとはガラッと打って変った雰囲気。
DSC01002.JPG
 あまりこぎれいでは無いね。
DSC01003.JPG
 確かに日本人向けのゲストハウスが並ぶ。
DSC01004.JPG
 いわゆる、ドレッドヘアーでインド風のスタイルのバックパッカーが沈殿している界隈らしい。
DSC01005.JPG
 ただ、何のためにここに長逗留するのか分からないので、即退散だ。
DSC01006.JPG
 ここに長逗留するならスクンビットのソイに長逗留した方が異文化体験にはなる気がするが。
 仲間が見つけやすいのかもしれないね。
DSC01009.JPG
 また、カオサン通りの方に戻って来て、裏通りを歩く。
DSC01011.JPG
 カオサン通りと並行する裏道だ。
DSC01016.JPG
 やはり安いゲストハウスが沢山ある。1泊180バーツ、ゴム草履と同じ値段。w
DSC01017.JPG
 カオサンも再開発が始まったらしく。
 雰囲気の良かった裏通りが壊されていた。
DSC01019.JPG
 こういう感じの店が多かったのだが。
DSC01020.JPG
 こんな感じに。
P1260725.JPG
 これは一昨年の同じ場所。
P1260593.JPG
 三叉路っていいのにね。(一昨年の写真)
DSC01025.JPG
 ランプト通りに来た。
 欧米人が自分たちの価値観を持ち込んだ通り。
DSC01029.JPG
 う〜ん、君たちもビギナーっぽいね。w
DSC01030.JPG
 ランプト通りから裏路地に入る。
DSC01031.JPG
 袋小路に小さなゲストハウスが何軒かある。
DSC01032.JPG
 さらに奥に進むと。
DSC01034.JPG
 www
DSC01035.JPG
 ポッカリとカオサン通りに出る。
 僕が若者なら、この辺りに泊まりたい。w
DSC01037.JPG
 メインストリートには外人向けのパッタイ(焼きそば)屋が並ぶ。
DSC01038.JPG
 50バーツぐらいだけど、意外と美味しいですよ。
DSC01039.JPG
 ここまで来てバーガーキングを食うのも欧米人。w
DSC01040.JPG
 先ほどのカオマンガイ屋台の交差点。
 ここにいるトゥクトゥクやタクシーは皆ボルから気をつけよう。
 100mぐらい移動すると、ちゃんとした値段で乗れる。
DSC01041.JPG
 お寺の方に戻って来た。
DSC01043.JPG
 1軒良い宿を教えておきます。「Lamphu House」。
DSC01044.JPG
 お寺の近くだが、ちょっと奥まっていて静かだ。
DSC01045.JPG
 カオサンぽくないといえば言えるけど。w
 近くの「Rambuttri Village Inn」も高級ぽくて良い。
DSC01048.JPG
 さあ、そろそろ次の場所に行くか。
DSC01049.JPG
 カオサンはタイではない。
DSC01051.JPG
 欧米人がアジアに作った自分たちの居場所である。
DSC01052.JPG
 ただ、団体旅行で行くような高級リゾートでは無く、安宿とバーが軒を連ねる日本人には考えつかないバカンスを過ごす場所ではある。
 2回行くことも無いが、一度は行ってみることを薦める。
DSC01054.JPG
 これより、またチャオプラヤー・エキスプレスボートに乗って(N8)ター・ティアンに行きワット・アルン(暁の寺)を観て、(N5)ラーチャウォンからヤワラー(中華街)に行く予定だ。

◇2014年GWインドシナ半島旅行アーカイブ
3月19日:アンコールワットに行きたい
タイ編
4月30日:1日目バンコク到着
4月30日:1日目スクンビット界隈
カンボジア編
posted by アサノ | 00:08 | 2014年GW インドシナ半島横断 | comments(0) | trackbacks(0) |
浅野先生とイカを食べる会(5/15)
 5月15日(木)、産技大2012年度履修生のメンバーが、私を神保町の「イカ・センター」に連れて行ってくれました。
 まあ、私はダシで皆が集まる口実なのでしょうが。ww
IMG_2957.JPG
 神保町にある「イカセンター」へGo!
IMG_2949.JPG
  おお!凄い刺身盛りだ。w
IMG_2950.JPG
 生簀の中で泳いでいた「スルメイカ」。
IMG_2952.jpg
 今回幹事を引き受けて下ったフジタジュンコ嬢。
IMG_2954.JPG
 「いさきのカマ」。だったと思う。。
IMG_3615.JPG
 話が弾んで、ガンガン食う。w
IMG_2956.JPG
 オジサンはすぐお腹がいっぱいになり、生野菜で芋焼酎をがぶがぶ。
IMG_2958.JPG
 結局19時半から23時までいました。
IMG_2961.JPG
 いやいや、皆さんありがとうございました。
 修了生の活躍状況をお聞きするのはうれしいですね。
 また、飲みましょう!
ps:
 最後に「ビストロ・アリゴ」で、ちょっと一杯ワインを立ち飲みしようと思ったら23時でオーダーストップでした。残念
posted by アサノ | 00:23 | 日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
DMM.com 社内研修#01 オブザベーション1(カップ焼きそば)
DSC02309.JPG
 恵比寿のDMM.comさんで、年間を通じての社員研修が始まった。
 こういう試みは4年前のNHN Japanさんのように伸び盛りの企業さんならではなのかもしれない。
 楽しみだな〜。
 まずはブートキャンプネタの「カップ焼きそば」のオブザベーション。
 HCDやUXデザインのメンタルモデルを作ってもらうのが狙いである。
 今回の研修は平日の終業後なので、1回だいたい3時間ぐらいか。
 通常のワークショップでやることを2分割して行うイメージだ。
DSC02287.JPG
 まずは、カップ焼きそばを食べてもらう。
 被験者の属性はヘビーユーザーもいれば初めて食べる人もいる。
 この写真は、ヘビーユーザーがマニュアルには無い、麺の下にカヤクを入れているところ。
 時としてユーザーは設計書の意図しない操作を経験的に最適化するものである。
 カップ焼きそばを、アプリやソフトウェア、はたまたデバイスだと思って観察してみると、思わぬ発見があるものだ。
DSC02297.JPG
 カップ焼きそばというメンタルモデルを持っていない人は、面白い行動をする。
 こういう事象ほど貴重なものは無い。
 北海道の人はカップ焼きそばの湯切りしたお湯を飲むと聞いたことがある。w
DSC02300.JPG
 ペヤンガーの常識
 ・かやくを麺の下に入れる。 
 ・湯切り口の爪を先に空けておく。 
 ・お湯を入れて温めてる際にソースをフタの上に置いて温める。
 ・温める時間は3分ではなく2分30秒。 
 ・湯切りする際にシンクが「ボン」となっても驚かない。 
 ・湯切り後に蓋に麺が付いてたらデコピンで落とす。    
 ・ソース袋は細めに開けてまんべんなくかける。 
DSC02303.JPG
 湯切りは一番エラーが出やすい作業ステップだ。
 しかし、それらの事柄をユーザーは困ってはいない。
 人間はレッスンを繰り返すことで、殆どの問題を乗り越えてしまうのだ。
DSC02304.JPG
 むしろ、こういうことに着目しよう。
 大抵の人は、3分間麺を蒸らしている間スマホをいじっている。
 問いを立てよう。
 ・人は3分間でも「なにもしない時間」を持て余すのだろうか。
 ・いじっているスマホで何をしているのだろうか。
DSC02318.JPG
 観察メモを各観察者から出してもらい、統合して清書する。
DSC02312.JPG
 ここでカードを使って視覚化するのは良いが、かなり大事になって時間を食い始める。
DSC02319.JPG
 この辺りは、観察者を2名にした方が統合しやすいかも。
 また3名でやった場合は、一番良い人のメモをベースにして、他の観察者のコメントを足すのでも良いだろう。
 私がもう少し上手く説明すれば良かったですね。
DSC02320.JPG
 あまりこの辺りで時間を食うのはもったいないが。。
DSC02322.JPG
 何事も、無駄で時間を食うことを山ほど体験することによって、洗練された作法を身に着けるものなのだ。
 ゼミ生だと、当然こちらのアプローチを取るのだが。
 時間の無い社会人ワークショップの実施者としては、その辺りのジレンマがある。ww

今回の反省:
 どうも私の説明が悪かったようで。
 1)被験者は発話思考はするが、説明的な言動はNG。
 2)モデレーターは、被験者が作業中は質問はしない。
 3)モデレーターは、テスト中は黙ってしまった被験者の発話を促すだけ。
 4)他の観察者は、テスト中も終了後も質問はしない。
 これらの事柄が伝わらず上手く行かなかったチームがあったようだ。

解説:
 1)と2)は、出来る限りリアルなユーザーとして振る舞って欲しいので。テスト中は個人で一人部屋の中で食べているようなシーンを作りピュアな発話だけ取りたい。
 3)は、普通に「しゃべって下さい。」と言えば良い。質問をして発話を促す必要は無い。
 4)は、モデレーターは戦略的に質問を構成して問うているので、他の質問者が興味本位で割り込むと、めちゃくちゃになってしまうため。
 結構、インタビュアーというものは答えを導き出すために、あの手この手を尽くしているものなのだ。

◇DMM.com 2014年度東京社内研修アーカイブ
05月28日#02:オブザベーション2(分析と記述)

◇DMM.com 金沢社内研修アーカイブ
2013年09月22日:ユーザー評価

posted by アサノ | 00:12 | 企業研修(守秘義務アリ) | comments(0) | trackbacks(0) |
Search this site